トライアンフ新作 スピード400とスクランブラー400Xに宮城 光所長が試乗!
公開日:2024.01.29 / 最終更新日:2024.01.29
バイクの未来に切り込んでいくコンテンツを発信する『バイク未来総研』。
今回は、トライアンフが1月26日(金)より発売した「スピード400」と「スクランブラー400X」にバイク未来総研、宮城 光所長がいち早く試乗しましたのでインプレッションをお届けします。1月25日(金)に行われたメディア向け発表会の様子とあわせてどうぞ!
バイク未来総研とは
国内外のレースで輝かしい成績を挙げ、現在も多方面で活躍する宮城光氏を所長に迎え、バイクライフの楽しさやバイク王が持つバイクに関する独自データ分析などの情報発信に加え、ライダーやバイク業界がこれから描く「未来」に切り込んだコンテンツを順次発信します。
メディア発表会の様子
発表会オープニングでは、トライアンフモーターサイクルズジャパン大貫陽介社長、音楽バンド「WONK(ウォンク)」ボーカルの長塚 健斗さん、俳優の佐藤 信長さん、YouTuberのRurikoさんが登場。
「スピード400」「スクランブラー400X」のアンベール後、それぞれのスペックや特長が明かされ、いち早く試乗した長塚 健斗さん&佐藤 信長さんお二人が試乗感を語るトークショーが行われた。
登壇する大貫社長。既に予想を大きく上回る受注があるという。400ccモデルを通してより多くの方々に楽しんでほしいと語る。
登壇のシニアマーケティングマネージャー山本氏よりスピード400、スクランブラー400のスペックが語られる。開発に5年以上の歳月をかけ、大型と同じ高い品質、妥協のないデザインに仕上げたという。
長塚 健斗さん&佐藤 信長さんのトークショー。2年ぶりにバイクに乗る長塚 健斗さんだが、スピード400、スクランブラー400Xともに操作性抜群で「トルクを感じてバイクに乗っている感が心地よい。僕みたいな素人でも乗りやすいと思えるバイク」と語る。
「クラッチがつなぎやすく、エンジンの吹き上げもよい。ちょっと出かけたい時に楽しく乗れるバイク」と語る佐藤 信長さん。
スピード400&スクランブラー400、宮城 光所長が試乗!
メディア発表会後、いよいよ宮城 光所長による試乗スタート!
試乗を終えて。宮城 光のココがポイント
デザイン面では「スピード400」、「スクランブラー400X」、どちらもとてもスタイリッシュ。とてもかわいらしいピーナツ型のタンクは秀逸です。しっかりとシリーズを継承しながらも、例えば灯火類はすべてLEDで現代のエッセンスを採り入れている点等、ネオクラシックに寄りすぎないように、随所に工夫が見られます。
エンジンは、2車種ともに新型TRシリーズエンジンを採用し、見た目のデザインとは裏腹に、中身は現代の技術のエンジン。見た目のデザインとのギャップが魅力であり、とても好感が持てます。
コーナリングについてですが、「スピード400」は特に軽やかなハンドリングで、車体を寝かしていく時にもクセがなく、あまり考えずにすぐに自分が扱える領域にすぐに持っていける、ユーザビリティが高い印象でした。
私のようにバイクを乗り込んできたライダーにとっても満足のいくバイクだと思いますし、例えばブランクがあるリターンライダー、走り始めのライダー等、オールラウンドで乗りやすいと思えるバイクです。中身は最先端の技術、クラシカルそれでいて現代調のエッセンスの入ったデザイン、そして特筆すべきは適切なコストカットによるコストパフォーマンスの良さです。
ステップのヒールガード、エンジンの吸気系のカバー等、ステンレスのプレスする素材にする等、上手く軽量化とともに適切なコストカットに成功したバイクと言えると思います。(メーカー希望小売価格はスピード400が69万9000円、スクランブラー400Xが78万9000円。)
トライアンフ初、普通自動二輪免許でも乗れる400シリーズの発売は、日本・世界のマーケットに影響を与えていくのではないでしょうか。今後の中型クラスの動向に注目です。
モーサイwebで試乗インプレッションを掲載中!
今回のトライアンフ「スピード400」、「スクランブラー400X」試乗インプレッションは、モーサイweb協力により行われました。
モーサイwebでは宮城 光所長による、2車種それぞれのインプレッション記事を掲載中!
記事リンクはこちらから。
▼「中免」で乗れるトライアンフ、スピード400&スクランブラー400Xに宮城 光が速攻試乗!
https://mc-web.jp/motorcycle/131386/