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二回にわたってお届けしてきたサビ取り剤企画。

様々な部分に塗って検証してみましたが、結果安定したパフォーマンスを発揮し続けたのは「花咲かG」

そこで今回は、花咲かGを作っている榮技研に突撃取材してみました!

他とは何が違う?


他のサビ取り剤と決定的に何が違うのか聞いてみると、出てきたのは環境の話。
普通だったらまぁそっかー、程度ですがこだわりと技術がハンパなさすぎて思わず聞き入っちゃいました…。

これは今回の「ラストリムーバー」だけに言えることではなく、花咲かGシリーズ全体で言えることですが、公文書付きの環境配慮をしているんです。


「神奈川県産業技術センター」に製品を全て検査してもらい、裏付け済み。
海外でも広く知られています。

これの何が凄いかというと、他のサビ取り剤はこういう配慮をしていないため、使っていると目が痛くなったり鼻が痛くなったりするんですが、花咲かGだけは特に感じませんでした。(一番鼻が痛くなったのはサビ取り職人vol.1参照)


サビ取り後に薬剤を拭いたウエスを燃えるゴミに捨てられ、それが海に流れたり燃えたりしても有毒にならないように作られている、こだわりがすげえ…。

ここだけの話、こだわりと効果が認められて某二輪メーカーの純正部品にも使われていたりするんです。

これだけで十分凄いってのは伝わったと思います。

使い方のイロハ

ここからは花咲かG ラストリムーバーの性能について、説明書には書いていない突っ込んだ質問をしてみました。

得意な所、苦手な所は?


ラストリムーバーが効くのは鉄とステンレスの部品。

ジュラルミンやマグなどの特殊な材質には使えません。
アルミなどにも効果はありませんでした。

使う場所で気をつけたほうがいい所は?


基本的には材質さえ合っていればどの部品にも使えますが、素材側に問題がある場合も。
稀に同じ鉄でもケミカルに弱い場合があるんです。

安いボルト、ナットの頭やホイールのスポークなどにも効くんですが、素材を痛めてしまうこともあるようです。

他には亜鉛メッキ、ユニクロメッキでも素材が痛むことがあるようです。
これは花咲かGがどうこうってよりも、部品側の問題なので他のサビ取り剤にも言えることですね。

気温や湿度は?


気温や湿度は直接効果に関係しないようです。

ただ一番いいコンディションは常温。
20度〜25度くらいが一番良いでしょう。

真冬に使う場合はマストではありませんが、部品を取り外して室内でやったほうが安心かもしれません。

まとめ

今回様々なことを取材しましたが、とにかくこだわりが強い会社でした。
30年以上取り組んでいるだけあって、サビ取り効果を出すのはもちろんのこと、その後の事まで配慮しているあたり、人気の秘密があるようです。

一般ユーザーだけでなく、時には軍や二輪メーカー、四輪メーカーも使う製品。
これだけでも信用はうなぎのぼりだと思います!

花咲かGシリーズは他にもあるので、中々バイクに乗れないこの時期のメンテにはピッタリですよ!

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