【くらべて選べるバイク動画】バイク王TV

今回は、2ストバイクの3台を乗り比べ!

モーターサイクルジャーナリストのケニー佐川(佐川健太郎)さんが、バイク王の在庫から選りすぐりの車両をインプレッション!
各車種の特徴や中古車選びのポイント、ミニサーキットでの試乗シーンを収録。
今回は『最強伝説 2スト特集』です。

試乗車両

①NSR250R SE (HONDA)

1986年発売。
NSR250Rは発売時から一貫してV型ツインエンジンを搭載。歴代モデルの中でも、ムービーに登場する最終型(MC28)は、最高出力こそ規制によって40ps/8,500rpmですが、2スト特有のスムーズな吹けあがりと軽快な走りは健在です。
また、バイクとしては世界初の「カードキー」が装備されました。
走行性能は、適度にしなるフレームや成立フォークによってバランスのとれた車体に仕上がっています。
一般ユーザーはもちろん、レース活動をする方々にも愛された1台です。

②TZR250R (YAMAHA)

1985年発売。
ムービーに登場するのは最終型 (3XV)で、乾燥重量126kgはクラス最軽量。前モデルまではパラツイン(並列2気筒)でしたが、当モデルよりエンジンをバランサー付きVツインに変更されています。
“ヤマハハンドリング”といわれる軽快な旋回性能を誇り、サーキットやレースユースを中心に人気を誇りました。

③500SS MACHⅢ (KAWASAKI)

1969年発売。
空冷2スト並列3気筒エンジンを搭載し、当時としては驚異的な加速性能を誇りました。ムービーに登場するのは最終型 (H1F・1974年)で、初期モデルよりもフレームの強化やフロントブレーキをディスクに変更するといった改良が加えられ、多少乗りやすくなりました。ピーキーな出力特性や「曲がらない・止まらない」ことなど“乗り手を選ぶバイク”といわれることがあり、乗りこなすにはある程度の技術と慣れが必要。それでも『伝説のバイク』として、今も根強い人気を誇っています。

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TEXT by BLL研究員おはぎ

撮影協力:トミンモーターランド
http://www.tomin-motorland.com/

筆者プロフィール

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