【BLL研究員が行く!】第45回東京モーターショー2017 潜入調査!
公開日:2017.10.31 / 最終更新日:2023.06.22
Bike Life Lab(バイクライフラボ)研究員のおはぎです。
10/28(土)より一般公開が始まった「第45回 東京モーターショー」。
メインは4輪やそれに付随するテクノロジーなのですが、国産の各2輪メーカーもニューモデルが目白押しなのです!
ということで、今回の『BLL研究員が行く!』は、そんな「東京モーターショー」におはぎが潜入して出来立てホヤホヤのニューモデルを調査してきました!
台風接近中・・・しかし!
おはぎが行ったのは一般公開初日の10/28(土)。
台風22号が接近中で駐車場も比較的余裕な感じです。
「これ意外と空いてるんじゃないか?」
なんて甘い考えで会場入りしました。
人、人、人・・・
さすが日本最大級の自動車イベント。ちょっとの雨じゃ動じませんね(汗)
スズキ -グローバルモデルが国内導入間近か-
まずはスズキブース。
GSX-R125 ABS
海外で販売されている『GSX-R125 ABS』が展示されています!
すでに国内では『GSX-S125 ABS』が発売されていますが、こちらは低く構えたセパハンなど『GSX-R』の名に恥じぬスポーティーな作りとなっています。
出典:GLOBAL SUZUKI 公式サイト(http://www.globalsuzuki.com/motorcycle/products/gsx-r125/#electric)
しかも、125ccクラスでは、というかバイクではまだまだ珍しい「キーレスゴーシステム」が搭載されています!
参考出品車ながら、国内での販売される日も近いのではないでしょうか。
SV650X
こちらは世界初公開となるコンセプトモデル『SV650X』
現行の『SV650 ABS』がベースと思われますが、最近流行のネオレトロといわれるジャンルです。
こちらも参考出品車でありながらほぼ完成形となっており、発売が待ち遠しいモデルです。
カワサキ -伝説復活-
Z900RS
今回のカワサキの目玉といえばコレ!(※人だかり的にフロントビューはあきらめました)
リアビューはこんな感じ。
Z1を思わせる丸型テールライトが備えてあります。
そしてカラーリングは『火の玉』が再現されています!
かなりZ1の雰囲気を醸し出しているモデルですが、「もっと再現したい!」なんて方もいるかもしれませんね。
そんな方に朗報です!
ノーマル車の隣には、有名カスタムショップが手がけたZ900RSのカスタム車両の展示がありましたので、このようなショップでさらに自分好みにカスタムしてみてはいかがでしょう。
ドレミコレクションさん製作の1台。
往年のZが再現されています!
ダミーフレーム装着でオーソドックスなネイキッドに多いダブルクレードルフレームを再現。
4本出しマフラーや大型ウィンカーでノスタルジックに。
Ninja250/400
現行ラインナップのNinja250&400がモデルチェンジ。
250ccクラス最高の39PSをたたき出す新設計エンジンを搭載したハイパワーモデルに生まれ変わりました!
外装も一新されていますね。
ヘッドライトがLED化され、サイドはフィンを強調したデザインに。
テールライトは複雑な形状に変更。
ヤマハ -ニューテクノロジーが目白押し-
NIKEN(ナイケン)
LMW(3輪バイク)の代名詞的存在のトリシティを生み出したヤマハから、世界初公開の大型LMWが出品されました。
エンジンはMT-09ベースの水冷並列3気筒(排気量不明)
ちなみに、車名の読み方は『ニケン』ではなく『ナイケン』が正しいです。
(おはぎは『ニケン』だと思ってました・・・)
メーターやスイッチボックスはMT-10と共通の模様。
クルーズコントロールやモード選択も付いていると思われます。
高速道路を使った長距離移動もラクラクですね。
かなり車格が大きいですが、全幅は885mm。これは、MT-09トレーサーよりも小さいんです!
にしても特徴的なフロントマスクです(汗)
ホンダ -生まれ変わったロングセラーモデル-
GOLDWING TOUR / GOLDWING
先日現行モデルが生産終了となった『GOLDWING』ですが、市販予定車としてフルモデルチェンジされました!
展示されていたのは、フルパニア装備の『GOLDWING TOUR』と、サイドパニアのみ装備した『GOLDWING』の2台。
全体の雰囲気は先代から受け継ぎつつ、各部リファインされていました!
また、小型軽量化された新開発の水平対向6気筒エンジンや7速DCT、ホンダ独自開発のダブルウィッシュボーンサスペンション(フロント)も新たに採用されています。
ヘッドライトはLED化。近未来的な出で立ちに。
メーター回りも大幅イメージチェンジ。高級感が増しました。
Monkey125
先日、50年の歴史にいったん幕を下ろしたモンキーが、125ccとなって展示されていました!
特徴だった折りたたみ式のハンドルではなくなったものの、従来のイメージはそのままに各部灯火類がLEDに変更され、フロント倒立フォークの採用、メッキパーツの多数装備など大きくグレードアップしています。
Super Cub 125
こちらもホンダが誇る超ロングセラーモデル「スーパーカブ」の125ccモデルです。
現行の50・110は11月よりモデルチェンジされてレトロな雰囲気となりますが、こちらの125ccモデルは初代スーパーカブ(C100)のデザインを色濃く反映しています。
初代スーパーカブも展示されていましたので比較画像を。
ヘッドライトや前後ウィンカー、サイドの形状など、イメージを残しつつ現代的なデザインとなっています。
まとめ
いかがでしたか?
イベント全体で見ると、ニューモデルのうち古き良き時代のデザインを反映したモデルが多いように感じました。
記事に書ききれていない出品車もまだまだあります(汗)
11/5(日)まで開催中なので、まだ行っていない方はぜひ足を運んでみてください!
プチ情報
今後も入場ゲートの混雑が予想されますので、予定を立てている方は『前売券』の購入をオススメします。
「イベント公式オンラインチケットサービス」はスマホの画面提示だけ、「T-TICKET」はお持ちのTカードがチケット代わりになりますので、コンビニ等での発券が不要で手軽です!
ちなみに国産2輪メーカーは東新展示棟に集中しているので『東ゲート』からの入場が吉ですよ~
行ったところ
【会場】東京ビッグサイト
東京都江東区有明3-11-1
【日程(一般公開)】
2017/10/28(土)~11/5(日)
【開場時間】
・月~土(祝含) 10:00~20:00
・日 10:00~18:00
【入場料】
■当日券:一般 \1,800、高校生 \600、中学生以下 無料
■前売券:一般 \1,600、高校生 \500、中学生以下 無料
【公式HP】http://www.tokyo-motorshow.com/
■Bike Life Lab(バイクライフラボ)研究員とは?
研究員の主な任務は、現役ライダーや未来のライダーたちにバイクライフの楽しさを提案すること。
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