【クラシック対決 試乗インプレ】バイク王TV ~W800・ボンネビル~
公開日:2020.02.18 / 最終更新日:2024.08.15
【くらべて選べるバイク動画】バイク王TV
今回は、クラシックモデルを乗り比べ!
モーターサイクルジャーナリストのケニー佐川(佐川健太郎)さんが、バイク王の在庫から選りすぐりの車両をインプレッション!
各車種の特徴比較やミニサーキットでの走行シーン、試乗インプレッションを収録。
今回は『クラシック対決』です。
試乗車両
①W800 (KAWASAKI)
W800は2011年に発売されました。背景として排ガス規制の影響でW650が2008年をもって生産終了になったことがあげられます。走りは、ゆったりとした独自の世界観があります。360度クランク並列2気筒ならではの心地よいサウンドと鼓動感を伴いながら、低回転から豊潤なトルクが湧き出します。
また、ライディングポジションは、上体がほぼ直立するが、ハンドルの位置はやや低め。適度にダンピングのある前後サスと相まって、峠道も爽快に流すことができます。
度重なる生産終了を経ながら復活を遂げてきたWシリーズ。それだけカワサキが大事にしているモデルであり、魅了されているライダーが多いことの証でもあります。
※撮影した車両は2016年式(EBL-EJ800A)です。
②ボンネビル (TRIUMPH)
初代ボンネビルは1959年に発売されました。しかし1970年代の破産などを経た後、1988年にボンネビルシリーズは生産終了。1990年に新会社として新生トライアンフが誕生した。そして2001年モデルとして、新時代の「ボンネビル」がついに復活を果たします。排気量アップや派生機種の追加を繰り返し、2008年型ではキャブレターからインジェクションに変更しました。キャブ風のカバーを装着することで、懐古的な見た目を損なわない工夫が施されています。さらに2016年型でエンジンを一新し、水冷化しました。これには多くのファンを驚かせたが、往年のスタイルと個性は綿々と受け継がれています。
走りに関しては、FIの2008~2015年型は一段とトルクフルになり、ほぼ全域で力強い加速が楽しめるバイクです。
※撮影した車両は2008年式です。
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撮影協力:トミンモーターランド
http://www.tomin-motorland.com/
TEXT by BLL研究員