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今回は、プジョージャンゴ125SとランブレッタV125 スペシャルを乗り比べ!

モーターサイクルジャーナリストのケニー佐川(佐川健太郎)さんが、バイク王の在庫から選りすぐりの車両をインプレッション!
各車種の特徴比較やミニサーキットでの走行シーン、試乗インプレッションを収録。
今回は『ヨーロピアンスクーター対決』です。

試乗車両

①プジョージャンゴ125S

2014年発売。2014年に登場したネオレトロスクーターのジャンゴシリーズ。丸1眼ヘッドライトと車体後半部のボディが、プジョー初のスクーターであるS55を彷彿とさせる。なお、125に加え、共通ボディを用いた50ccや150cc版もラインナップしている。
スタイルはクラシカルながら、LEDテールランプやABS、液晶メーターなど現代的な装備を満載する。右側のグローブボックスには12V電源ソケットを備え、スマホを立てられるホルダーまで設置。スクーターでは珍しい前後分割式シートの下には、ヘルメット+αが入る収納スペースを完備している。
車名は、往年のギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」から命名。火傷によるハンディキャップを乗り越えた不屈の精神と、60年以上の歳月を経て復活したスクーターの姿を重ね合わせている。

②ランブレッタV125

2018年発売。レトロながら現代さも感じさせる秀逸なデザインは、KTMやハスクバーナでも有名なオーストリアのキスカデザインが担当。ヘッドライトは丸型のイメージが強いが、往年のDLシリーズなどに角眼が存在しており、これをオマージュしている。
液晶メーターやUSBソケットは全車標準。シート下にヘルメットが収納できるトランクを確保し、ラゲッジフックやグローブボックスなど実用性も十分だ。
前後ブレーキは、フロントにφ220mm、リヤにφ110mmディスクを採用するが、ABSは非装備。前後連動のCBSとなる。

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撮影協力:トミンモーターランド
http://www.tomin-motorland.com/

TEXT by BLL研究員

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