九十九里の潮風を感じながら最強のTKGを味わう!
公開日:2015.09.11 / 最終更新日:2021.05.05
TKG(卵かけごはん)の聖地とも呼ばれる場所が千葉にあると聞いてお腹を空かせて東関道をひとっ飛び!
東関東道成田ICからR296号線を八日市場方面へ。周辺はのどかな田園や住宅街が続き、時折飛行機が頭上を行き交う様は、やっぱり成田国際空港のお膝元。成田ICから20分ほどで、「九十九里ファーム たまご屋さんコッコ」の看板が見えてきた。可愛いにわとりのイラストが描かれた看板と黄色い建物が、TKG気分を盛り上げてくれる。
え?370円?
店内は産みたての卵や近隣の野菜や果物などがズラリと並ぶ。ちょっと小ぶりな道の駅のイメージだ。物販コーナーの奥にレストランのスペースがあり、まずは食券を購入。え?370円?なんと卵かけごはんが370円で卵もご飯もお代わり自由なのである。
手渡されたトレーには大盛りのご飯と味噌汁、付け合わせの鶏のひき肉とごぼうを炒め煮にした鶏ごぼうと厚焼玉子がセットになっている。この鶏ごぼうがまた旨い!これだけでもご飯がどんどん進みそうだが、ここはその滾る思いを抑えて、TKGにトライ!なんたって目の前には山盛りの産みたて卵が鎮座しているのだ。
“コッコ流”おいしいTKGの食べ方
ん?ふと見るとテーブルにはおいしいTKGの食べ方指南のカードが置かれている。それによると、まず熱々のご飯に直接醤油を少なめにまわしかける。その上に生卵を割り入れ、軽くかる~くお箸を入れてご飯と一緒に食べるべし!今まで器に卵を割り入れて、醤油を加えてかき混ぜたものをご飯にかけていたが、なるほど、”コッコ流”で食べると、醤油の香りが際立つ。よく混ぜて食べたいたときよりも、卵の味もしっかり味わえる。さらに卵かけ用の醤油も3種類用意されているといういたれりつくせりぶり。TKG最高!
自然のまんまの明るいイエロー
さらに多古米を使ったご飯もうんまい!山盛りのご飯があっという間に空になり、2杯目は卵3個にかつおや海苔をトッピング。これまたひと味違ったおいしさで、つるつると喉をすべる。欲張って卵をいっぱい入れるより、2~3個くらいがちょうど、いいバランスでおいしくいただけると思われる。卵はお箸で持ち上げても破れないしっかりとした黄身で、色も無理やり色素入りの餌を食べさせた不自然な黄色ではなく、自然のまんまの明るいイエロー。
物販コーナーには、卵はもちろん、この新鮮な卵を使ったプリンやケーキなども販売されている。
たまご屋さんコッコ
千葉県香取郡多古町喜多413-44
0479-76-5054
9:00~18:00(食事は9:00~14:30)
無休
遠回りしてでも買いに行く
丼ご飯2杯で、お腹がはちきれそう。消化を促すために、しばらくツーリング。R296を戻って空港通りをみちなりに寺台ICのあたりまでゆるゆる走る。私がいつも成田にくると遠回りしてでも必ず買いに行くお菓子がある。それは、大好きな黒平まんじゅう。
TKGでお腹がいっぱいだというのに
成田の駅前にも支店があるが、ツーリングのときは駐車場が完備されている本店に行くのがおすすめ。帰路はR51から富里から東関道。酒々井SAでゆっくりコーヒーブレイクをしてTKGでスイーツなツーリングは終了!おいしかった!
黒平まんじゅう本舗
千葉県成田市寺台260番地
0476-23-3044
9:00~18:00
無休