ウェアラブルカメラでバイクに新たな楽しみを!
公開日:2016.10.19 / 最終更新日:2019.10.18
ウェアラブルカメラやアクションカメラは自分自身の走行映像や仲間とのツーリング動画を手軽に撮影できネットで共有できるとあってライダー注目のガジェットです。そこで今回は、人気のGoProを実使用レポートします。
バイクの走行シーン撮影に最適なのはウェアラブルカメラ
ライダーにカメラを装着する場合、代表的な方法は2つです。1つはカメラ本体をヘルメットに固定すること。もう1つは胸部や腕などライダーの体に固定することです。その際に考えたいのがカメラ本体の大きさや重さ。高速走行をするならばカメラ本体の空気抵抗まで考える必要があります。よって、理想的なカメラは超小型のウェアラブルカメラとなります。
ウェアラブルカメラには液晶モニタが搭載されていないものもあり、操作ボタンも最小限のものしかありません。よって、映像を見たり細かな設定をするためにはスマートフォン等との連携(ペアリング)が必須です。スマホにアプリをインストールすれば、カメラを遠隔操作したり、撮影中や撮影後の映像を見たり、編集作業のほかSNSへの共有やメール送信なども可能になります。
カメラの撮像性能に関しては、個人や仲間うちで楽しむ分には4K映像などは必要ありません。動画の解像度よりも搭載レンズの視野角や防塵・防水性、スマートフォンのアプリも含めた使い勝手で選ぶことをお勧めします。特に本体が小さなウェアラブルカメラに万能性を求めるのは禁物です。
それでは、次項では実例をご紹介します。
小型軽量かつ防水性を備えたGoPro 「HERO Session」
本体が逆さまになっても上下方向を認識して正しい向きで撮影したり、前面と背面の両方にマイクを搭載したデュアルマイクシステムにより自動的に音を感知、風切り音やノイズを低減するなど過酷なバイク走行シーンの撮影にも適しています。
GoPro 「HERO Session」の装着部位別走行映像
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●ヘルメット頭頂部からの撮影
別売りのアクセサリー「ヘルメットフロントマウント(税込2,700円)」を使用し、ヘルメット頭頂部にGoPro 「HERO Session」をセットして撮影しています。風切り音が多少気になりますが、手前から遠くまでパンフォーカスの状態で撮影されており、周囲の緑や青空も解像感が高く広角レンズによるスケールの大きな映像となりました。
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●運転者胸部からの撮影
別売りのアクセサリー「チェストマウントハーネス(税込5,940円)」を使用し、運転者の胸部にGoPro 「HERO Session」をセットして撮影しています。カメラの目の前に計器類が並び、その向こうに景色が広がるような絵作りが可能です。遠くの雲が少しぼやけているところを見るとピントは手前の車体前部で固定されているようです。
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●車体後部上面からの撮影
フォルツァのパッセンジャーシート上面にGoPro 「HERO Session」をセットして撮影。マンホールを越える時など道路上の凹凸が激しいと、さすがにカメラも揺れています。ダート走行などでは、やはり運転者の体かヘルメットに装着したほうが良いでしょう。ともあれ、このように車体や装備品の各部に装着することで様々な絵作りを楽しめるのがウェアラブルカメラの利点です。
■DATA: |
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品名: |
GoPro「HERO Session」 |
価格: |
28,500円(税別) |
サイズ: |
横38.2×高さ38.2×奥行36.4mm |
重量: |
本体/75g |
付属品: |
カメラ本体、標準フレーム、ベースマウント(平面・曲面)、NEWコンパクトバックル、USBケーブル |
カラー: |
ブラックのみ |
URL: |
http://www.tajima-motor.com/gopro/product/hrsession/index.html |
●株式会社タジマモーターコーポレーション GoPro事業部
電話:0538-66-0020
いかがでしたか。ツーリングやサーキットで撮影すれば、今までになかった思い出が残せそうです。ウェアラブルカメラがあれば、走りに出かけること自体がもっともっと楽しいものになりますよ!