カスタムするならここらへんが楽しい!250〜400ccのイジりやすいストリートバイクを紹介!
公開日:2020.01.13 / 最終更新日:2022.06.09
ショップがやるカスタムもあれば自分で愛車を弄ってみるカスタムもジャンルは違いますが同じカスタムの一つです。
しかし、弄ってみたいけどカスタム=高いと思う方もいると思います。
実はベース車とイジり方さえ気をつければ自分でも十分にイジれてしまうのがストリートバイクの面白いところなんです!
ストリート単気筒が一番ラク
カスタムしやすい、しにくいは何で決まるかというとバイクのタイプとエンジン。
ストリートバイクはシンプルな設計なのでカスタムの時に困るような余計なものが無く、パーツも外しやすいので最初にチャレンジするならぜひオススメしたいタイプ。
しかも小排気量のストリートバイクは単気筒エンジンが多いです。
もちろん2気筒や4気筒エンジンもカスタムできますが、気筒が増えれば作業も倍に増えていくので、イジるのもメンテナンスも単気筒のほうが楽なんです。
わかりやすく言うとプラグ交換しようとしたとき、単気筒はプラグ1本で済みますが、4気筒では4本必要です。
これはプラグだけではなく、エンジンをイジると言ったら大体気筒分パーツが必要になります。
増えれば増えるだけ難しい
パーツが少なく安くて済む、というのはもちろんですが、もう一つの理由は難易度。
2気筒ならギリ納得できますが、4気筒となるとそれぞれのバランスを合わせたりするのはプロの域になってしまいます。
もちろんメンテ機材があれば4気筒でもイジれますが、高いし手間も凄いので多気筒をイジる場合は大体ショップにお願いしてしまうのが普通です。
オススメ車種!
カスタムパーツも豊富な中古車種を一挙紹介!
イジる前提で買うならココらへんが狙い目ですよ!
YAMAHA SR400
カスタムストリートバイクの王道と言っても良いSR400。
1978年に登場し、今でも現行モデルが売られている超ロングセラーモデルでもあります。
探せば手ごろな金額で買えるものからしっかり作り込まれたカスタム車まで選択肢豊富です。
イジる前提で買うなら気をつけなければいけないのが年式。
インジェクションモデルは素人がイジるのはかなり難しく、2010年以前のキャブモデルがオススメ。
アフターパーツの多さも他車種と比べると群を抜く多さと安さなので、イジりながら乗ってみるのも現実的な車種です。
KAWASAKI 250TR・エストレヤ
SRの次にカスタムパーツが多いのが250TRとエストレヤ。
見た目は違いますがエンジンはほぼ一緒なので250TRにエストレヤのパーツを入れたり、逆もできます。
カスタムパーツの種類もエンジン系は少ないですが、見た目部分のパーツは出揃っています。
2007年からインジェクションになるので、エンジンをイジるならそれ以前のキャブモデルがオススメ。
このバイクの良いところはこの見た目なのに意外とハイテクで振動もなく、長距離巡航も楽にできてしまう所。
SRは本気で旧車設計なのでイジったら振動も凄いし、長距離は遠慮したくなりますが、250TRとエストレヤだったらイジっても比較的楽に乗り続けることができます。
Honda FTR223・CB223S
出典:イージーライダース
今かなり安値で売られているのがFTRとCB223。
CB223はストリートバイクですが、FTRはトラッカースタイルなのでダートトラッカーが作りたいなら最初から完成されているFTRをイジるのが一番の近道かもしれません。
パーツも上の2モデルほどではありませんが、かなり豊富なのでやろうと思えば結構ガッツリ手を入れることができます。
出典:平和モーターサイクル
こちらはインジェクションに変わる前に生産終了となったので全てキャブ車。
FTRは250もありますがそれはまた別物なので気をつけてください。
CB223程ではありませんが、兄弟車のCB400SSも安く買えるストリートバイクの一つです。
SUZUKI ST250・グラストラッカー
スズキはあまり単気筒ストリートバイクのイメージはありませんが、2000年代のストリートバイクブームで登場したのがST250とグラストラッカー。
こちらも見た目は違いますがエンジンなどはほぼ一緒です。
今回の中では一番アフターパーツが少ないモデルですが、ストリートバイクとしては十分にカスタムできる車種です。
まとめ
今回紹介したのはカスタムできるストリートバイクと言えばコレ!と言った定番のストリートバイクです。
どんなバイクでもカスタムすることは可能ですが、どこかのメーカーやらショップがパーツを作っていないと自分でパーツを作るしか無いので簡単にはイジれません。
不人気車ではマフラーさえ変えられない、なんてことも。
ここから先は人それぞれですが、SRくらい人気車になるとカスタムパーツの中古も豊富なのでサスペンションやらも安く手に入ったりします。
カスタムは「バラしたら元に戻せるかわからない」など最初いろいろな不安要素がありますが、それを乗り越えて完成させたバイクは世界に一台しかない自分のマシン。
イジりたい欲が冷めぬうちにストリートバイクをイジってみてください!