バイクの積載は種類様々!後ろ、サイド、タンクなど積む方法とラゲッジの種類を紹介
公開日:2021.08.17 / 最終更新日:2021.08.17
バイクは走るだけでなく、バイクで行くこと自体にも楽しさを感じれるもの。
景色のいいスポットなどもですが、キャンプなど普通は車で行くようなことも敢えてバイクで行くことでまた別の楽しみが生まれます。
しかし、そこで問題となるのがバイクに荷物を積む積載問題。
今回はバイクに荷物を積む方法を様々紹介していきます!
安価・簡易編
ツーリングネット
バイク量販店やホームセンターなどでも売っているツーリングネット。
バイクに荷物を積む方法としては一番簡易的で安価に買えるアイテムです。
写真の通り、タンデムシートやキャリアなどに荷物を積み上げてネットを被せ、ネットの端についているフックを車体に引っ掛けて固定するという方法。
車体にネットで縛り付けるタイプなので比較的どんなバイクでも使うことができます。
デメリットとしては荷物がほぼむき出しになってしまうので雨に振られた時に荷物も全部濡れてしまうこと、後ろから見た時に荷物がむき出しで積み方を考えないとかっこ悪いこと、荷物自体に大きくテンションをかけられないので積み方次第では走行中に落ちる可能性があることなど。
簡易的で安価ですが、あくまで簡易的に積む方法になります。
ストラップ
伸縮性のある2本のストラップで積むという方法もあります。
写真はROKストラップというもので、値段も2000円以下~3000円と安価です。
ツーリングネットとの違いはストラップ自体に伸縮性があり、荷物にテンションをかけられるのでかなりガッチリ固定することができます。
しかし2本で固定するため、積み方を考えないと積むことができません。
一般的には大きな袋状のかばんなどに荷物を積めて、カバン自体をストラップで固定するという方法です。
しっかり積まなければいけない分後ろから見た時に荷物でごちゃついてる感が少なくスマートに積むことができます。
こちらも比較的どんなバイクでもストラップを固定することができれば使うことができます。
ラゲッジ編
ドラムバック
もっとしっかり積む方法としてバイク用ラゲッジを使うという方法もあります。
ドラムバックはバイク用ラゲッジの中で最もポピュラーでたくさんの荷物を積むことができます。
写真はエンデュリスタンというバイク用ラゲッジのドラムバックで、ドラムバックの中に細かい荷物などを積め、ドラムバックをROKストラップで車体に固定して使うことができます。
元々オフロード系のブランドなので防水防塵仕様。
このブランド以外にもバイク用ラゲッジは防水仕様になっているものが多いです。
サドルバック
車体のサイドに荷物を積むことができるサドルバック。
サイドに積めば積み方次第でタンデムすることもできます。
写真はエンデュリスタンのサドルバックでこちらも防水防塵仕様(※基本オフロードバイクにしか装着できません)。
これ以外にもアメリカンタイプのサイドにレザー製のバックを付けることもあります。
カジュアルなデザインで防水のものや、防水じゃなくともバイクのアクセサリーとして付けられるようなサドルバックもあります。
タンクバック
後ろやサイド以外にもタンクの上に荷物を積むこともできます。
しかしスペースが限られるので、ドラムバックやサドルバックほど大量の荷物を積むことはできないため、基本ドラムかサドルどちらかと併用する事が多いタイプのラゲッジです。
物によってはそれなりの荷物を積むことができる上、上部にスマホやタブレットなどを入れて見ることができるものも。
荷室に入れたモバイルバッテリーで充電しながら使うこともできます。
キャンプツーリングではなく、日帰りだったら貴重品プラスアルファをタンクバックに積んで走るのもちょうどいい容量。
またがったまま開閉できるものが多いので、ETCがない場合でも料金所でカードやお金、小銭などを出し入れするのにも便利です。
まとめ
一見荷物は積むしか無さそうに見えるバイクですが、実は一工夫するだけで大量の荷物を積むことができます。
バイク専用のラゲッジはそれなりの値段になりますが、性能が段違いなのと、積み下ろしもすごく楽です。
バイク用としてしっかり考えられているので、積んだ状態でもライディングしやすいように作られています。
ドラムバック、サドルバック、タンクバック全部使うと相当な量を積むことができるので、キャンプツーリングはもちろん、何泊もするロングツーリングなどもすることができます。
バイクに楽に、かっこよく荷物を積んでバイクでしか味わえない楽しみに浸ってください!