アドベンチャーバイクに合わせるヘルメット、クロスオーバーヘルメットを紹介!機能性に富んだオフロードスタイルヘルメット
公開日:2021.11.09 / 最終更新日:2021.11.09
数年前から高い人気を誇り続けているアドベンチャーモデル。
オンロードの長距離ツーリングからオフロード走行までできるという超万能型のツアラーとして愛されているバイクですが、実はこれに適したヘルメットがあります。
日本のメーカーはもちろん、海外のメーカーからもアドベンチャーバイク用のヘルメットがラインナップされているんです。
今回はそんなアドベンチャーバイク用のヘルメット、クロスオーバーヘルメットをご紹介します!
クロスオーバーヘルメットってなに?
アドベンチャーバイクに限らずオフロード系の乗っているライダーのヘルメットと言えば、オンロードとは一味違ったバイザー(通称トサカ)の付いたヘルメットをイメージする方が多いと思います。
バイザーはオフロード系のヘルメット全般に付いているもので、日差しを避けるためやヘルメット内部に空気をより多く取り込むためのベンチレーション機能をサポートするなど様々な役割を持っています。
一見似たようなものなんですが、いわゆるモトクロスなどを走るオフロードバイクで被るヘルメットと、アドベンチャーバイクで使うヘルメットは似たスタイルですが実は違うんです。
オフロードヘルメットは運動量の激しいライディングを想定してベンチレーション効果が高く、開口部はシールドではなくゴーグルが合わさるように設計されているものが多いんです。
対してアドベンチャーで使うクロスオーバーヘルメットはバイザーがオフロードに比べて小さく、開口部はゴーグルではなくシールドタイプ。
(クロスオーバーヘルメット、デュアルパーパスヘルメットなどメーカーによって様々な呼び名があります。)
オフロードヘルメットはオフロード走行をメインに考えて設計されているのに対し、クロスオーバーヘルメットはオフロードだけでなくオンロード走行も想定して設計された、言わば多目的ヘルメット。
色んなシチュエーションを走れるアドベンチャーバイクだからこそ、ヘルメットもそれに準じて様々な走行シチュエーションに対応するために生まれたのがクロスオーバーヘルメットなんです。
オススメのクロスオーバーヘルメットを紹介!
Arai ツアークロス3
世界で活躍する日本のヘルメットメーカー、アライヘルメットのツアークロス3は日本では定番のアドベンチャーバイクに合わせやすいヘルメット。
高速域での安定感と長く走るほど馴染む快適なかぶり心地を実現させたモデルで、その性能はF1ドライバーお墨付き。
バイザーは高速時の安定性を向上させ、同時にヘルメット全体にベンチレーション性能も付いているので安定性と快適性を持たせています。
スネル規格とJIS規格に適合しており、バイクのレース用ヘルメットのみならず、F1で使用されるヘルメットも手掛けるアライだからこそ、限界域のレースでのフィードバックが製品に活かされています。\46,000(税別)~
SHOEI HORNET ADV
こちらも同じく世界で活躍する日本のヘルメットメーカーSHOEI。
HORNET ADVは空力性能と機能性を合わせ持ったモデルで、バイザーは日除けなどの機能はもちろん、走行風を効率よく後方に流すことで空気抵抗を軽減、同時にエアインテークにも空気を送り込んでいます。
このタイプのヘルメットでは珍しくバイザーでの使用もできますが、シールドを上げたままゴーグルの着用も可能となっています。
JIS規格に適合しており、様々なカラーやグラフィックがあるのも魅力的です。
\50,000(税別)~
HJC DS-X1
日本ではライディングギアメーカーRSタイチが代理店となっているヘルメットメーカーHJCからもクロスオーバーモデルがラインナップされています。
安価ながら機能に富んだこのモデルはクロスオーバーヘルメットの基本性能をしっかり押さえ、ベンチレーションやシールドを装備し、インカムのスペースが確保されていたり、メガネスリットが付いていたりと機能性抜群。
SG規格、JIS規格に適合しており、日本では見ないようなファッショナブルなグラフィックもラインナップされています。
¥20,350(税込)~
NOLAN N70-2X
イタリアのヘルメットメーカー、ノーランからもクロスオーバーモデルがラインナップ。
日本ではデイトナが代理店となっています。
N70-2Xは超高強度軽量素材のLEXANポリカーボネートを使用したシェルとなっていて、軽量なのに強度はしっかり持たせた素材のヘルメット。
ベンチレーション、シールド機能はもちろん、サングラスいらずのインナーバイザー付き。
SG規格に適合しており、システムヘルメットに近い機能も合わせ持ったヘルメットです。
\47,300(税込)~
まとめ
これからまだまだ伸びそうなアドベンチャーモデル。
広大な土地がある海外のアドベンチャーと日本のアドベンチャーは多少違う部分がありますが、オンロードメインになりがちな日本のアドベンチャーだからこそ、ヘルメットにもしっかりとバイクに見合った機能を持ったものを使いたいですね。
アドベンチャーバイクをご検討中の方、是非ヘルメットもバイクに合わせて選んでみてください!