Vツインマグナはホンダから発売されていた250㏄のアメリカンモデルです。
初登場は1994年で、すでに30年以上の時間が経過していますが、今も根強い人気を集めるモデルです。

ホンダ Vツインマグナ

本記事ではVツインマグナの特徴や中古で選ぶ際のポイントなどを解説していきます。

※本記事で掲載している画像にはメーカーオリジナルの状態と異なるものも含まれます。

1990年代に入って盛り上がったアメリカンブーム

日本のバイク史を振り返ってみると、1950〜60年代は戦後の復興とともに数々のバイクメーカーが生まれました。
いわば黎明期と言える時代で、実用車が中心。

しかし、時代が流れるとともにメーカー数は減少しましたが、趣味の乗り物として楽しむライダーが増加し、排気量も海外市場をねらって大排気量車も登場しました。

日本のバイクメーカーの存在感を世界に知らしめたのは1969年にホンダがリリースしたCB750FOURでした。
空冷4ストローク並列4気筒エンジンやフロントのディスクブレーキなど、当時としては画期的で世界中で人気を集めました。
他メーカーもその流れに遅れまいと、大排気量車の開発をスタート。着実に技術を高めてきました。

そして1980年代に入り、日本でバイクブームが一気に盛り上がりました。日本経済がバブル期に入ったことも要因のひとつだったのでしょう。
続々とニューモデルが送り出され、レースシーンでも日本メーカーの活躍は目覚ましく、スポーツバイクに関してはトップレベルと言っても過言ではない状況に。

しかし、高い技術力を誇る日本メーカーでも崩せないカテゴリーがありました。
それはアメリカンバイクです。

アメリカンと言えば『ハーレーダビッドソン』。
1980年代以前からバイクに乗らない人にも認知度が高く、その昔はものすごく高価なバイクでライダーにとって憧れ的な存在だったのです。

機械としての絶対的な走行性能は国産スポーツモデルと比較すると、決して高いとは言えませんでした。
しかし鉄の馬と呼ぶにふさわしい堂々としたスタイルや、周囲を圧倒する車格とVツインエンジンが放つサウンド、足を前に投げ出すような乗車姿勢で乗るホースバックライディングなど、独自の世界観を構築。独自の路線を突き進んだのです。

もちろん日本メーカーもその人気をただ見ていただけではありません。
オンロードモデルをベースにして、ホースバックライディングが楽しめるように仕立てたスタイルのモデルを市場に送り出しました。
ですが、ハーレーダビッドソンの牙城を崩せるようなモデルは現れませんでした。

オンロードモデルをベースにした国産アメリカンは『ジャメリカン』と呼ばれることも。
ジャメリカンとはジャパンとアメリカンをかけた造語で、ハーレーダビッドソンとは別物として認識されていました。

しかし、1988年に登場した1台のアメリカンが流れを変えたのです。
それはホンダのスティードでした。

ホンダ スティード

ロー&ロングのスタイルを生み出す専用設計の車体に水冷であるもののシリンダーにフィンを加えたVツインエンジンを搭載。
本格的なスタイルとゆとりのある乗り味で、徐々にライダーに受け入れられ始めたのです。

1990年代に入って、それまで一世を風靡したレーサーレプリカ人気が沈静化。それに合わせて多様化の時代を迎えました。
ネイキッドモデルをはじめ、さまざまなカテゴリーにライダーが注目。その一つがアメリカンだったわけです。

1980年代中ごろから日本メーカーは250〜400㏄クラスにアメリカンモデルをラインナップしていましたが、スティードの人気が高まったことにより、旧いモデルに注目が集まります。
250㏄クラスを見てみると、ホンダが1985年に空冷4ストローク並列2気筒・233㏄エンジンを搭載するレブル(MC13型)を、ヤマハは1988年に空冷4ストロークV型2気筒・248㏄エンジンを搭載するXV250ビラーゴを、カワサキは1987年に空冷4ストローク並列2気筒・248㏄エンジンを搭載したエリミネーター250をリリースしていました。

  • レブル(MC13型)

  • XV250ビラーゴ

  • エリミネーター250SE

高まるアメリカンブームに投入されたVツインマグナ

Vツインマグナはファッション性の高いスタイルをはじめ、足つき性が良好なこと、カスタムベースとしても注目され、人気が高まっていきました。

ただ250㏄と400㏄を比べると、車格やパワー面などで、400㏄クラスが優位な事に変わりはありません。
ホンダは250ccのレブル(MC13型)をラインナップしていましたが、400ccのスティードの方が人気を得ていた傾向にありました。
そんな状況の中、ホンダが1994年に送り出したのが『Vツインマグナ』だったのです。

Vツインマグナは1993年に開催された東京モーターショーで参考出品され、当時のライダーの注目を集めました。
アメリカンのキーワードであるロー&ロングなスタイルはもちろんのこと、それまでの250㏄クラスのアメリカンとは一味も二味も違う作り込みが、その最大の理由だったのでしょう。

Vツインマグナの特徴

ここからはVツインマグナの特徴について触れていきます。

パワフルな水冷Vツインエンジン

車名にも入っているとおり、エンジンはV型2気筒=Vツインエンジンを搭載しています。

ハーレーダビッドソンのバイクがVツインエンジンを搭載していることから、アメリカンのエンジン=Vツインエンジンというイメージを持つライダーが多かったのです。
ところが1980年代後半に登場した250㏄クラスのアメリカンは、ヤマハ・XVビラーゴを除き、並列2気筒エンジンを搭載していました。

スポーツバイクのエンジンがベースのカワサキ・エリミネーター250シリーズは別にして、250㏄アメリカンは少々非力な面があったのは否めない部分。
もちろんアメリカンにおいて『パワフル』は選択の第一要素ではありませんが、走りに余裕があるに越したことはありません。

それもあってか、ホンダがVツインマグナに与えたエンジンは、1982年に登場したオンロードスポーツモデル・VT250Fに搭載されたエンジン。
このエンジンは、4ストローク250㏄エンジンで、当時クラス最高のパフォーマンスを目指して開発されました。
登場当初は35psでしたが、43psまでアップ。ただ、そのままアメリカンであるVツインマグナに搭載するのではなく、しっかりと見直したうえでの話になります。
とくに日常で使用する機会の多い低中回転域においてスムーズで扱いやすい出力特性をねらいつつ、その一方で高速道路での走行に必要になる高回転域でのゆったりとした走り味も追い求めました。
そのうえでVツインらしい鼓動感を表現。これらの特徴が多くのライダーに支持された理由の一つと言えるでしょう。

迫力のある車体

250㏄アメリカンは400㏄アメリカンと比べてコンパクトな車格で車重も軽いことがメリットの一つでもあるのですが、当時のライダーは迫力のあるスタイルを求めていたのでしょう。
400㏄アメリカンにも迫るロー&ロングかつファットなシルエットがVツインマグナの魅力と言えるでしょう。

またキャスターが寝ているためハンドリングはとても落ち着いており、長いホイールベースなので直進安定性も良好。
他の250㏄アメリカンと比べると小回りが効きにくい傾向にありますが、アメリカンらしくゆったりとクルージングを楽しむのにはうってつけでした。

加えてタイヤは250㏄クルーザーの中ではワンサイズ太い前後タイヤを履いているのもポイントです。

安心のシート高

現在、250㏄クルーザーの選択肢は少ないですが、2017年に登場したホンダ・レブル250は年間セールス台数のトップを独走するほどの人気ぶりです。
その人気の秘密の一つが『シート高の低さ』にあると言っても過言ではないでしょう。

ロー&ロングなスタイルのため、他のカテゴリーのモデルと比べて、圧倒的に低いのです。
シート高が低ければ、足つき性が良好に。足が届かないと、ふとした拍子でバランスをくずして立ちゴケということも、十分にあり得るのです。
免許を取得したばかりの初心者ライダーや、身長の低いライダーはその可能性が高くなりがちです。

ゆえに、初心者ライダーや女性にとってはシート高の低いアメリカンバイクを選ぶのも安心してバイクライフを送るうえでの重要な要素と言えるでしょう。
Vツインマグナも十分に低いと言えるシート高になるので、足つきに不安がある人は選択肢の1台に入れることをオススメします。

カスタムマシンのような作り込み

Vツインマグナは排気量以上に迫力のある車体が特徴の一つですが、細部まで作り込まれているのも見逃せないポイントです。
エンジンは水冷のため空冷エンジンのようにシリンダーに冷却フィンを設ける必要性は高くないのですが、見た目を考慮して冷却フィンが加えられています。

また左右のクランクケースカバーやエアクリーナーカバー、ヘッドライトケースなど、各部にクロームメッキをほどこし、高級感を演出。
さらに迫力のある右側2本出しショートタイプのメガフォンマフラーやリヤホイールにディッシュタイプを採用するなど、まるでカスタムマシンのような雰囲気を放つのでした。
そしてティアドロップ(涙滴)型のボリューミーなガソリンタンクの上面にメーターを配置したり、ユーティリティオックスとして活用できるふくらみ感のあるサイドカバーなどなど。

これらの影響もあり、当時の他の250㏄アメリカンバイクよりもメーカー希望小売価格価格は高くなりましたが、さまざまな魅力によって現在も愛され続ける人気モデルになったわけです。

車種名 メーカー希望小売価格(税抜)
ホンダ Vツインマグナ 539,000円
ヤマハ XV250ビラーゴ 419,000円
カワサキ エリミネーター250SE 459,000円
ホンダ レブル(MC13) 418,000円

 

Vツイン マグナの年式による違い

Vツインマグナは1994年6月に販売がスタートし、2006年11月にリリースされたモデルを最後に生産終了になっています。
その間、外観のデザインが大きく変わったり、大幅に性能面が変わるなどの変更は受けていませんが、使い勝手などを向上させる変更が3回実施されています。

1997年モデル

1997年1月に発売されたVツインマグナには、非常停車時などに役立つ被視認性の高いハザードランプが追加されました。
また、フロントブレーキレバーがライダーの手の大きさに合わせて調整できるアジャスタブルタイプが採用され、リアフェンダーの左右側面部に荷掛けフックが装備され、使い勝手が向上しています。

1999年モデル

1999年3月から発売がスタートしたモデルには、ガソリンタンクに『MAGNA』のロゴを大胆にあしらい、エンジンの一部にブラック塗装をほどこし、より力強い外観になっています。
また、より余裕のあるライディングポジションをとえるよう、スリムな形状の新シートを採用し、ステップバーの位置をそれまでのモデルよりも40㎜前方に移動。
さらに、新しい排出ガス規制と騒音規制に対応させるため、新設計のマフラーが採用されました。

2005年モデル

2004年11月から発売されたモデルでは、ガソリンタンクに新しいデザインのロゴと『SPIRIT OF THE PHOENIX』の立体エンブレムが追加されました。
加えて盗難抑止効果を高めるための強化ハンドルロック機構・強化キーシリンダー・イグニッション配線の直結防止回路追加、そして別売りのイモビアラームキットを取り付けるためのプレワイヤリングが装備されました。

Vツインマグナのバリエーションモデル

VツインマグナS

1996年6月にはメーカーカスタムとも言えるバージョンの『Vツインマグナ・S』がリリースされました。
フロントホイールにディッシュタイプが作用され、立体タンクエンブレム・カバードタイプのフルメッキリヤショック・サイレンサーエンドへのステンレスプレートの追加・アルミチェーンケース・クロムメッキスイッチカバー・アルミダイキャストオイルキャップ・バフクロムメッキペダル・クロムメッキホーンカバー・アルミヘアラインメーター文字盤などが追加され、スタンダードモデルとは一味違った存在感に仕上がっていました。

また、サスペンションのバネレートとバンプラバーの特性が変更され、シートの表皮パターンが変わり、ハザード機構&荷掛けフックの追加、調整機能付きフロントブレーキレバーの採用などもポイントでした。

ちなみにこの装備がプラスされていたにも関わらず、当時のメーカー希望小売価格はスタンダードモデルのプラス6,000円となっており、ある意味バーゲンプライスと言っても過言ではないでしょう。

ライバルメーカーもニューモデルを投入

Vツインマグナの登場により、250㏄クラスのアメリカンモデルに注目するライダーは増加しました。
250ccクラスは車検のない排気量であるため、ランニングコストが抑えられるというのもその要因だったのでしょう。

カワサキは並列2気筒エンジンをドラッグレーサースタイルと組み合わせたエリミネーター250を販売していましたが、Vツインエンジン人気に合わせ、1997年に水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒エンジンを搭載するエリミネーター250Vをリリース。デザインもそれまでのドラッグレーサースタイルからクルーザースタイルに変更されました。

1999年にはスズキが空冷4ストロークOHC3バルブV型2気筒エンジンを搭載するイントルーダーLC250をリリース。
そして2000年にヤマハが空冷4ストロークOHC2バルブV型2気筒エンジンを搭載するドラッグスター250を送り出しました。
イントルーダーLC250とドラッグスター250はクラシカルテイストの強いデザインが採用されています。

  • エリミネーター250V

  • イントルーダーLC250

  • ドラッグスター250

Vツインマグナを中古で選ぶ際のポイント

Vツインマグナは2007年モデルで生産終了しており、現在では15年以上が経過しています。
1990年代から2000年代前半の250㏄アメリカンモデルの中では選択肢は多いと言えますが、程度はさまざま。
マシンの状態をしっかりと見極めることが、安心・安全なバイクライフを送るうえでのポイントになります。

実際にVツインマグナの中古車を選ぶ際にはどのようなところに注目するべきか解説していきます。

車両の程度の確認

Vツインマグナに限らず中古バイク共通の話となりますが、中古バイクは一点もので1台1台状態が異なります。そのため、中古で選ぶ際に車両の程度の確認が最も重要です。

中古車の値段は車両の人気・程度・年式・走行距離などのさまざまな要素を総合的に見て設定されます。
『値段が安いから』と価格だけで購入の判断をしてしまうと後悔につながる可能性もあるため慎重に選ぶことをオススメします。

また、Vツインマグナはメッキパーツが多用されて高級感があるバイクなので、メッキパーツの状態にも注目して選ぶと良いでしょう。

車両のキズの確認

Vツインマグナはさまざまな層のライダーから人気を得ていました。
そのため、初めてのバイクで扱いに慣れないうちに立ちゴケなどでバイクにキズを付けてしまうケースもあります。

立ちゴケでレバーやバーエンド、ミラーに少しキズがついている程度であれば走行に大きな問題になりません。
キズが気になるのならば部品交換という流れになりますが、かかる費用はそこまで高額にはなりません。

ですが、たとえばガソリンタンクに凹みがある場合、修理をしたりガソリンタンク自体を交換すると、多額の費用がかかることになります。

また、生産終了から年数が経過しているため新品のガソリンタンクがすでに欠品している可能性もあり、中古パーツも入手が難しい可能性もあります。

車体全体を確認してキズなどの状況を確かめながらどの程度であれば許容できるか確認するといいでしょう。

納車整備内容の確認

安心・安全にバイクに乗るためには油脂類の交換をはじめとしてバイク全体の点検・整備が必須です。
見積もりの中に整備の金額が含まれているか、納車整備でどのような箇所の整備を行なうか確認するといいでしょう。

また、インターオークションサイトやフリマアプリなどでの個人売買や現状販売は、自身で整備を行なうことが前提となり保証も付かないため、バイク初心者にはオススメできません。

Vツインマグナは生産終了してから15年以上経過しており、初登場からは30年もの年月が経過しています。
エンジンやサスペンションなどの内部の状況が判断しづらい部分や、ゴム系パーツなどの経年劣化も進んでいる可能性があり、外観は綺麗でも中身の状態が悪い個体がある事も考えられます。

そのため、しっかりと納車整備を行なって保証も付いているバイク販売店で購入するのがオススメと言えるでしょう。。

カスタムパーツに注目

中古バイクには前オーナーがオプションパーツを取り付けてカスタムを行なった状態の車両も市場に多く流通しています。

購入後に取り付けようと思っているカスタムパーツが既についている車両を選ぶことで、パーツ代と取り付け工賃を浮かせることができるため、購入後に取り付けるよりも総額で見てお得になるケースもあります。

そのため、同じような価格帯で比較していて程度・年式・走行距離等に大きな差がない場合、カスタムの入り具合で比較するという選び方もあります。

Vツインマグナが新車で販売されているころ、とくに1990年代はアメリカンモデルでカスタムを楽しむことが流行していました。
Vツインマグナにも専用パーツをリリースするアフターパーツメーカーも多数ありましたが、Vツインマグナの生産終了すると、徐々に取り扱いを終了するアフターパーツメーカーが増加。
生産終了から年数が経過していることもあり、現在新車で販売されているモデルと比較して車種専用のカスタムパーツの入手は難しい傾向にあるのは確かでしょう。

250㏄アメリカンの中では現在も選択肢が多いVツインマグナですが、「最初から自分の好みにカスタムされている中古車を選ぶ」という選択肢もあるわけです。
また専用品でなくとも、さまざまな車種に装着できる汎用品(装着にあたって加工などが必要なる場合もあります)を活用することも可能なので、まったくカスタムを楽しめないというわけではありません。

中古で選ぶ際にはどのようなカスタムパーツに注目するべきか解説します。

マフラー

マフラーは外観を変えるのみではなく排気音量・質を変え、性能のアップにも期待のできるパーツです。
Vツインマグナは新品を扱っているアフターパーツメーカーもまだいくつかありますが、新車当時に販売されていたモノの中には廃番になっていることも。
どちらにせよ社外製マフラーの値段は製品によって変わりますが、高額なパーツになります。
気になっているメーカーのマフラーがあるのであれば、そのマフラーが装着されている中古車を探すというのも一つの手でしょう。

バイクのマフラーに関する規制は生産年によって変わるため、同じVツインマグナでも年式によって規制値が異なる可能性があります。
その年式に合う規制をクリアした社外マフラーを選ぶことが重要です。

また、マフラーが交換されている個体を選ぶ場合は
・そのマフラーが保安基準を満たしているか
・保安基準を満たしていない場合はノーマルマフラーや保安基準に適合したマフラーで納車されるか
を確認すると安心でしょう。

ライディングポジション

カスタムベースとしても人気の高かったVツインマグナは、ハンドル・シート・ステップなどがカスタムされていることも多い車両です。
前オーナーの体格や好みに合わせてカスタムされている場合、実際に自分に合うかを確認しましょう。

中には操作性や快適性が大きく変わってしまうこともあるからです。
フロントフォークを延長し、角度をつけて寝かせるようなカスタムを行なっている車両も操作性は大きく変わってきます。

ノーマル
ロングフォークカスタム

バックレスト

アメリカンカスタムの定番アイテムの一つが『バックレスト』です。モノによってはシーシーバーと呼ばれることもあるパーツ。
これは二人乗りをするときに、タンデマーが背もたれに役立ちます。また中には荷物をヒモなどで固定するのに活用するライダーもいたりします。
二人乗りをしない場合でもバイクの外観が良くなるという理由でも人気のパーツです。

積載パーツ

バイクは積載性が非常に少ない乗り物で、Vツインマグナも同様です。
しかしリアキャリアやトップケースを組み合わせたり、サイドバッグを追加することで、収納スペースを増やすことが可能です。

トップケース装着車両
サイドバッグ

どういった組み合わせにするかは、ライダーごとに好みが分かれますが、新たに追加すると相応の出費がともないます。
自分の好みにあった収納アップメニューが採用されている車両があれば、それを選ぶのもありでしょう。

ドライブレコーダー

Vツインマグナが新車販売されていたころには『あおり運転』という言葉は一般的ではありませんでした。
しかし、現在ではこのあおり運転に対策を講じることが安全なバイクライフを送るえでの一つのポイントになっています。
その対策アイテムのひとつがドライブレコーダー。
このアイテムは基本的に汎用品です。カメラを車体に装着するステーが必要になりますが、汎用ステーを加工するなどすれば基本的に取り付けは可能です。

現代のバイクと比較してVツインマグナはドライブレコーダーが装備された状態の個体は少ない傾向にあります。
ドライブレコーダーがついている個体を探すのも良いですが、ドライブレコーダーがついていなくても販売店に相談して納車整備時に取り付けるという方法もあります。
ドライブレコーダーの製品代とと装着にともなう工賃は必要になるため、あらかじめ見積もりを出して予算内であれば採用することがオススメです。

USB充電&スマートフォンホルダー

こちらもVツインマグナが生産終了となってから主流になったアイテムです。
スマートフォンのナビアプリを使ってツーリングを楽しむ人が増え、車体の見やすい位置にスマートフォンをセットする『スマートフォンホルダー』が登場。
そのスマートフォンの電池切れを防ぐために充電するためのアイテムが登場したのです。
快適なツーリングを行う上で必須のアイテムといっても過言ではありません。

これらは汎用品なので、車体についていなくても新たに装着することが可能です。
種類もいろいろあるので、好み・予算に合わせて選ぶのがオススメです。

ETC

2010年ごろからバイクでも本格的に普及が始まったETC。
スムーズに料金所を通過でき、スマートインターを使えるようになったり、各種割引サービスが受けられるのがメリットです。
Vツインマグナには標準装備されたことはありませんが、前オーナーが装着している場合もあります。
装着されていなくても、汎用品なのでVツインマグナに装着することは可能。
出費はともないますが、高速道路を頻繁に使うのであれば元は十分とれるので、装着をオススメしたいアイテムです。

Vツインマグナの中古バイクを探すならバイク王の認定中古車にも注目

バイク王の認定中古車はバイク王の取扱台数年間10万台以上のバイクから、走行距離改ざん・フレーム修正のない良質な車両のみを厳選し、62項目におよぶ厳格な整備(有償)を実施し長期保証車両としたうえで販売する車両です。

高年式&低走行で新車に近い状態の車両からカスタムバイクまで幅広い在庫ラインナップを揃えており、乗り替えや免許取得応援などのキャンペーン(※1))も充実しているので、Vツインマグナの購入を検討している方は是非一度バイク王の認定中古車の在庫ラインナップも確認してみてください!
※1 一部キャンペーン適用対象外となる車両があります。

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筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王

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