スポーツバイクのイイとこ、ダメなところを一挙解説!フルカウルスポーツに乗るなら知っておきたいポイント
公開日:2020.06.08 / 最終更新日:2020.06.08
「バイク乗るならやっぱスポーツだよなぁ!」
「今ネイキッドだけど、フルカウルのスポーツバイクも良いなぁ」という声を絶えず聞くほど魅力が深いスポーツバイク。
ライダー含め、バイクに興味がある方なら誰もが一度は乗ってみたいタイプのバイクですが、実際どこが良くて他と違ってどこがダメなのか、スポーツバイクの魅力を紹介しつつ解説していきます!
イイところ
スポーツバイクってどういう定義?
スポーツバイク、と言っても形だけで見たらフルカウルが一番イメージ付きやすいですが、実際にはネイキッドスポーツなど様々なスポーツバイクのジャンルがあります。
敢えて一言でスポーツバイクを説明するとしたら「移動手段ではなくライディングを楽しむために生まれたバイク」でしょう。
どんなバイクだってライディングを楽しむことはできますが、スポーツバイクでいう楽しむ、というのはコーナリングやライン取りなど、普通以上に感覚でつかみやすく楽しみやすいということ。
スポーツバイクと呼ばれる車種はまず足回りが普通に比べて豪華です。
倒立フロントフォークやブレーキがダブルディスクの場合や、普通の移動ではオーバースペック過ぎて必要ないレベルの装備がついています。
しかし、そのおかげもあって移動ではなく純粋に走りを楽しもう、という理由だけで出かけるライダーがたくさんいるほどスポーツバイクで走る気持ちよさは他に無いものがあります。
普段よりバイクを倒してコーナーをクリアし、立ち上がりでスロットルを開けて強烈な加速をしていく感覚はまるで針の穴に糸が通ったときのような爽快感と達成感。
あれが毎コーナー続くわけです。
これが峠やサーキットでできるバイクこそ、スポーツバイクと呼ばれるジャンル。
とにかく速い!ということだけでなく、高い速度域でも気持ちよく、ライダーの意のままに走れるのがスポーツバイク最大の魅力です。
バイクらしい映え具合
これはフルカウルスポーツバイクに特に言えることですが、形そのものが特殊なのでシチュエーション次第では同じバイクとは思えないくらい映えることがあります。
もちろんネイキッドでもオフでも映えるは映えますが、スポーツバイクの映え方は独特。
カウルがないと基本構成はどのバイクも同じですが、フルカウルの曲線と直線が入り混じったカウルに少しだけ光があたって凹凸が見えるともう最高。
特に男性はそういう部分にシビれる方多いのではないでしょうか。
今のスポーツは街でも乗りやすい
一昔前のスポーツバイクってあまりにも激しすぎて街での移動ではとても乗りたくないと思うほど過激なスポーツバイクが多かったんです。
しかし最近のスポーツバイクは技術の進歩により移動としても使えるくらい乗りやすくなりました。
特に最近の250フルカウルスポーツなんかはまさにこれ。
この技術の向上によってスポーツバイクはファッションとしての一面も新たに開花しました。
カッコいいけど自分には乗れない…というのがこれまででしたが、最近のものは誰でも乗りやすいスポーツバイクとなっているので、ただ一目惚れしただけでも十分乗る理由にはなるでしょう。
ダメなところ
荷物・タンデムがしにくい
スポーツバイクのダメ?な所をあげるとすれば、運転手以外のことはそこまで考えられていないところ。
スポーツバイクはテール周りがコンパクトなので、タンデムシートはかろうじて人が乗れるレベルの小ささ、角度も急だったりします。
荷物も積みにくいし、積めたとしても他のネイキッド車などと比べると半分くらいしか積めなかったりする場合もあります。
キャリア付けたり、箱付けたりすれば積めますが、付けてしまったらスポーツバイクならではの速そうなフォルムではなくなってしまうので決断が難しいのです。
メンテ代が高い場合
決して全てのスポーツバイクに言えることではありませんが、スポーツバイクには元から豪華で高い装備が付いているので、日々のメンテ代が普通のバイクより少し割高の場合もあります。
タイヤは太いサイズほど高いし、ましてや転倒なんかしたら高級パーツを交換していくのですごい金額になってしまった、なんてことも。
とは言え倍以上差があるわけではありませんが、同クラスのネイキッドよりメンテ代が安かった、というのはまず希少なケースでしょう。
人気ゆえ、人とカブることも
スポーツバイクというジャンルには長い歴史があります。
そして常に高い人気がありました。
そのため街を走っていると1日で同じバイクを2,3回見かけるなんてことも。
特に250のスポーツバイクは人気が高いためカブる確率は高めです。
ただカブるのはそれはそれで嬉しい発展につながるかもしれないし、気にならない人であればむしろ喜ばしいこと。
一部ライダーは人と自分のバイクがカブるのはなんか嫌、という方もいるのでそう思う方はどれくらい人気なのかリサーチしてからバイクを選びましょう。
まとめ
スポーツバイク、という言葉自体かなり広い意味があるので難しいところですが、大雑把に魅力を解説するならこんなところでしょう。
今回紹介した部分だけがスポーツバイクの魅力というわけではありません。
最近のスポーツバイクならどんな人でも乗れるラインナップが揃っているので、一度はスポーツバイクに乗ってみたい!という方、是非参考にしてみてください!