サーキットは究極のスポーツバイクの楽しみ方ができる場所。
しかしハードルが高すぎるのと、用意するものが多すぎて身近なものではありません。

今回紹介するのはそんなサーキット走行が少し身近に楽しめる走行イベント。
いつかサーキットを走ってみたい!という方にまずはおすすめしたいイベントです!

茂原ツインサーキット

茂原ツインサーキットはクルマのドリフトやカートなどが走れるサーキット。
千葉県茂原市にあるので東京からもかなり近い位置にあります。

普段はクルマメインですが、モトブレイクというイベント時のみバイクの走行ができるんです!
今回はタイヤのインプレも兼ねて自走サーキットツーリングに行ってみました!

事前申し込みと当日受付

茂原ツインサーキットのWebサイトから事前に申し込みをし、当日事務所で必要事項を記入して走行料金を払ったら走ることができます。
クラス分けがあってミニバイク、初心者、中級者、上級者の4クラス用意されていますが、どこで分けるかは当日の混み具合次第で変わってきます。

しかし初心者と上級者が一緒に走ることはほぼ無いので、それだけでも初心者にとっては安心できるポイント。
周りを気にしながら急かされて走っても全然面白くないですからね!

料金は事前申し込みで1日7,500円、当日受付は平日10,500円、土日12,500円となっています。
モトブレイクの詳しい情報はこちら!

もらった走行券をバイクの周りから見える位置に貼り付けます。
ナンバー付き公道車は大体ライト周りが定番です。

自走、もしくは積んできたバイクで参加する場合でも、ライト類にはテーピングが必要です。
万が一転倒した際にレンズが割れて飛散しないようにするため

今回はライト、ウインカー、テールランプ、ミラーに貼りました。


サーキットを走るならタイムも知りたい!という方のために計測器をレンタルしています(1日1,000円)。
今回もお借りして落ちたり擦れたりしないところを見つけて固定。

サーキットを走り込んでいくと最終的にはスキルを磨いてタイムを縮めていくことになるので、初心者の方でも今の自分がどれくらいのタイムで走れるのかを知っておく意味でも付けてみても面白いと思います。


持っておいたほうが良いものとしてはテープ、結束バンド、ニッパーもしくははさみはあったほうがいいアイテム。
借りることもできますが、車載工具とは別にこれくらいは積んでおいても良いかもしれません。

革ツナギ、ブーツ、グローブ、ヘルメットは自分で用意しなければ走れませんが、そのくらいであれば現実的に買えるので、バイクが積める車とレーサー、工具や発電機など本気の装備じゃなくても最低限からサーキットを始めることができます。

バイクを限界で乗るって楽しい

サーキットはバイクの限界性能を引き出せる場所
特に今回走ったDUCATIの748R含め、フルカウルスポーツバイクなんかは公道では絶対にできないところに面白みがあるマシンなので、せっかく乗っているなら是非サーキットを楽しんで欲しいバイクです。

サーキットは危険、というイメージがあるかもしれませんが、実は走っている人からすると公道のほうが断然危険


いつどこから車や歩行者が飛び出してくるかわからない公道に比べてサーキットは常に一方通行で予期できないところからバイクが飛び出てくることなんてほぼありえません。

レースじゃない限りはそれぞれが自分のペースで走っているので他車の転倒に巻き込まれる確率も公道とさほど変わらない感じがします。

これまでやったことがないレベルでバイクを操れるとライディングの深みが増してきます。
どういう体制がいいのか、どこまでアクセルを開けてどこでブレーキングしてどこで倒しこみのか、なんて最初から考える必要はありませんが、慣れてくるとそういう部分から詰めていってタイムを削っていきます。

要は一番効率よく走るとタイムが縮まるのでコーナーのライン取りなんかも奥が深いです。


結局は積み重ねですが、絶対に言えるのはサーキットを初めて走ったら確実にバイクのライディングスキルは上がっているということ。
攻められなくても、タイムが遅くても、まずは走って今の自分の技量を知って、バイクのことについて考えるきっかけができるだけでもサーキットを走る意味はあると思います。

サーキットは確かに攻める場所ですが、それだけではなく色んな発見と発展が得られる場所。
未経験でサーキットに行くのは勇気がいるかもしれませんが、モトブレイクならお手軽に走れてハードルも低いのでまずチャレンジするならおすすめです!

モトブレイクは月3回ほど開催されているので、Web予約システムからスケジュールを確認して予約してみてください!

モトブレイクの詳しい情報はこちら!

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