バイクバッテリーの充電はOptiMate 4 Quad Programにお任せ!1台あれば安心の高性能充電器
公開日:2025.02.04 / 最終更新日:2025.02.04
バイク用バッテリー充電器は様々なメーカーから販売されており、種類も豊富にラインナップされています。
その中でもおすすめなのがテックメイト社のOptiMate 4 Quad Program。
本記事ではOptiMate 4 Quad Programがどういった製品なのか詳しく解説していきます!
バッテリー充電の重要性

バイク用バッテリーの寿命は2〜3年と言われる事が多いです。
もちろんバッテリー本体の品質や使用頻度や使用状況によって寿命は大きく左右されますが、バッテリーは消耗品であるためメンテナンスが必要になるものです。
今回紹介するOptiMate 4 Quad Programはバイク用のバッテリーを充電するだけではなくバッテリー内部の環境も整えてくれる機能も搭載されています。
毎日バイクに乗る方ならバッテリーの充電に関する心配は少ないでしょう。
ですが、バイクにたまにしか乗らない方や複数台のバイクを所有されている方、雪などの季節的な理由で長期間乗れない期間がある方などは、バッテリーの自然放電によってセルモーターを回す電気がバッテリーに残っておらずエンジンがかからなくなってしまう事も考えられます。
「いざバイクに乗ろうとした際にエンジンがかからない」といったことにならないためにも、バッテリーの充電は非常に重要です。
テックメイトジャパンについて

製品の紹介を詳しく始める前に、日本でOptiMate 4 Quad Programを販売しているテックメイトジャパンについて簡単に紹介します。
テックメイトジャパンは2021年に日本とアジア地域により良いサービスを提供するために設立されたテックメイト社の日本法人。
OptiMate 4 Quad Programは海外製品ですが、テックメイトジャパンがアフター対応を行っているため安心して購入・使用することができます。
他社製品との違い
OEM品質

「OEM製品」という言葉をご存じでしょうか?
簡単に説明すると、自社で特定の製品を作るよりも他社の既存製品を使ったほうがクオリティや信頼性が高いため、他社の製品に自社ブランドの名前を入れて販売されている製品です。
そのため、OEM販売されている製品は信用度が高い製品が多いのです。
テックメイト社の製品は世界で15を超える車両メーカーやバッテリーメーカーからOEMとして純正採用されています。
そしてなんと、テックメイト社のOptiMate 3はヨーロッパでHONDA純正のバイクバッテリー充電器として指定されている実績があります。

HONDAはバイク販売シェアで世界1位を記録しているメーカー。
そのHONDAからOEM採用されるという事は、テックメイト社の製品の品質は世界でもトップレベルといっても過言ではないでしょう。
品質に自信があるからこそ購入から3年間の保証期間が設けられているので、海外製品でも安心感があります。
OptiMate 4 Quad Programの特徴

テックメイト社のバイク用バッテリー充電器はOptiMate1〜4と種類豊富にラインナップされており、その中でもOptiMate 4 Quad Programは多くの最上位機能が搭載されているため、あらゆるシュチュエーションに対応しています。
バイク用バッテリー充電器としては最上位の性能が発揮できるプレミアム充電器といっても過言ではないので、どの充電器を買うか迷ったらOptiMate 4 Quad Programを選べば間違いないと言えるでしょう。
純正バッテリーや、高価なバッテリーを長く使い続けたい方なら買っても後悔が少ないと言えるバッテリー充電器なので、是非注目してみてください。
バッテリー診断機能

OptiMate 4 Quad Programは充電完了後に現在のバッテリーの状態を診断してインジゲーターで教えてくれるバッテリー診断機能があります。
画像の一番右の緑が正常、真ん中の黄色が劣化気味、左の赤がバッテリーの検査が必要という診断の合図です。
仮に充電できたとしても、その充電した電気をどれくらいの時間蓄えておけるかはバッテリーの状態次第なので、満充電できてもすぐにまた電圧が下がってしまうということもありえます。
充電できるだけでなく、バッテリーの状態も把握できるのは便利な機能です。
強力回復充電機能

電圧が極端に低い状態である深放電となったバッテリーは、充電器によっては電圧が低いため端子に繋いでも認識されずに充電ができないケースがあります。
ですが、OptiMate 4 Quad Programは0.5Vの電圧から回復充電が自動で開始されるため他のバッテリー充電器と比べてバッテリーを復活できる可能性が高いと言えます。
他のバッテリー充電器に繋いでも充電されなかったバッテリーでも、OptiMate 4 Quad Programであれば充電できるようなケースもあるかもしれません。
サルフェーション除去性能が高い
バッテリー内部の電極に硫酸鉛の結晶が張り付くことでバッテリーの性能を低下させてしまうサルフェーション。
このサルフェーションは電気的振動によって結晶を電解液内に戻して回復させるパルス充電を行うことで除去できますが、OptiMate 4 Quad Programはバッテリーを診断しながら最大22Vまで昇圧するパルス充電を行うことができるため、サルフェーション除去性能が高いという特徴があります。
バッテリーがバイクに装着されているか認識することができる
バッテリーを取り外して充電するのではなく、車体に取り付けた状態で充電する状況もあるかもしれません。
そういった場合、対応している充電器なら充電モードを変更して充電することになりますが、OptiMate 4 Quad Programはバッテリーがバイクに装着されているかを自動で認識し、車両保護のため自動で最大16Vまでに制御することができます。
これにより操作不要でバイクの電気系統のトラブルを防ぐことができます。
しっかり充電ができる&バッテリーに優しい充電プログラム

バッテリー充電器も製品によっては過剰に充電が行われてしまい、結果的にバッテリーの性能を低下させる過充電を起こしてしまうこともあります。
ですが、OptiMate 4 Quad Programは充電が終わったら長期間繋ぎっぱなしでも安全なメンテナンスモードに切り替わり過充電を防止します。
これを自己判断できるというのもOptiMate 4 Quad Programの凄いところ。
リチウムイオン電池の低電圧時のスリープモード解除機能

OptiMate 4 Quad Programは鉛バッテリーだけでなく、リチウムイオンバッテリーへの充電にも対応した充電器です。
リチウムイオンバッテリーは低電圧のままにしておくと、BMS(バッテリー・マネジメント・システム)によるスリープモードがONになりますが、それをリセットして充電を開始できるというのもOptiMate 4 Quad Programの特徴です。
BMW Can-busシステム経由での鉛バッテリー・チウムイオンバッテリーへの充電
BMWのバイクに搭載されているCan-busシステムを経由して鉛バッテリー、リチウムイオンバッテリーへの充電が可能です※。
回復充電機能が使えなかったり、長期メンテナンスモードには不向きという面もありますが、手軽にバッテリー充電が行えるためBMWオーナーにとって嬉しい機能と言えるでしょう。
※リチウム電池搭載のBMW R1300GSを充電する場合はCan-busシステム経由ではなく、バッテリー直接接続の充電を行ってください。暗電流量の方が充電量を上回り、充電が行われない可能性があります。
OptiMate 4 のデュアルプログラムとQuad Programの違い

OptiMate 4 にはデュアルプログラムとQuad Programの2種類があり、2023年秋にモデルチェンジしたのがOptiMate 4 Quad Programです。
価格差は1,000円程なので、今からバッテリー充電器を選ぶなら利便性に優れ多機能なOptiMate 4 Quad Programがおすすめと言えるでしょう。
この2つの違いは大きく分けて3つあります。
最大出力の向上
OptiMate 4 デュアルプログラムは最大出力が1Aに対し、OptiMate 4 Quad Programでは最大出力が1.25Aと高出力になっているため、より速い充電が可能となっています。
リチウムイオン電池への対応
OptiMate 4 デュアルプログラムは鉛バッテリーへ直接繋いでの通常充電、CANbus(BMW)プログラムを介した充電の2つのプログラムがインストールされています。 リチウムイオン電池には対応していません。
対してOptiMate 4 Quad Programは鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーの両方に対応。
その両方の通常充電、CANbus(BMW)プログラム充電の2種類がインプットされており、合計4種類のプログラムがインストールされています。
利便性の向上
充電モードの切替時、デュアルプログラムではワニ口ショートを使った動作で切り替えますが、Quad Programでは切り替えボタンが付いているためより分かりやすく操作もしやすい仕様となっています。
OptiMate 4 Quad Programインプレッション

実際にOptiMate 4 Quad Programを使ってバッテリーの充電をしてみました。
筆者は以前OptiMate 4 デュアルプログラムの方も使ったことがあり、どちらも使った上での目線で感想をお届けします。

まず充電速度が体感でわかるくらいOptiMate 4 Quad Programのほうが速くなっていると感じました。
同じバッテリーを充電したわけではないので一概には言えませんが、やはり最大出力が25%アップしている違いはあると思われます。

次に操作のしやすさ。
OptiMate 4 デュアルプログラムでは切り替えボタンがなく、説明書を詳しく読まないと操作がわからなくなってしまう部分がありました。
ですが、OptiMate 4 Quad Programは切り替えボタンが付いているため操作性が大幅に向上した印象を受けました。

バッテリー診断結果が最後に表示されるようになったのもOptiMate 4 Quad Programの良いところだと感じました。
OptiMate 4 デュアルプログラムでは最初に診断結果が表示されるため、サルフェーション除去などによって最終的にバッテリーの状態がどうなったのかを確認するためにはもう一度接続して診断を行う必要があります。
OptiMate 4 Quad Programでは充電が終わった後に診断結果を見ることができるので、筆者にとっては大きな違いでした。

また、他社のバッテリー充電器と比較すると本体がコンパクトな印象があります。
置いて充電するために裏側にクッションが付いていたり、本体をぶら下げることができるフックが装着できたりと使い勝手が良いのもメリットです。
1台あれば充電には困らないOptiMate 4 Quad Program
バイクのバッテリーはバイクを走らせる上で重要なパーツで、しっかりとした電圧を発揮することでトラブルのリスクを避け快適なバイクライフを楽しむことができます。
長期間バイクに乗れない時のバッテリーメンテナンスや、久々にバイクに乗る前の充電など、ライダーが感じるバッテリー上がりの不安やドキドキから開放してくれるのがOptiMate 4 Quad Programです。
強力回復機能とバッテリーに優しいメンテナンスプログラムを兼ね備えている独自のプログラムは、日本でも20年以上実績のあるもの。
安心してバッテリー充電ができれば、不安のない充実したバイクライフに繋がる重要なポイントだと思うので、バイク用バッテリー充電器を探している方はぜひ一度チェックしてみてください!
バイク王各店舗でも取り扱っているので、気になった方は店舗で実物を見てみてください!