バイクは防風で乗りやすくなる!スクリーンや風防カウルなど後付できる防風装備を紹介
公開日:2022.04.11 / 最終更新日:2022.04.12
バイクは風の中を走るもの。
バイクでしか味わえないあの唯一無二の感覚はとても気持ちいいものですが、長い距離乗っていると気持ちいい、とは別の問題も発生してきます。
今回はそんなバイクの防風対策について解説していきます!
防風する意味とは?
バイクには様々なタイプがありますが、車体全体をカウルで覆っているフルカウル車は走行風を効率よく後ろに流すという役割を持っています。
逆にネイキッドやアメリカンなどは防風などはほとんど考えられていない設計です。
「風の中を走るんだから体全体で風を感じたいじゃないか!」というのもバイク乗りらしい意見として良いんですが、それが一日で300km走る、となると話は別。
風が体に当たるだけで体力を少しづつ消耗します。
街乗りレベルであればほとんど影響はありませんが、特に高速走行の多いロングツーリングとなると、いくら気持ちよくても日が落ちる頃には「もう風いいよ…」とうんざりしているはず…。
防風対策は長時間乗り続けるための策でもあるんです。
フルカウル車は防風はしっかりしていますが、前傾ポジションのバイクが多いので、風ではなく体制で疲れてしまうことも。
そこで最近注目されているのがアドベンチャーバイク。
体制も楽に乗れて、防風対策もしっかりしているため長時間乗り続けても疲れにくいんです。
しかしアドベンチャーバイクは大排気量車が多いため街乗りレベルでは違う疲れを感じることも。
全てのシチュエーションで乗りやすくて効果を抜群に発揮できるバイクって以外に無いんです。
今回はバイクに限らず使える防風対策アイテムをご紹介します!
車体での対策
メーターバイザー
メーターバイザーは名前の通りメーターの上部、ヘッドライトの上に取り付ける小さなスクリーンのようなもの。
元々は明るい場所や暗い場所でも変わらずメーターを見やすくするものですが、メーターバイザーでも多少の防風効果はあります。
ヘルメットから肩にかけての風が整流されるため、ありとなしでは疲れ方が変わってきます。
カスタムとしてもカフェレーサーなどに付けられることが多いパーツなので、雰囲気を大きく変えずちょこっと防風対策したいという方にもおすすめです。
スクリーン
防風対策として一番わかり易いのがスクリーン。
大きさは様々ですが、ライダーの目の前の風を防いでくれるので、明らかな効果を体感できるはずです。
デメリットとしてはバイクの雰囲気が変わってしまうのと、ほぼ直立したスクリーンが付くのでバイク自体は風の影響を受けやすくなることがあります。
付け方によってはレトロ感も演出できるパーツなので防風対策もできてかっこよくできるバイクならおすすめのパーツです。
ビキニカウル
ヘッドライトに取り付けるビキニカウルは簡易的にできる防風対策の中では見た目的にも防風効果的にも一番効率のいいパーツ。
上半身に感じる風はビキニカウルを取り付けるだけでかなり軽減されます。
カスタムパーツとしても様々なメーカーからリリースされているので、ヘッドライトの大きささえ合えば取り付けることができるパーツです(一部ウインカー移設する場合があります)。
物によってはフロントからの風だけで言えば、ほぼフルカウルと同じ整流効果、防風効果を発揮できるものも。
しかし結局は汎用品でビキニカウル自体の横幅は大きくなく、サイドのカウルも無いので同じではないんですが、ネイキッド車ベースのカスタムでは効果の高いと言える防風パーツです。
同系統のパーツとしてヤンチャなライダーたちに愛される「風防」というのもありますが、ビキニカウルやスクリーンほどの効果はなく、見た目重視のパーツとなっています。
服での対策
車体をカスタムするのはお金もかかるし、知識もない!という方は服で防風対策する方法もあります。
実は服に風が当たってバタつく事によって体力を消耗することがあるほど、服も防風には重要な部分です。
バイク用に考えられた服は風に当たってバタつきにくいように設計されています。
留め具があったり、一部の生地を固いものにしていたり、対策はメーカーや服によって様々。
ですがしっかりしたバイクウェアはバイクにカウルを取り付けなくても、当たってくる風を後ろに逃してくれるので疲れにくいんです。
バイクの雰囲気を変えたくない方や、ツーリング時のみ防風したいという方におすすめです。
まとめ
様々なバイクの防風対策がありますが、長い時間バイクに乗ることが多い方なら何かしら対策しておくだけで降りたときの体力の消耗具合で違いを感じるはずです。
また短い時間でも高速道路など高い速度で走ることが多い方も違いを体感できるはずです。
効率よく防風してバイクを最大限楽しみましょう!