バイクで使えるプロテクターは種類様々!バイクウェア、インナープロテクターなど普段着でも装着可能!
公開日:2022.05.23 / 最終更新日:2022.05.18
バイクに乗る上で法律上必要なのは免許とヘルメット。
それ以外は法律で指定されているものはありませんが、実際乗ってみるとあったほうが良いものってたくさんあるんです。
グローブやブーツなどもありますが、今回はその中でも重要度が高いプロテクターについて。
一昔前まではプロテクターを付けると付けている感が丸出しでしたが、最近では付けているかわからないレベルの物まで様々種類があるんです!
プロテクターは本当に必要?
プロテクターを付けるか付けないかは完全にライダー個人の判断となります。
付けていなくても違反にはなりません。
ですがバイクは長く乗っていると何かしらのトラブルが起こるもの。
出先でエンジンがかからなくなった、程度ならまだいいですが、転倒してしまった、事故をしてしまったなどもあり得る乗り物。
そんなトラブルはできるだけ避けておきたいものですが、いざトラブってしまった時の対策として付けておいたほうがいいのがプロテクターなんです。
プロテクターを付けていると大半の怪我は防いでくれます。
上半身では肘や肩は最低限、背中(脊髄)、胸部の4点がベストでしょう。
下半身では膝にプロテクターがあったほうがいいですが、下半身はそれ以上に生地の頑丈さも重要になってくるので一概には言えません。
実際転倒してみないと必要性がわからないのがプロテクターの難しいところ。
ですが付けていると付けていないでは転倒した時の怪我の度合いは雲泥の差です。
もちろんケースバイケースなので一概には言えませんが、プロテクターを付けておいたほうが怪我しにくいのは確実に言えること。
付けておいて損はないアイテムです。
一番簡単なのはライディングウェア
プロテクターを装着するための手段として最も一般的なのはライディングジャケット。
バイクに乗るために作られているので、標準でプロテクターを装備していたり、装備するためのスペースが確保されています。
ジャケットもパンツもライディング用を使えばほぼほぼプロテクターを取り付けることができます。
またバイクに乗るための専用設計で作られているため、服のバタつき防止やライディング時の体制でも疲れにくい形になっていたり、バイクに乗るなら利点ばかり。
プロテクターだけに限らずライダーなら一度は着て効果を体感して欲しいライディングウェアです。
普段着の下に着るプロテクター
ライディングウェアには一つだけ欠点があります。
それはデザインが独特なこと。
様々なブランドから販売されているので一概には言えませんが、安いものはいかにも「バイク用」と見てわかるデザインのものが多いんです。
中にはかっこいいものもありますが、そういったライディングウェアは他より多少高い傾向にあります。
そんな不満を解消してくれるのがインナープロテクター。
普段着の下に着れるため、外から見たら普段着ですが、実は性能的にはしっかりプロテクションしてくれるという優れもの。
写真はKNOXのアーバンプロを使用しています。
肘、肩、背中が標準でプロテクターが装備されていて、オプションで胸部プロテクターも装備可能です。
ジャケットの形をしていますがメッシュ素材の生地なので着ている感覚的にはシャツ程度。
これだけで使うこともできますが、これを着てその上にパーカーを着るとプロテクターを着ていることさえほとんどわかりません。
プラスチックのプロテクターではなく、マイクロロックという普段は柔らかく、衝撃が加わったときのみ固くなる素材のため上から服を着ても形が浮き出ることもなく、装着感も不快には感じません。
しかし打撃には強いプロテクターですが、転倒を想定すると打撃だけではなくスライディングした時の切り裂き強度も重要なところ。
アーバンプロはメッシュ生地ですが切り裂きに強い生地なのでその点もしっかりフォローしています。
他にもインナープロテクターはたくさんありますが、打撃のみで切り裂きにも対応しているプロテクターはそう多くありません。
いつトラブルが起こってしまうのか、もしくは巻き込まれてしまうのかわからないからこそ、普段から備えておくのが重要。
現代ならバイクを降りても街を歩けるおしゃれな格好でバイクに乗れるアイテムが様々あるので、いざというときのために装備しておくのがおすすめです!