前回記事

前回に引き続き今回も日常点検について書いていきます!
エンジンルーム以外の点検はというとライトの点灯、タイヤの点検、そして運転席に座っての点検があります。
前回に引き続き使用車はマツダのロードスター!実習車のロードスターを軽く説明すると、マニュアルの直列4気筒エンジンです。車やバイクに並列やV型など聞いたことはないでしょうか?これらはエンジンの形なのです!ちなみにバイクは並列が多いようですよ。面白い名前でボクサーエンジンなんていうのもあります!

さてさてそれでは点検に入っていきましょう!
まずライトの点検についてです!ライトは8個のライトを目視で確認します!8つの内訳はというと、車幅灯、ヘッドランプ(ロービーム、ハイビーム)、テールランプ、フォグランプ(車のみ)、ブレーキランプ、バックライト、ナンバー灯、ウィンカー。目視で確認なので見やすい場所や時間を選べば難しいことはないです!名前が多いぞ??と思った方は普段使うものや車やバイクをぐるっと回って常時ついているランプの確認をしてみてください!バイクはブレーキランプが見ずらいので夜行ったり、壁などを使うとよいです。

私はよく停止時に後ろに車がいたら光の反射を利用してます。バイクが古い為、電装系が不意にダメになることが多々あったので乗るたびにやってます笑ウィンカーは点滅が速くなったら切れる直前なので早めの交換を!

タイヤの点検は空気圧や溝の深さ、損傷や摩耗を見ます。空気圧はちょっとしたところにシールが貼られており、そこに規定空気圧が書かれています。ロードスターは運転席のドアの内側に貼られていました!バイクの場合はスイングアームという後輪の軸に張られていることが多いと思います。ガソリンスタンドに空気圧を計測できる機械があるので時間があるときにぜひ!溝の深さは規定値はあるものの、深さが確認できれば大丈夫です。つるつるに近いのは危険なので早めの交換を!あとはひび割れやくぎなどの異物が刺さっていなければOKです!
余談なのですが、エアゲージという空気圧を調べる機械を使った時、ひまわりの形をしたステッキみたいだなあと思い同じ班の子とめちゃめちゃふざけました。工具ってたまに不思議な形してますよね笑

次は運転席に座っての点検です。まずはブレーキ系です!サイドブレーキはゆっくり引いて、6~8ノッチであることの確認です。ノッチとはサイドブレーキを引いたときにカチカチと音がするあれです!ブレーキペダルは踏みしろとブレーキの利きを確認します。ブレーキを踏んでみて踏みごたえがあることの確認をします。ブレーキには遊びという踏んでもブレーが利かない部分があるのですがこれがありすぎてもなさ過ぎてもよくないので注意が必要です。つまり固すぎても緩すぎてもだめなのです!
バイクの場合はパッドの確認を!

次にウォッシャー系です。ウォッシャー液の噴射状態(向きや高さ)を確認し、ワイパーがしっかりふき取ってくれればOKです!

最後にエンジンです!エンジンがスムーズにかかるか、アイドリング時に異音がないかを確認します。そして加速の確認です!スムーズに加速するか、それだけの確認なのです。
エンジンに関しては普段から乗っていれば異常にすぐに気が付くと思います。
私のバイクの場合なのですが、以前一度タンク内にあるフィルターが詰まってしまい、高速を降りた瞬間エンストをぶちかましたことがあります。バイクの整備をしてくれた方が燃料の通るホースを見やすいところに引っ張ってくれたので燃料通ってるかなあと見るようにしています。

あとは燃料の確認もタンクを開けて目視した方がいいです。フューエルゲージという燃料の量を教えてくれるゲージはあんまり信用しない方がいいです笑 周りのバイク乗りは口をそろえてあれ結構適当だからって言います笑
まだガス半分あるから高速降りたら給油しよ~と思ってたらあと少しのところでガス欠を起こしたことがあります。リザーブで走っても10kmほどしか走れず、サービスエリアまで押していったなんてこともあります(押していける距離だったのでよかったですが本当に危ないです!)

書いてて意外と測定項目があるな?!と思いました笑
エンジンルーム以外はすぐに気が付けるものが多いかなと思います。安全のためにお時間あるときにぜひ見てみてください!
初めはわからないことがたくさんあると思いますがゆっくりやっていければいいんじゃないかなと自分でいじるようになり、思いました。車やバイクはいきなり壊れるのではなく徐々に疲労を積んでいって壊れてしまいます。なので壊れる前にやさしく労わってあげてください!自分でできた方が愛着が湧いて乗るのもより一層楽しくなれると思います!

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筆者プロフィール

イギリスパン

バイク王で働きながら整備学校に通い、二級自動車整備士を目指しています!