バイクの血液!エンジンオイル
公開日:2020.12.05 / 最終更新日:2022.10.29
(整備士見習いとして反省です汗)
やろうやろうと思っていたら8000キロくらい走っていました。
さすがに良くないと思い変えることにしました!
今回はそんなオイル交換を行った時のお話をします!
が、その前に・・・。
エンジンオイルの役割
まず、エンジンの動きですが、エンジンはシリンダー内にあるピストンが上下に動き、空気とガソリンの混合気の吸入、圧縮、燃焼、排気という工程を行っています。ピストンが動けばシリンダーを擦る状態になり、金属同士の擦れが出てきてしまいます。ではそんなエンジンの摩擦を誰が軽減させているかというとエンジンオイルなのです。
エンジンオイルの役割は潤滑・密封・冷却・洗浄・防錆とたくさんの役割を担っています。エンジンオイルは劣化をするので定期的に交換、年に数回乗るか乗らないかのバイクもオイルが参加してしまうので1年に1回は交換しなくてはなりません。エンジンの焼き付きという言葉を聞いたことはないでしょうか?原因はこのエンジンオイルが何らかの理由で役割を果たしていない場合に起こります。エンジンがやられたらもう大変!新しくバイクを買った方がいい場合もあるのです。エンジンを労わってあげる為に、オイル交換が必要不可欠なのです。
さっそく交換作業
今回はそんなオイル交換を行った時のお話をします!
オイル交換は実を言うとめちゃくちゃサボってました…!やろうやろうと思っていたら8000キロくらい走っていました。さすがに良くないと思い変えることにしました。
まず、ドレンボルトというオイルを貯めている容器のボルトを外してオイルを抜きます。大体車体の下にあります。ボルトが2つついている車種もあるようです。
エンジンオイルを抜くコツとしてオイルキャップ部分は外す(空気の通りをよくするため)、エンジンを温めてから抜くと抜けやすくなるといいますが、エキゾーストでやけどをする自信しかなかったので冷ました状態で行いました笑
手に持っているのがドレンボルトです。
オイルとても黒いです…!((((;゚Д゚))))
不要になったエンジンオイルは廃棄物として処理しなければならないのですが、バイクショップなどで普通ごみとして出せるようなBOXが売られているので大変便利です。
最後は車体をまっすぐにしてオイルを出し切ります…!大体出たなあとなったら新しいパッキンとドレンボルトを付けて今度はオイルキャップからオイルを注入します。
オイル交換ごとにパッキンは変えてあげます。
今回、オイルはCastrolさんのオイルを使用しました。15W-50というのがオイルの粘度を表しているのですが、この数値が高ければドロドロしており、低いとサラサラとします。粘度によって走りも変わってくるようで、オイルにこだわりだす人もいるんだとか…!
私のバイクはどちらかというと古めであるのと、結構エンジンを回してしまうので摩耗を軽減させたいなと思い少し硬めのオイルを選びました。
店員さんいわく、5W-30の粘度を選ぶ方が多いそうです。奥が深いのでこれから自分で体験して違いを知っていけたら
いいなあと思います!
オイルをある程度入れたらバイクを地面と平行にしてゲージを確認しながら微調整していきます。オイルは温まると冷めているときよりも上に行くのでアッパーゲージの少し下くらいまで入れます。
入れ終わったらエンジンをしばらく回してオイルを温めて、最後にゲージを確認して終わりです。
真ん中の線がアッパーゲージです。
オイル交換終えて走るとレスポンスがめちゃくちゃ良くなりました!!
もうすっごい元気!!とっても回転してくれます!やったー!(^^♪
心なしかバイクも軽く感じます!
長く楽しむためにもぜひたくさん走ったなあとおもったらオイル交換をしてあげてください!