今回は自動車の法律を学んだ時のことをお話ししようと思います。
 授業で車検と定期点検の違いはなにかと尋ねられた時、答えることができなかったですが皆さんはわかりますか?
私は、行う時期が違うのは理解できていたのですが、なぜ時期が違うのか、具体的な内容は?などなどわからないところがたくさんありました。

車検と定期点検の違い

 まず車検とは、「自動車検査登録制度」の略称で一定期間ごとに行う検査です。初回の有効期限は3年、以降は2年ごととなります。車検は安全防止や公害対策などが保安基準に適合しているかのチェックをするものだそうです。

 そして定期点検は自動車の故障を未然に防ぐ、いわゆる予防点検です。車検は保安基準に適合しているかをチェックするので基準に合っていればいい、つまり消耗品が保安基準ギリギリを通ってしまうこともあるということです。消耗品も段々となくなっていくものが多いので車検を通ったときはよかったけど気が付いたら故障の原因寸前なんてこともあるんじゃないかと…!それを防ぐ定期点検です!

 車検や定期点検は自家用か業務用、貨物自動車によって異なってきます。業務用や貨物自動車は一年車検なのですが、タクシーなどのメーターを見ると一年ですぐに10万キロ超えるそうで、毎日使っている且つ人や荷物を載せるとなると車にも負荷がかかるので1年ごとなんだととても理解できました。

もちろん、学ぶ内容はこれだけではありませんでした。
本番はこれからです。

道路運送車両法とは?

そして道路運送車両法です。
免許センターで習った法律か!!と思ったのですが、あれは道路交通法でした。。。
道路運送車両法に該当するのは自動車、原動機付自転車、軽車両です。自動車、原動機付き自転車などは概ね何のことかわかりますが、出ましたややこい!軽車両!
「~は含むけど、~は軽車両に該当しない」など、似てるのになあ…。

ちなみに、電動アシスト付き自転車は上記のどれに当てはまるかわかりますか?
答えは軽車両です!原動機付いてる自転車じゃん!と思わずツッコみたくなります。
他にもリアカーは軽車両に含まれるが、農業などで使用される一輪車は軽車両ではないなどなどあれれ?車輪ついてるし軽車両かな?違うんかーい!なんてことが多々ありました。

大型自動車?普通自動車??

 法律では排気量や大きさごとに普通自動車、軽自動車、小型自動車、小型特殊、大型特殊のいずれかに分類されます。
あれ?大型自動車がないぞ??と思いました。免許では大型や中型の区分があるのに??大型自動車は普通自動車になるのです。また、今回難しいなあと感じたのは高さや排気量の数字を覚える部分です。数字を覚えられても軽だっけ?小型だっけ??となったり、この数字どこで使われるんだっけ??と馴染みがないのもあり、混ざってしまうことが多々ありました。

ナンバープレート

 ナンバープレートのそれぞれの文字や数字の役割も勉強しました。
 横浜や品川など、使用本拠地の管轄地横に書かれている数字には自動車の種別や用途を表していたり、ひらがなには運送事業用か自家用等かどうかを表していたり、好き勝手選べるものではないのだなあと学びました笑
プレートの色や大きさも様々でプレート一つとっても細かい決まりがあるなあと感じました。

そして私がたどり着いた結末は。「ややこし~~!!」
しっかり全授業受けましたが正直さっっっっぱりわかりません。
感覚としてはそんな法律もあるのねえ程度。というのも法律の文章、ややこい。言ってること、細かい。
細かくなってしまうのはあらゆる事案があったりした為だろうなあと思えますが、ま~~~!!文章がややこい!!「~だよ!」と結論をしっかりばっちり馬鹿でもわかるように言ってほしいです笑 

自動車免許等をお持ちの方は共感できると思いますが、自動車は車線変更をしてはいけない!○!答えはみだりに車線変更をしてはいけませんですう~!!みたいなあの筆記試験のような感じです。
※ややこい=ややこしい

法律は今までやってきた中で電気の次に難しかったです笑
馴染みのないものはやはり覚えづらく、ただここが今後の基盤になるので頑張って勉強します!!

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筆者プロフィール

イギリスパン

バイク王で働きながら整備学校に通い、二級自動車整備士を目指しています!