【キャブレターの中身ってどうなってるの】分解と組み立て!
公開日:2021.05.18 / 最終更新日:2022.10.29
今回はその中でも「キャブレター」についてのお話をします。
エンジンに燃料を送る部品として、基本であるキャブレターの分解をしました。
まずは車のキャブレターのでかさに驚く。
キャブレターは、燃料と空気を混合し、混合気を霧吹きのように噴射する装置です。
キャブレターは、なんと言っても自分で燃料の濃さを調節できる醍醐味があります。
今回実習で使用したキャブレターはこちらです。
おっきい!!
片手で握れるくらいのものが来ると思ってましたが、両手サイズでした笑
少し古めですが、先生曰く1800㏄くらいの乗用車に使われていたのではないかとのこと。
実は乗用車のキャブレターをしっかり見るのは初めてで、あまりの大きさにびっくりしました笑
分解!細かい部品も見ていくよ!
座学で習ったことをもとに分解していきます。
3つに分かれました。
メーン系統や、スロー系統を見ていきます。
キャブレターはそれぞれの役割を系統別に分けています。少し説明をすると、メーン系統は通常走行の主な燃料通路です。フロート系統は燃料を蓄える役割と油面の高さを常に一定に保つ役割があります。他にもパワー系統や加速系統など様々に分類されています。全ての系統を見させてもらいましたが、今回は写真のあるメーン系統とスロー系統の部品のご紹介をします!
二つの黄金色の上にある何かが埋まっているものがスローエアブリードです!
他の場所で計量された燃料に計量した空気を混合させ、燃料の微粒化を促します。
似たようなものがたくさんあったので定かではないですが確かプライマリ側のブリードだったと思います…!
メーン系統に燃料を混ぜる空気量を軽量します。
更に細かく分解した状態です。
沢山部品が出てきました!
図で見るのと実際に見るのは違く、どこがどこの系統か、細かい役割等まだまだ勉強が必要そうです…!
この部品はどこ…?
分解をしたら元通りにしなければなりません。
キャブレターが三分割にできたので、各部位ごとにパーツを分けていたので何とかネジは余らなかったのですが、どこに付ける部品かわからないものあります…!
こんな時は写真を見返してみます!撮っててよかった写真!!
・・・( ^ω^)
写ってないやないかーい!
ついてた場所はなんとなく覚えているのですが、詳しい場所がわかりません (;_;)
小さい脳みそをフル回転させていきます。
アクセルワイヤーが付く位置が何だかゆるいぞ…。
最初はそんなことなかった!戻らなきゃまずい場所が戻らない!
ここが怪しい気がします。
きっとここだ!!と試しにバネを付けてみます。
バネがちゃんと動いてくれます!よかったー!合ってました!!
色んな角度の写真を撮っておくべきだったなあと反省です…!
ネジを余らすことなく組付けはできたのでそこは成長かなあと思います!
オマケ
同じ授業内で機械式のフューエルポンプの分解を行いました。
黒い取っ手部を動かすと空気を吸って吐き出すのですが、渡されたものは硬くて動かず、これを動かせるようにしてねという課題を課されました。
早速分解していきます!
ネジを外せば一通り外れました!
下の方にあるゴム製のふにゃふにゃとした部分が原因で動かなかったのですが、これを付けるのが大変でした!!
取っ手を最初から押し込んだ状態でゴムを取り付けるのですが取っ手がすっごく硬かったです!!
元から硬い子みたいでした。
壁などに押し付けて片手だけでも使えるようにしてゴムを付けようとするのですが、ねじ部分が合わず苦戦しました。一回ネジが付けられればあとは難なくできました…!久しぶりに力を要する分解組付けでした笑