【原付】初めてのタイヤ交換。
公開日:2021.09.02 / 最終更新日:2022.10.29
今回はその時のお話です。
タイヤ交換は授業でやったことがあるので大まかな流れはわかるのですが、実車は初めてなのでドキドキです!
この記事ではリヤタイヤの作業をご紹介します。
まずはマフラーを外してからホイールを外します。
画像はマフラーを外した状態。
だいぶ動いていなかったのか、リヤのナットが全く外れずに苦戦しました。
力を入れるとナットが固すぎて、ブレーキを効かしてもバイクが動いてしまいました。
苦戦していたところ、たまたま家の近所に来ていた知らないおじさんが声を掛けてくれました。
なんと元整備士だそうです!
おじさんも加勢して再チャレンジです。
ラチェットをパイプで延長してぐっぐっと連続で力を込めて何とか外れました;;;
おじさん手伝ってくれてありがとう!!!!!!!!!
パイプの長さは1mあったと思いますが、それでもすんなりとは外れてくれませんでした。
トルクの計算式は力×距離=トルクで、この距離というのは工具の長さだっだりします。
ラチェットだけではナットは外れなかったのでパイプで延長させて距離を稼ぎました;;;
今後も力が必要になる機会が多くなるだろうなあと思い、タイヤ交換後ではありますが、長めのスピナハンドルを購入しました。
次はビードを落として、ホイールからタイヤを外します。
ホイールからタイヤを外す前には空気を抜くのですが、すでに空気は抜けてしまっていました。
タイヤを踏み付けて、「ビード」と言われるホイールとタイヤが密着している部分を落とししていきます。
※ビード落とし…「ホイールのリムの裏側」に密着している「タイヤのビード(画像の赤丸部分)」をはがすこと。画像はすでにはがれて外側に出ている状態。
普段はココがホイールの内側にくっついているから、空気が漏れないのです。
ビードが外れたら、タイヤレバーを使ってホイールからタイヤを外していきます。
写真を見るとタイヤが少し濡れてる感じがしますが、シリコンスプレーを塗ってホイールから滑りやすくさせました。
シリコンスプレーのあるなしではやりやすさが全然違いました。
片方が外れたら、もう片方を外してきます。
実はリヤの前にフロントのタイヤ交換は行っていたのですが、なんとその時タイヤレバーを1本しか持っていませんでした。
これがまあ大変!
フロントのタイヤ、外れたら疲れちゃって一回家に戻りました笑
全然ホイールから外れてくれなくて、え、マジ?これ取れんの?と深みにはまっていき、自分でやることに後悔でした。笑
タイヤレバー1本で何とか組み上げたのですが、まだリヤがあることに当時は絶望していました。笑
そのときと比べて今回、タイヤレバーは3本もあります。
友人が使わないからとくれました…!
なんて楽なんだ!!!と感動しました。
工具、大事です。
すんなりとホイールからタイヤが外れてくれました。
次に虫ゴム交換を行います。
タイヤが外れたら空気を入れる虫ゴムの交換をします。
写真ではタイヤが片側入ってしまっていますが、ホイールだけの状態の方が楽だと思います…!
実は買った虫ゴムをなくしてしまって、買いに行くまで片側ははめておこうということではめていました。
虫ゴムをもっとすんなり入れられる工具があるのですが、フロントの時ハマったからいいやとコンビネーションレンチのメガネレンチになっている方を使って、テコの原理ではめました。
そしてタイヤをはめていきます。
タイヤをはめるときに気を付けなければいけないのは進行方向の確認です。
進行方向と逆につけるとタイヤのパフォーマンスが落ちてしまうそうで…!
そしてタイヤに黄色のマークがあります。これはタイヤの最も軽い位置を示してくれています。
ホイールで一番重くなっている場所は虫ゴムがあるところなので虫ゴムに位置を合わせてつけていきます。
最後に空気を入れて完成させます!
タイヤが組めたら空気を入れていきます。
ビード上げという空気を一気に入れてタイヤがホイールにしっかり密着してくれる作業をします。
コンプレッサーなどがあれば楽なのですが、そんなものはないので自転車の空気ポンプで入れていきました。
少し時間はかかりましたがちゃんと上がってくれました。
出来ればいいなくらいの期待だったのでポンッとビードが上がった音がしたときは嬉しかったです。
空気を規定量入れて、リヤに組んであげて終了です。
結論:工具は大事!
初めて自分でやってみた感想としては、工具、本当に大事だなあと。
タイヤ交換に限らず工具の種類があれば選択肢が増えますし、適切な工具を選んであげると比較的楽に作業ができました。
あと、タイヤって固いんだなあと思いました。笑
ホイールから外れない時、結構無理くりやってしまったのですが思ったよりも伸びてびっくりしました。笑