コロナ禍によって需要が急増したフードデリバリー。
都内を走ると1日で20台以上ウーバーイーツ等のフードデリバリーのバックを背負ったバイクや自転車を見かけます。
そこで今回はフードデリバリーする上でのバイクのメリットと、デリバリーで使いたいおすすめのバイクをご紹介します!

選択肢は自転車orバイク


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フードデリバリーをしている方は主に自転車かバイクのどちらか。
最安で始めるなら中古のママチャリを買って始めるのが一番ですが、本格的にデリバリーを考えるとエンジン付きのバイクのほうが有利でしょう。

配達時間という意味ではあまり変わらない場合もありますが(特に都心は)、1日で複数件配達すると考えると自分のスタミナも立派な仕事の必要要素。
デリバリーを続けていく意味でも、よほど自転車でのスタミナに自身がある方じゃない限りバイクのほうが配達しやすいのは確かです。


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じゃあ電動アシスト自転車を使えばOK!と思いますが、コスト的な面で新品の電動アシスト自転車と125スクーターは大きく変わりません

スクーターはガソリンを入れればいくらでも走れますが、万が一配達中に電動アシストのバッテリーが切れたら地獄そのもの…

バイクでデリバリーを始めるのが一番お手軽だと思います。

バイクでデリバリーをすると違法になることもある!?


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バイクでデリバリーする場合、126cc以上のバイクは緑ナンバー(事業用ナンバー)が必要です。
緑ナンバーは主に運送業の仕事でバイクを使う場合に必要なもの。

中にはしっかり緑ナンバーを取得して400ccやそれ以上の排気量のバイクでデリバリーしている方もいますが、緑ナンバーを申請せずに仕事で使うと違法になります。

しかし、125cc以下なら緑ナンバーの申請は必要ありません
申請せずとも125cc以下は現状規制がないので、運輸支局に申請して有償運送許可証があればナンバーを変えることなく、ピンクナンバーのままデリバリー業務に使用することができます

会社によっては有償運送許可証の手続きを会社でやってくれる場合もあるそうです。

なのでこれからデリバリーを始めるなら125cc以下のスクーターが一番。
ここからはおすすめ車種を紹介していきます。

125cc以下の配達にオススメなバイク

Honda PCX


ホンダのPCXはバイクの足としての移動ではもちろん、デリバリー業務などでも広く活躍しているスクーターです。
一昔前のスクーターよりもタイヤサイズが大きいので若干大きく感じますが、実際乗ってみると直進安定性も良く、苦手の部分を見つけるほうが難しいほど徹底的に考え抜かれたスクーターです。

燃費も大体40km〜50km走るので、狭い範囲のデリバリーであれば1日1リッター消費するくらいで仕事ができてしまいます。
唯一の欠点は人気車種ということもあって、車両価格が少し高いですが、その分台数が多いので程度のいい中古から乗り始めるのも良いかもしれません。

SUZUKI アドレス110


PCXに続き、アドレス110もデリバリーに向いているバイクです。
タイヤサイズが大きいですが、スクーターらしい小回りも効くので入り組んだ道や渋滞している道路などでも機動力を活かせるスクーターです。

燃費はアドレスも40km〜50km走るのでこちらも問題なし。

現在新車でも売っているバイクですが、新車価格が225,500円(税込み)とかなりの安さ!
当然中古相場はそれよりももっと安いので、安く買えて使いやすいスクーターとしてはおすすめです。

Honda CT125


スクーターではありませんが、カブシリーズもデリバリーに使っている人が多いバイクです。
スクーターと違ってクラッチいらずのシフト操作がありますが、慣れるとスクーターより楽に走れるという方も。

バイクとしてスクーターよりもカッコつけて乗れるので、平日はこれで仕事、週末はツーリングへなんて使い方も可能です。

現在でも新車で販売されているハンターカブですが、あまりの人気車種のため生産が追いついておらずまだ中古相場は高め。
今後安くなる可能性もありますが、価格というよりは仕事でもプライベートでも使えてかっこいい、というCT125に惚れた方ならスクーターよりもおすすめしたいバイクです。

まとめ

デリバリー業務の需要は今後もっと増えていくでしょう。
現状フードメインですが、ゆくゆくは普通の買い物をデリバリーしてくれる時代が来るかもしれません。

125クラスは持っておいても損はないバイクなのでデリバリーをきっかけにバイクデビューしてみるのも面白いんじゃないでしょうか。

今回紹介したい以外にもデリバリーに使える125cc以下のバイクはたくさんあるので是非調べてみてください!

筆者プロフィール

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