バイクメーカーからラインナップされている新車は魅力的なモデルばかりですが、中には人気があってかっこいいバイクなのに排気ガス規制の影響などによって生産終了となり、新車購入できなくなってしまったモデルも数多く存在します。

そういったモデルは中古でしか購入することができず、現行の新車ラインナップにはない魅力を持ったモデルも様々。

今回はホンダの中古でしか買えない、生産終了となったバイクを紹介していきます!

1980年代などいわゆる旧車と呼ばれるジャンルではなく、2000年以降も生産されていた比較的新しい年代のモデルを紹介するため、絶版車ではありますが現実的に購入・維持が可能なモデルが中心となっています。

ホンダの人気中古原付2種バイク

エイプ100

エイプ100

ホンダの4ミニ(4ストロークミニバイクの略)と言えばモンキーやカブが有名ですが、それとはまた別の層で人気があるのがエイプシリーズ。
モンキーやカブに搭載されているのは横型エンジンで、エイプに搭載されているのは縦型(空冷単気筒)と呼ばれるエンジンで、XR100やレーサーのNSFにも同系統のエンジンが載っているとだけあってチューニングの幅が広く、社外カスタムパーツの種類も豊富。
様々なカスタム好きライダーたちを楽しませています。

モンキーほどではありませんが、前後12インチホイールを装着したミニバイクサイズなので、見た目は一般的なネイキッドとほぼ同じですが、可愛らしく親しみやすい雰囲気を持ったバイクです。
実際バイクの入門用としてや、セカンドバイクとしても人気が高く、足として考えればスクーターのほうが便利ですが、エイプはMTのため、ギアチェンジをしながら移動だけでなくバイク本来の走る楽しさを感じることができます。

スタンダードは前後ドラムブレーキとなっていますが、TypeDは前後ディスクブレーキとなったモデル。

エイプ100 TypeD

幅広く遊べるバイクなので、バイクを運転する喜びを感じたい様々なライダーにおすすめです。

エイプ100 スペック

Ape100 2008年モデル スペック
全長 1715 mm 全幅 770 mm
全高 970 mm シート高 715 mm
ホイールベース 1190 mm 車両重量 90 kg
燃料タンク容量 5.5 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト空冷単気筒
最高出力 4.6kW(6.3PS) / 8000RPM
最大トルク 6.6N・m(0.67kgf・m) / 6000RPM

ホンダの人気中古250ccバイク

VTR250

VTR250

横から見たときにフレームの形が特徴的なVTR250は水冷Vツインエンジンを搭載した250ccクラスのネイキッドバイク。
フレームはトラスフレームとなっていて、当時も250ccクラスにしては珍しい形でしたが、VTR250ほどトラスフレームを主張したバイクは珍しい存在です。

VTR250は250ccクラスのネイキッドバイクの中ではコンパクトな作りとなっていて、取り回しがしやすく、初心者の方でも比較的扱いやすいバイクだと思います。
その機敏性を活かしてジムカーナへ参戦するVTR250がいたり、スタントマシンに使ったりとベテランも唸らせる持ち味。
またエンジンが頑丈で壊れにくいという声が多く、バイク便の配達車としても使われることが多いバイクです。

中古市場では手の届きやすい価格で取引されていることが多いので、このスタイルに惚れた方、乗りやすいネイキッドを探している方におすすめです。

VTR250 スペック

VTR250 2016年モデル スペック
全長 2080 mm 全幅 725 mm
全高 1055 mm シート高 755 mm
ホイールベース 1405 mm 車両重量 160 kg
燃料タンク容量 12 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷V型2気筒
最高出力 22kW(30PS) / 10500RPM
最大トルク 22N・m(2.2kgf・m) / 8500RPM

ホーネット250

ホーネット250

ホンダの250cc4気筒マシンと言えば、CBR250RR(MC22)の他にネイキッドのホーネット250もあります。
カムギアトレーンを用いた水冷4気筒エンジンは250とは思えない迫力あるサウンドを響かせ、高回転域では大型バイクよりも上の回転域まで回るのでF1のようなサウンド!

リアビューの迫力というのも人気の一つで、純正でアップタイプのマフラーを採用し、リアタイヤは250クラスでは他に見ない180サイズを装着。
後ろから見るとミドルクラスの大型ネイキッドのようにも見える迫力があり、ホーネット600もホーネット900も存在しますが、日本では車検がなく扱いやすいネイキッドで4気筒エンジンを積んでいるホーネット250が圧倒的な人気です。

250ccクラスのネイキッドバイクで4気筒を体感したい方におすすめです!

ホーネット250 スペック

HORNET250 2006年モデル スペック
全長 2035 mm 全幅 740 mm
全高 1050 mm シート高 745 mm
ホイールベース 1410 mm 車両重量 168 kg
燃料タンク容量 16 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト水冷並列4気筒
最高出力 29kW(40PS) / 14000RPM
最大トルク 24N・m(2.4kgf・m) / 11000RPM

CBR250R(MC41)

CBR250R(MC41) 後期モデル

250クラスのフルカウルでスポーツ走行もできて日常でも扱いやすい、という250クラスのちょうどよく楽しめるマシンがCBR250R。
1980年代にもCBR250Rという名前のバイクがありますが、このCBR250R(MC41)は別物で、スーパースポーツのCBRシリーズらしいスポーツカウリングに身を包み、限定カラーではレプソルカラー・モリワキカラー・無限スペシャルエディションなど様々な限定カラーがあります。

レプソルカラー
モリワキカラー
無限カラー

そんなCBR250Rのエンジンは水冷単気筒を搭載しており、低回転でのパンチとトルクは十分なため街乗りやツーリングをしっかりサポートしてくれます。
単気筒のため燃費もよく、実燃費でリッター35km以上走るという声も。
しかし回せばスポーツ走行ができる車体のため、街乗りマシンだけでなくサーキットで使っているライダーも多数いました。

前期モデルはライトが単眼となっていて、後期モデルは2眼となってより洗練されたデザインとなっています。

初めて乗る250ccとしても扱いやすく、一般的な250ccクラスができる一通りの事は楽にできるおすすめのバイクです。

CBR250R (MC41) 後期モデル スペック

CBR250R 2017年モデル スペック
全長 2035 mm 全幅 720 mm
全高 1120 mm シート高 780 mm
ホイールベース 1380 mm 車両重量 164 kg
燃料タンク容量 13 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷単気筒
最高出力 21kW(29PS) / 9000RPM
最大トルク 23N・m(2.3kgf・m) / 7500RPM

Vツインマグナ

Vツインマグナ

「マグナ」というと原付のマグナ50が有名ですが、250ccクラスの本格アメリカン、Vツインマグナもあります。
250ccクラスのアメリカンはどうしてもハリボテ感が出てしまう物もありますが、Vツインマグナはディッシュホイールを採用していたり、タンクやシート、フェンダーなど細かい部分までこだわって設計された作り込み、一見250ccには見えない400ccクラスの立派な車格など、そういった細かい良さからも評価されているバイクです。

名前にも入っているVツインエンジンは迫力と重みのあるサウンドを楽しむことができ、街乗りから高速を使ったツーリングまで幅広くサポートしてくれます。
250ccクラスでアメリカンクルーザータイプのバイクを探している方で、カスタム車も様々ありますが、長く乗るという意味では最初から完成されているVツインマグナはおすすめ。

中古市場での流通台数は多い方ですが、きれいな車両やノーマルの車両は少ない傾向にあるため、手頃で狙い目のVツインマグナを見つけたら早めに実車を跨って見るのがおすすめです。

Vツインマグナ スペック

V-TWIN MAGNA 2006年モデル スペック
全長 2315 mm 全幅 880 mm
全高 1065 mm シート高 690 mm
ホイールベース 1620 mm 車両重量 184 kg
燃料タンク容量 11 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト水冷V型2気筒
最高出力 20kW(27PS) / 10000RPM
最大トルク 23N・m(2.3kgf・m) / 7500RPM

PS250

PS250 後期モデル

まるで自衛隊の移動用バイクのような見た目をしたこのバイクはPS250という250ccクラスのビックスクーター。
2004年のホンダNプロジェクトが手掛けた5番目のモデルであり、若者向けに開発されたバイクです。
同じNプロジェクト出身のズーマーとスタイリングが近く、ビックスクーターには見えないフレームむき出しの無骨さから現在でも高い人気があるバイクです。

エンジンは水冷4スト単気筒を搭載。
前期モデルはライトが角目1灯となっていますが、後期モデルは丸目2灯とズーマーらしさが増しており、後期モデルの方が人気が高い傾向にあります。

PS250 前期モデル

PS250のPSはピックアップスクーターの意味があり、タンデムシートを前に倒して背もたれとして使うと荷台のようなスペースが現れて荷物を積載することができます。
逆にメットインなどはありませんが、その積載性やスタイリングからアウトドアシーンで使っても相性がよく、「普通のビックスクーターはいらないけどPS250なら乗りたい!」というライダーもいるほどで、普通のスクーターとは違った人気を持っています。
他にこんなスクーターはない独特なスタイリングのスクーターなので気になった方は是非実車を見てみてください。

PS250 スペック

PS250 2005年モデル スペック
全長 2085 mm 全幅 795 mm
全高 1090 mm シート高 725 mm
ホイールベース 1455 mm 車両重量 172 kg
燃料タンク容量 12 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト水冷単気筒
最高出力 14kW(19PS) / 7000RPM
最大トルク 21N・m(2.1kgf・m) / 5500RPM

ホンダの人気中古400ccバイク

CB400SF

CB400SF

今バイクの免許を持っているライダーならほぼ大半が一度は乗ったことがあるであろうバイクがCB400SF。
普通自動二輪免許の教習車に採用されているため、多くのライダーが最初に跨っているバイクだと思います。

エンジンは水冷4気筒を搭載。
教習車のため、遅いバイクと思われがちですが、教習車仕様ではない一般的なCB400SFは400ccクラスの中でかなり速い部類で、回転数に応じてエンジン特性を変えるVTECを搭載しており、高回転まで回すとある回転から排気音が若干分厚い音に変わります。
ネイキッドとして優秀で街中でもワインディングでも乗りやすく、400ccのスタンダードとも言えるバイクです。

ベテランライダーはよく「迷ったらCBにしとけ!」と言う事もありますがそれは間違いではなく、CB400SFなら走りという意味で他の400ccクラスのバイクができることは一通りできるため、これに乗っておけばできないことの方が少ないかもしれません。
万人におすすめできる高性能400ccネイキッドバイクです。

CB400SF スペック

CB400 SUPER FOUR HYPER VTEC Revo 2020年モデル スペック
全長 2080 mm 全幅 745 mm
全高 1080 mm シート高 755 mm
ホイールベース 1410 mm 車両重量 201 kg
燃料タンク容量 18 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷並列4気筒
最高出力 41kW(56PS) / 11000RPM
最大トルク 39N・m(4kgf・m) / 9500RPM

CB400SS

CB400SS

同じCBという名前でも一段とクラシックに仕上がっているのがCB400SS。
CB400SFとは全く違ったバイクで、空冷単気筒エンジンを搭載し、徹底的にクラシックなスタイルと味付けになっているバイクです。

ですがCB400SSが登場したのは2001年のため、旧車というほど古すぎるバイクではありません。
当然新しい年式ではありませんが、中古市場では比較的きれいな車両が流通していて、SR400のようにカスタムの幅が多すぎるということもないので、今から乗り始めてもしばらくは安心して乗り続けることができます。

CB400SSはSR400の対抗馬として登場したため、発売当初はキックオンリーでしたが、2004年以降のモデルはキックとセルが併用できます。
SSはシングルスタンダードの略であり、その名の通り初心者でもベテランでもバイクレベルに関係なく、単気筒らしいサウンドと鼓動感を楽しめるバイクで現在でもある程度人気が高いため、きれいな車両を見つけたらお早めに見に行ってみてください。

CB400SS スペック

CB400SS 2007年モデル スペック
全長 2165 mm 全幅 780 mm
全高 1125 mm シート高 790 mm
ホイールベース 1405 mm 車両重量 159 kg
燃料タンク容量 11 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト空冷単気筒
最高出力 21kW(29PS) / 7000RPM
最大トルク 31N・m(3.2kgf・m) / 5500RPM

シャドウクラシック400

シャドウクラシック400

400ccクラスのアメリカンクルーザーでおすすめしたいのがシャドウクラシック400。
登場したのは2009年で、それまで販売されていたシャドウ400がフルモデルチェンジされる形で発売されました。
水冷Vツインエンジンは迫力のVサウンドを響かせ、FI化されているため、キャブレター車にあるような不調はありません。

シャドウクラシックとシャドウカスタムの2種類があり、シャドウクラシックはフロントタイヤが17インチですが、シャドウカスタムはフロントタイヤが21インチと、アメリカンクルーザーの中でもまた一味違ったスタイルに仕上がっています。

そのまま乗るのも、少しイジって乗るのも格好がつくバイクなので、お好みのカラー、スタイルのシャドウを探してみてください。

シャドウクラシック400 スペック

Shadow Classic 400 2008年モデル スペック
全長 2510 mm 全幅 920 mm
全高 1125 mm シート高 660 mm
ホイールベース 1640 mm 車両重量 255 kg
燃料タンク容量 14 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷V型2気筒
最高出力 23kW(31PS) / 7000RPM
最大トルク 33N・m(3.4kgf・m) / 3500RPM

ホンダの人気中古大型バイク

CB750(RC42)

CB750(RC42)

1992年に登場したCB750は以前教習車にも採用されていた大型バイクのスタンダードなネイキッド。
現在ではほとんどの教習車はNC750Lに変わっていますが、それまではCB400SFと同じく、教習所で大型を目指すなら誰もがお世話になったバイクでした。
2008年モデルを最後に生産終了となり、現在では中古でしか買えないバイクとなっています。

空冷4気筒エンジンはナナハン(750cc)という大きな排気量でも扱いやすく、トルクもしっかりあって定評のあるフィーリング。
現在ではナナハンクラスよりも大きな排気量のバイクがたくさんありますが、当時としてはかなりの大排気量クラス。
ですがCB750は大きすぎず小さすぎない、扱いやすさと大型らしいどっしりとした安心感を両立させたバイクのため、街乗りやジムカーナなどキビキビ走らせることも得意なバイクです。

中古市場でも比較的手に入れやすい価格帯で取引されていることが多いため、空冷4発に乗りたい方、初の大型バイクを探している方にもおすすめです。

CB750(RC42) スペック

CB750 2007年モデル スペック
全長 2155 mm 全幅 780 mm
全高 1100 mm シート高 795 mm
ホイールベース 1495 mm 車両重量 235 kg
燃料タンク容量 20 L 燃料供給方式 キャブレター
エンジン 4スト空冷並列4気筒
最高出力 55kW(75PS) / 8500RPM
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m) / 7500RPM

CB1100EX

CB1100EX

まるで昔のバイクのように見えるCB1100EXは空冷4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイク。
新しい年式の空冷エンジンと昔の空冷エンジンは全然違う!という声もありますが、CB1100のエンジンは性能は現行車としてのパワーや快適性がありつつも、低回転のサウンドや吹け上がりなど、細かい部分で昔のバイクのようなフィーリングが再現されています。
特にマフラーサウンドは感動モノで、超低回転からの吹け上がり時などは純正マフラーでも旧車好きを唸らせる空冷サウンドを響かせてくれます。
細かい部分では味のあるフィーリングとなっていますが、中身は比較的新しいリッターバイクなので、加速や高速巡航などは快適にこなすことができ、泊まりのロングツーリングなども余裕で活躍してくれます。

CB1100にはEXとRSのバリエーションがあり、CB1100EXは前後18インチスポークホイールの昔のバイクらしい仕様。
CB1100RSは前後17インチキャストホイールを採用し、ローポジションも合わさってスポーティーな仕様となっています。

今から旧車に乗るのはそれなりの覚悟が必要ですが、CB1100EXなら今から安心して乗れるバイクだと思います。

CB1100EX スペック

CB1100EX Final Edition 2021年モデル スペック
全長 2200 mm 全幅 830 mm
全高 1130 mm シート高 780 mm
ホイールベース 1490 mm 車両重量 255 kg
燃料タンク容量 16 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト空冷並列4気筒
最高出力 66kW(90PS) / 7500RPM
最大トルク 91N・m(9.3kgf・m) / 5500RPM

VFR800F

VFR800F

Vツインエンジンは多くのバイクに採用されているため知られたエンジンレイアウトですが、V型4気筒エンジンは詳しい方にしか知られていないかもしれません。
普通4気筒は横一列に並んだ並列レイアウトになることが多いですが、V4はV型でシリンダーが2つずつ並んだレイアウトで、独特なサウンドとフィーリングからファンの多いエンジンです。
元々はレースの世界から始まったもののため、V4エンジンに乗るには昔のバイク以外で選択肢は多くありませんが、そんなV4エンジンをミドルクラスの排気量でツアラーとして楽しめるのがVFR800F。

スタイリングはフルカウルスポーツですが、ポジションは比較的アップ気味で長時間でも楽に乗っていられるバイクです。
搭載されているV4エンジンはしっかりV4の味を体感することができ、VFR800Fには回転数に応じて稼働するバルブ数を切り替えるHYPER VTECが搭載されており、昔のV4エンジンよりも高性能になっています。

2019年モデルを最後に生産終了となりましたが、中古市場では取引されているため、V4エンジンのバイクに乗っておくなら今かもしれません。

VFR800F スペック

VFR800F 2018年モデル スペック
全長 2140 mm 全幅 750 mm
全高 1210 mm シート高 809 mm
ホイールベース 1460 mm 車両重量 243 kg
燃料タンク容量 21 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷V型4気筒
最高出力 79kW(107PS) / 10250RPM
最大トルク 77N・m(7.9kgf・m) / 8500RPM

VT1300CX

VT1300CX

これが国産車?!と思ってしまう純正からチョッパーを感じさせるスタイリングのVT1300CXは、元々は北米向けに開発されたもの。
エンジンとフレームの間に隙間があるハイネックスタイルは、ホンダの過去にあった原付きモデルのジャズを感じさせますが、公式にはアナウンスされていません。

水冷Vツインエンジンを搭載しており、排気量は1,312ccとかなりの大排気量。
この手の車体に水冷エンジンを搭載するとエンジンの前にあるラジエターの存在が気になってしまうところですが、ハイネックスタイルのおかげで違和感なく仕上がっているのも高ポイントだと思います。

純正からフルカスタム車のような見た目なので、下手なカスタムバイクを買うよりはクオリティという意味でも、その後乗り続けるという意味でも安心して選べるバイクだと思います。

VT1300CX スペック

VT1300CX 2015年モデル スペック
全長 2575 mm 全幅 900 mm
全高 1150 mm シート高 680 mm
ホイールベース 1805 mm 車両重量 313 kg
燃料タンク容量 12 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷V型2気筒
最高出力 40kW(54PS) / 4250RPM
最大トルク 103N・m(10.5kgf・m) / 2750RPM

NM4-02

NM4-02

まるでコンセプトモデルのような未来感あるスタイリングのNM4-02はDCTを搭載した大型AT免許でも運転できる大型バイク。
バイク好きのファンも多い映画アキラに出てくるバイクに似ていることでも話題になりました。

バイクは普通跨るものですが、NM4はライダーが操縦席に座って操作するようなコックピットポジション。
フロントからリアにかけて迫力あるフォルムとなっていますが、リアにはカウルと一緒にデザインされたサイドボックスが両側に装備されています。
他にもETCやグリップヒーターが標準装備され、スタイリングだけでなくツアラーとしてしっかり使えるバイクに仕上がっています。

新車発売当時NM4にはカラーオーダープランが設定され、全11色の中からカラーを選ぶことができました。
中古車でもカラーバリエーションが様々ありますが、流通台数は決して多くないため、好みのカラーや気になる車両を見つけたらお早めに実車を見に行ってみてください。

NM4-02 スペック

NM4-02 2016年モデル スペック
全長 2380 mm 全幅 810 mm
全高 1170 mm シート高 650 mm
ホイールベース 1645 mm 車両重量 255 kg
燃料タンク容量 11 L 燃料供給方式 インジェクション
エンジン 4スト水冷並列2気筒
最高出力 40kW(54PS) / 6250RPM
最大トルク 68N・m(6.9kgf・m) / 4750RPM

ホンダの中古バイクは種類様々

ホンダの中古車は年式によって様々ありますが、どのバイクもその時代に求められていた性能に応えているバイクが多いため、今から中古で乗り始めても楽しめるモデルは多いと思います。
昔のバイクはパーツが無くなっていくので覚悟がなければおすすめしませんが、それほど古くない年代のバイクでも面白くて個性的なモデルはたくさんあるので、好みのモデルを探してみてください!

筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王

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