250ccバイクの人気車種やメリット・デメリットを紹介!
公開日:2024.03.05 / 最終更新日:2024.07.17
250ccクラスのバイクは初心者からベテランまで幅広い層から人気を得ており、新車・中古車ともにラインナップが豊富です。
初めての1台としても人気が高い排気量帯で、250ccクラスでバイクデビューして慣れてきたら400ccや大型バイクへステップアップする方も多いです。
今回はそんな250ccクラスのバイクのメリット・デメリットやジャンル別の人気車種を解説していきます!
※掲載内容は2024年2月時点での内容となります。
※掲載している車両画像はイメージ画像です。メーカーオリジナルの状態と異なる場合があります。
250ccバイクのメリット
車体が軽量
多くの方が普通自動二輪免許の教習時に乗るCB400SFの教習仕様の車重は200kg以上あります。
250ccクラスのバイクの車重は170kg前後のモデルが多く、車種によっては150kg台やそれ以下のモデルもあります。教習車のCB400SFに乗って扱いに不安を感じていた方は250ccクラスを選ぶと安心感が高いでしょう。
車体が軽量な事で取り回しがしやすくなるだけではなく、万が一立ちゴケなどで転倒した際も引き起こしがしやすいというメリットもあります。
適度なパワー
250ccクラスのバイクは初心者でも扱いやすい適度なパワーのモデルが多いです。
道路の流れに乗って走れることはもちろん、扱いきれないような速度やパワーが出るわけではないので初心者でも安心して乗ることができます。
大型バイクの中には1速でアクセルを開けると100km/hを超える速度が出るほどパワーのあるバイクもありますが、250ccクラスのバイクは高いギアまでギアを上げないと100km/h近い速度は出せません。
高速道路に乗る際など高い速度で走行する際は不便に感じることもあるかもしれませんが、ギアチェンジを楽しみながら法定速度の中でエンジンを回して走ることができるので、大型クラスとは少し違った「バイクに乗る楽しさ」を感じやすい丁度良さがあると言えるでしょう。
高速道路を走れる
250ccのバイクは高速道路の走行が可能です。
下道以外の選択肢が増えることでツーリングの幅が広がり、ロングツーリングもしやすくなります。
車検が無い
車検は251cc以上の小型二輪に該当するバイクが対象となるため、250ccクラスの軽二輪に該当するバイクには車検がありません。
車検が無いためメンテナンスは自己管理となりますが、400㏄や大型クラスのバイクと比較して車検に関わる費用が発生しないため維持費を抑えることができます。
種類が豊富
250ccは初心者の初めての1台からベテランの2台目まで幅広い層から人気を得ているためメーカーラインナップも豊富な排気量帯です。
バイクメーカーから現在販売されている新車ラインナップに加え、既にメーカーが生産終了した中古で購入可能なラインナップを含めるときっとあなたにあった一台が見つかるでしょう。
250ccバイクのデメリット
パワー不足を感じる事がある
250ccクラスのバイクでは一般道を走行する上で特に不便を感じることは少ないですが、場合によってはパワー不足を感じる場合があります。
高速道路を走行する場合
車種によっては高速道路を走行する際や追い越しをする場面などでパワー不足を感じることがあります。
また、大きな排気量と比較してエンジンを高回転まで回して走行するため、振動などで疲れやすくなるというデメリットもあります。
タンデム走行をする場合
タンデム走行(2人乗り走行)をする場合、1人で走行する時と比較してパワー不足を感じることがあります。
高速道路を使用してロングツーリングに行くことが多い場合や、タンデム走行が多い場合は一つ上の400ccクラスを選ぶのも良いでしょう。
メンテナンスは自己管理
車検がないことにより車検にかかる費用が発生しないことはメリットですが、メンテナンスは自己管理となります。
出発前の日常点検に加え、定期的にバイク販売店やバイク用品店で法定点検を受けると安心・安全なバイクライフを送ることができるでしょう。
250ccバイクの免許
250ccのバイクを運転するためには普通自動二輪免許が必要となり、16歳から取得することができます。
免許取得にかかる費用や期間は普通自動車免許の有無と時期や地域などによって大きく変わりますが、普通自動車免許を持っている場合は技能教習中心となるため、通いで10日~15日程度の日数と10万円前後の費用がかかります。
普通自動車免許を持っていない場合は学科教習と技能教習の両方を行うため、通いで14日~21日程度の日数と20万円前後の費用がかかります。
記載した日数や費用はあくまでも目安あるため、詳細は近隣の教習所に一度問い合わせて確認すると良いでしょう。
また、AT限定普通自動二輪免許の場合運転できるのはATのバイクのみとなるため注意が必要です。
250ccバイクの選び方
目的に合わせて選ぶ
バイクには様々なジャンルがありそれぞれ特徴が異なります。
通勤・通学で乗るバイクであればシフト操作が必要なくシート下収納スペースの多いスクータータイプ。
キャンプツーリングによく行くなら多少荒れた路面でも安定性の高いオフロードタイプやアドベンチャータイプ。
といったように、目的に合った特徴のバイクを選ぶことでバイクライフがより豊かになるでしょう。
自分の体格に合った車種を選ぶ
バイクを選ぶ上では自分の体格に合った車種を選ぶことが重要です。
バイクは車以上に運転適性が強く出ると言われているため、取り回しや運転がしやすいバイクを選ぶということは安心・安全なバイクライフに繋がります。
実際にバイクに跨ってみる事でイメージが湧きやすくなり、特に足つきに不安のある方におすすめです。
同じシート高のバイクでもシートの幅の違いによって足つきに差が出る事があるため、スペック表だけではわからない所に気づくことができます。
また、セパレートハンドルを採用したスポーツバイクなどの前傾姿勢になって乗るバイクは腰痛を悪化させる恐れもあるため、腰痛持ちの方も一度実車に跨ってみるのが良いでしょう。
バイク初心者はインジェクションモデルがおすすめ
バイクの燃料供給方式はインジェクションとキャブレターの2種類があります。
インジェクションはコンピュータが気温・湿度・標高に合わせて最適なセッティングを出すためキャブレターと比較してメンテナンス関連の心配が少なく燃費も良い傾向にあるためおすすめといえます。
中古で250ccバイクを選ぶ時のポイント
車両状態の確認
中古のバイクは1点ものとなるため、新車と違って同じ状態の車両はありません。
走行距離や傷・サビなどをはじめ車両の状態は1台ずつそれぞれ異なります。
中古バイクは「走行距離」「車両の状態」「年式」「その車種の人気度合」など様々な要素を総合的に評価して値段が設定されるため、値段の安さだけではなくその車両全体を見るようにすると良いでしょう。
カスタムパーツの確認
バイクのカスタムパーツやオプションパーツは高額な商品が多いです。
パーツを取りつけるために工賃も発生しますので、取り付けしようとしているパーツがすでに付いている車体を選ぶと、新車を買ってから取り付るよりも総額で見るとお得になるパターンもあります。
特にドライブレコーダーやETC車載器は装着されていると便利な上、パーツだけで数万円することが多く取り付けにも電源を取り出す必要があるため要注目と言えるでしょう。
また、カスタムパーツには注意が必要な事もあります。
保安基準を満たしていないパーツを装着して走行していると整備不良の違反となるケースがあります。
特にマフラーが社外品へ変わっている場合にはそのマフラーが保安基準を満たしているか、納車時に保安基準に適合したマフラーに交換されるかを確認すると良いでしょう。
整備内容の確認
中古バイクに乗るためには必ず車両の整備が必要となります。
納車整備費用は見積もりの中に含まれているのか、金額はいくらでどのような箇所を整備するのかなど確認すると良いでしょう。
タイヤの残りの溝やブレーキパッドの残量など外観からある程度状態が分かるパーツもありますが、スパークプラグなどの外観からは状態が分からないパーツや、バッテリーの電圧など実際に計測しないと分からないパーツもあります。
安心・安全にバイクに乗るためにはしっかりとした整備が必要不可欠となるため、不安点があればスタッフの方に確認すると良いでしょう。
また、納車整備を行わず車両をそのまま販売する現状販売は自分でバイク全体の整備ができる事が前提となるため、初心者の方にはおすすめできません。
同様の理由で個人売買も初心者の方にはおすすめできません。
初めてのバイクであればバイク販売店でバイクを購入し、プロの整備士に納車整備を行ってもらうと安心でしょう。
250ccネイキッドバイクの人気車種
ネイキッドバイクは最もオーソドックスなバイクのスタイリングのため、バイクに乗るのが初めての人でも安心して乗ることができるバイクジャンルと言えるでしょう。
一口にネイキッドバイクと言っても種類は様々で、ロードスポーツタイプ・クラシックタイプ・スクランブラータイプ…と様々なタイプに分かれているため選択肢は幅広いです。
ホンダ CB250R
CB250Rは水冷単気筒エンジンを採用するロードスポーツタイプのネイキッドバイクです。
車両重量は144kgと250ccクラスの中ではトップレベルの軽量さを誇ります。
車体サイズも比較的コンパクトなため、免許を取り立てで初めてバイクに乗る方でも安心して扱う事ができるバイクです。
低速トルクがありつつ高回転もしっかり回るため、様々なシーンで快適に走行することができるでしょう。
女性のオーナーも比較的多い車種なので、初めてのバイクにクセが少なく扱いやすいモデルを探している方にもおすすめです。
CB250R
CB250R 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2020 mm | 全幅 | 805 mm |
全高 | 1045 mm | シート高 | 795 mm |
ホイールベース | 1355 mm | 車両重量 | 144 kg |
燃料タンク容量 | 10 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 20kW(27PS) / 9500RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 7750RPM |
ヤマハ MT-25
MT-25はヤマハの250ccスポーツバイクのYZF-R25と同系統の水冷並列2気筒エンジンを搭載するストリートファイタータイプのネイキッドバイク。
YZF-R25よりもライディングポジションが楽なためストリート寄りでリラックスして乗ることができますが、スポーツバイク譲りの高回転型の並列2気筒エンジンを搭載しているため、高速道路の走行や長距離走行にも向いています。
他メーカーで採用されることの少ないカラーが採用されるなどデザイン性が高い点も魅力の一つです。
また、MT-25は年式によってフロントフェイスのデザインが大きく異なります。
MT25
MT-25 ABS 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2090 mm | 全幅 | 755 mm |
全高 | 1070 mm | シート高 | 780 mm |
ホイールベース | 1380 mm | 車両重量 | 167 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 26kW(35PS) / 12000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 10000RPM |
スズキ ジクサー250
ジクサー250はスズキ伝統の冷却方式である油冷を採用した単気筒ネイキッドバイク。
油冷エンジンはエンジンを軽量に仕上げることができるため、車両重量が154kgと軽量なため初心者でも扱いやすいバイクです。
また、同年式250ccネイキッドバイクと比較して新車希望小売価格・中古車の車両本体価格共に落ち着いている傾向にあるのもポイント。
搭載するエンジンは2気筒エンジンと比較して燃費が良い傾向にあるため維持費も抑えることができます。
バイクに乗るためには免許取得費用を始め、ヘルメットやグローブ等の用品でも費用がかかるため、初めての1台にコスパの良いバイクを求めている方にもおすすめです。
GIXXER250
GIXXER 250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2010 mm | 全幅 | 805 mm |
全高 | 1035 mm | シート高 | 800 mm |
ホイールベース | 1345 mm | 車両重量 | 154 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト油冷単気筒 | ||
最高出力 | 19kW(26PS) / 9300RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 7300RPM |
カワサキ Z250
Z250はカワサキの250ccスポーツバイクのNinja250と同系統の水冷並列2気筒エンジンを搭載するストリートファイタータイプのネイキッドバイク。
街乗りでの走行性を高めることを想定してセッティングがされているため、スポーティーさと親しみやすさのバランスが丁度良いバイクです。
初登場は2013年モデルとロングセラーバイクであるため、中古車市場に流通している台数も多く選びやすい特徴があります。
Z250は年式によってヘッドライト形状や外観デザインが異なります。
Z250
Z250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 1990 mm | 全幅 | 800 mm |
全高 | 1060 mm | シート高 | 795 mm |
ホイールベース | 1370 mm | 車両重量 | 164 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 26kW(35PS) / 12500RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 10500RPM |
ホンダ ホーネット250
ホーネット250はホンダが販売していた並列4気筒エンジンを搭載した250ccバイクです。
搭載する並列4気筒エンジンはレッドゾーンが16000RPMからという高回転型となっており、高回転時には甲高いレーシングサウンドを奏でます。
また、カムギアトレーンというホンダ独自の機構を採用しているため他の250cc4気筒バイクとは少し違うホーネット特有の音であることもポイントです。
張り出したタンク、テールに沿ったアップマフラー、180幅のリアタイヤなど現代の250ccバイクには無い特徴的なルックスを持っており、このスタイルは唯一無二と言えるでしょう。
ホーネット250の中古車を購入する際の注意点として、タイヤを前後で交換すると交換工賃を含めて5万円以上かかるケースがあるため、中古車を購入する際はタイヤの状態と納車整備時にタイヤが交換されるかを確認すると良いでしょう。
また、立ちゴケや転倒をすると張り出しているタンクが凹む事が多いという特徴があります。
HORNET250
HORNET 2006年モデル スペック | |||
全長 | 2035 mm | 全幅 | 740 mm |
全高 | 1050 mm | シート高 | 745 mm |
ホイールベース | 1410 mm | 車両重量 | 168 kg |
燃料タンク容量 | 16 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト水冷並列4気筒 | ||
最高出力 | 29kW(40PS) / 14000RPM | ||
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m) / 11000RPM |
カワサキ バリオス2
バリオス2はカワサキが販売していた並列4気筒エンジンを搭載した250ccバイクです。
「バリオス」という名前の由来はギリシャ神話に登場する神馬から来ており、タンクにあるエンブレムには馬があしらわれています。
ホーネット250と同様に高回転型の並列4気筒エンジンを搭載しており、その排気音はF1サウンドと表現されることもあります。
その反面、外観はホーネット250と対照的でオーソドックスなネイキッドバイク寄りである事も特徴です。
かつてスズキにOEM供給され、GSX250FXとして販売されていたこともあります。
BARIUS2
BALIUS Ⅱ 2007年モデル スペック | |||
全長 | 2070 mm | 全幅 | 735 mm |
全高 | 1055 mm | シート高 | 745 mm |
ホイールベース | 1400 mm | 乾燥重量 | 151 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト水冷並列4気筒 | ||
最高出力 | 29kW(40PS) / 14000RPM | ||
最大トルク | 20N・m(2.1kgf・m) / 13000RPM |
ホンダ VTR250
VTR250はトラスフレームが特徴的でデザイン性の高い250ccネイキッドバイクです。
エンジンは水冷V型2気筒エンジンを搭載しており、並列2気筒エンジンとは違ったフィーリングを味わうことができます。
また、エンジンが頑丈で耐久性が高い事も特徴でバイク便で使用されることもあり、しっかりとメンテナンスを行いながら乗ることで総走行距離が10万kmを超える事も珍しくありません。
メーカー純正でシート高が通常よりも15mm低い『VTR250 Type LD』もラインナップされているため、足つき性に不安を感じている方にもおすすめの一台です。
2009年モデル以降はインジェクションを採用しています。
VTR250
VTR250 2016年モデル スペック | |||
全長 | 2080 mm | 全幅 | 725 mm |
全高 | 1055 mm | シート高 | 755 mm |
ホイールベース | 1405 mm | 車両重量 | 160 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷V型2気筒 | ||
最高出力 | 22kW(30PS) / 10500RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 8500RPM |
カワサキ エストレヤ
エストレヤはカワサキが発売していた250ccのクラシックバイクです。
クラシックな外観に加えてポップなカラーから落ち着いたカラーまで様々なカラーリングが発売されていたため、老若男女問わず多くの人から愛されたバイクです。
その結果、初登場は1992年モデル、ファイナルエディションは2017年モデルとなっており25年間もの間発売されたロングセラーバイクとなりました。
2007年モデル以降はインジェクションを採用しています。
出力は他の250ccバイクと比較すると抑えめなため速く走ることが得意というバイクではないですが、肩肘張らずに景色を楽しみながらのんびり走るのに向いているバイクです。
ESTRELLA
ESTRELLA 2017年モデル スペック | |||
全長 | 2075 mm | 全幅 | 755 mm |
全高 | 1055 mm | シート高 | 735 mm |
ホイールベース | 1410 mm | 車両重量 | 161 kg |
燃料タンク容量 | 13 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 13kW(18PS) / 7500RPM | ||
最大トルク | 18N・m(1.8kgf・m) / 5500RPM |
スズキ ST250E
ST250は2004年にスズキから登場した250ccのネイキッドバイクです。
クラシック感の中にどこか愛嬌のあるフォルムから今なお人気を得ている車種です。
2004年の発売当時はST250とST250Eの2種類がラインナップされており、ST250Eタイプはメッキパーツを採用し外観がオシャレな仕上がりとなっており、エンジン始動もセルスタートとキックスタートの両方を採用。
2008年以降はST250Eタイプのみのラインナップとなり、インジェクションを採用するようになりました。
ST250E
ST250 E-Type 2014年モデル スペック | |||
全長 | 2070 mm | 全幅 | 750 mm |
全高 | 1075 mm | シート高 | 770 mm |
ホイールベース | 1375 mm | 車両重量 | 146 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 14kW(19PS) / 7500RPM | ||
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m) / 5500RPM |
ホンダ CB223S
CB223Sは排気量が250ccより少し小さな単気筒エンジンを搭載したバイク。
クラシカルなスタイリングの中にどこかレトロな雰囲気があり、シンプルがゆえに飽きのこないデザインとも言えます。
車両重量は135kgと250ccのネイキッドバイクの中ではかなり軽量な部類で扱いやすいため、女性からの人気も高い車種です。
ラインナップはすべてキャブレターとなっています。
CB223S
CB223S 2010年モデル スペック | |||
全長 | 2100 mm | 全幅 | 780 mm |
全高 | 1110 mm | シート高 | 780 mm |
ホイールベース | 1395 mm | 車両重量 | 135 kg |
燃料タンク容量 | 11 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 12kW(16PS) / 7000RPM | ||
最大トルク | 18N・m(1.8kgf・m) / 5500RPM |
ヤマハ TW225
ヤマハのTWシリーズはストリートバイクの代名詞と言っても過言ではないバイクです。
コンパクトな車体に装着された大きなリアタイヤが特徴で、
初代のTW200は発売当時の2000年に放映されていた平均視聴率30%を超えるテレビドラマの作中で主人公が乗っていたことにより爆発的な人気を誇り、バイク好きはもちろんそれまでバイクに興味がなかった人まで多くの人を魅了しました。
作中で登場したTWは「スカチューン」というカスタムが施されており、ウィンカーやヘッドライトを小さいものに変更し、サイドカバー等を取り外して横から見た際に反対側が見えるほどスカスカにカスタムするというものでした。
中古車市場ではこのスカチューンにカスタムされたTWが多く流通しており、ノーマル車やノーマルに近い状態の車両は少ない傾向にあります。
スカチューンの中にはバッテリーレス化したり、エアクリーナーをカスタムしたりするなどオリジナルの状態から大きく異なる状態へカスタムしている場合や、
シートを薄く削ったり、スイングアームを延長するなど乗り心地に影響を与える程のカスタムを施すケースもあります。
一口にスカチューンと言っても1台1台カスタムの施行具合は異なるため、初心者の方はなるべくノーマルに近い状態のものを選ぶと安心でしょう。
TW225E
TW225E 2007年モデル スペック | |||
全長 | 2025 mm | 全幅 | 820 mm |
全高 | 1110 mm | シート高 | 790 mm |
ホイールベース | 1330 mm | 車両重量 | 127 kg |
燃料タンク容量 | 7 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 13kW(18PS) / 7500RPM | ||
最大トルク | 17.26N・m(1.76kgf・m) / 6000RPM |
ホンダ CL250
CL250はスクランブラータイプの250ccバイクです。
フレームやエンジンはアメリカンバイクのレブル250と共通となっていますが、外観の大きな違いはスクランブラータイプの特徴でもあるアップマフラー。
足回りはダート走行を視野に入れ19インチのフロントホイールを採用し、前後にブロックパターンのタイヤを装着しているため、レブル250では難しいフラットなダートや軽い林道も楽しむ事ができるでしょう。
1台で幅広い楽しみ方をしたい方におすすめです。
CL250
CL250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2175 mm | 全幅 | 830 mm |
全高 | 1135 mm | シート高 | 790 mm |
ホイールベース | 1485 mm | 車両重量 | 172 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 8500RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 6250RPM |
250ccアメリカンバイクの人気車種
250ccのアメリカンバイク(クルーザーバイク)はシート高が低く足つきが良く、重心も低く扱いやすいモデルが多いという特徴からバイク初心者にも人気の高いジャンルです。
車種によっては現代の250ccアメリカンバイクにはないクラシックさがあるモデルや、250ccには思えないような大きさのモデルもあるなど個性が大きくでるジャンルです。
ホンダ レブル250
レブル250は水冷単気筒エンジンを搭載したアメリカンバイクです。
車体は大柄に見えますがシート高は690mmと250ccクラス最高峰の低さを誇り、小柄な女性でも乗りやすいバイクです。
どの回転域でも出力特性が穏やかで扱いやすい事もポイント。
2020年モデル以降はヘッドライト等の灯火類がLEDとなりシフトインジゲータもされているため、初心者の方は2020年モデル以降で選ぶと安心でしょう。
また、フロントカウル・フォークブーツ・ダイヤカットシートなどを採用したレブル250 Sエディションもラインナップされているため、よりデザインにこだわりたいという方はSエディションを選ぶのも良いでしょう。
REBEL250
REBEL250S
REBEL 250 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2205 mm | 全幅 | 820 mm |
全高 | 1090 mm | シート高 | 690 mm |
ホイールベース | 1490 mm | 車両重量 | 171 kg |
燃料タンク容量 | 11 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 19kW(26PS) / 9500RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 6500RPM |
ヤマハ ドラッグスター250
アメリカンバイクの中でも有名なヤマハのドラッグスターシリーズですが、250ccのドラッグスター250もラインナップされています。
エンジンは空冷V型2気筒エンジンを搭載しており、空冷エンジン特有のフィンが特徴的。
メッキパーツも多用されており、高級感とクラシック感を兼ね備えている事から高い人気を得ています。
また、キャブレターのみのラインナップとなっています。
DRAGSTAR250
DragStar 250 2016年モデル スペック | |||
全長 | 2320 mm | 全幅 | 935 mm |
全高 | 1070 mm | シート高 | 670 mm |
ホイールベース | 1530 mm | 車両重量 | 160 kg |
燃料タンク容量 | 11 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト空冷V型2気筒 | ||
最高出力 | 15kW(20PS) / 8000RPM | ||
最大トルク | 19N・m(1.9kgf・m) / 6000RPM |
ホンダ Vツインマグナ
Vツインマグナはメッキパーツを多く採用しているのみではなく、リアのホイールがディッシュホイールとなっており個性的なスタイリングとなっています。
マフラーはメーカー純正で2本出しのメガホンマフラーを採用。
また、250ccよりも大きく見えると言っても過言では無いほど堂々とした立派な車格も特徴の一つです。
VTWINMAGNA
V-TWIN MAGNA 2006年モデル スペック | |||
全長 | 2315 mm | 全幅 | 880 mm |
全高 | 1065 mm | シート高 | 690 mm |
ホイールベース | 1620 mm | 車両重量 | 184 kg |
燃料タンク容量 | 11 L | 燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン | 4スト水冷V型2気筒 | ||
最高出力 | 20kW(27PS) / 10000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 7500RPM |
ヤマハ ビラーゴ250
ビラーゴ250はドラッグスター250の前身となる250ccアメリカンバイクです。
250ccアメリカンバイクの中ではスリムでコンパクトな部類に入ります。
ハンドルが手前に引かれたプルバックハンドルとフラットハンドルの2種類がラインナップされています。
XV250VIRAGO-PULLBACK
XV250VIRAGO-FLAT
250ccスポーツバイクの人気車種
250ccのスポーツバイクはカウルと呼ばれる外装で覆われているためネイキッドバイクと比較して空力性能が高く、スクリーンも付いており防風性能が高いためツーリング向きであることが特徴。
スポーツバイクというとサーキットで速く走るためのマシンといった印象を持つ方もいるかもしれませんが、250ccクラスでは街乗りに適した出力となっているため、扱いきれないような速度が出る事は無く初めての方でも選びやすいクラスです。
また、外見は似ていてもモデルによって性格が大きく異なるケースがあるため、選ぶ際はスペックなども参考にした上で比較すると良いでしょう。
積載性能がほとんどないので、ツーリング目的の場合パニアケースやシートバッグを装着すると利便性が高まります。
ホンダ CBR250RR
CBR250RRは水冷並列2気筒エンジンを搭載するスポーツバイクで、250ccクラスの2気筒スポーツバイクの中ではトップクラスの性能を誇ります。
2023年モデルでは42馬力の最高出力を発揮し、トラクションコントロールも装備されるように。
アクセル操作を電子信号で伝達するスロットルバイワイヤを採用しているため、シーンに合わせて3種類の走行モードを選択可能。
走りに関する妥協が無く、一般道での走行はもちろんサーキット走行も十分に楽しめる仕上がりとなっています。
他の250ccクラスと比較して新車のメーカー希望小売価格や中古車の車両本体価格が高い傾向にありますが、その他の250ccスポーツバイクでは体感できない性能の高さや切れ味のある走りを実感できるでしょう。
CBR250RR
CBR250RR 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2065 mm | 全幅 | 725 mm |
全高 | 1110 mm | シート高 | 790 mm |
ホイールベース | 1390 mm | 車両重量 | 168 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 31kW(42PS) / 13500RPM | ||
最大トルク | 25N・m(2.5kgf・m) / 10750RPM |
ヤマハ YZF-R25
YZF-R25は「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発されたスポーツバイクで、スポーツ性能の高さと日常での扱いやすさのバランスが取れた乗りやすい250ccスポーツバイクです。
エンジンは水冷並列2気筒エンジンを採用し、2023年モデルでは35馬力という十分な最高出力を発揮。
シート高は780mmと平均的ですが、シートの前方が少し絞られた形状となっているため若干足つき性が良いです。
外装のデザインやカラーリングに関しては他メーカーには無いヤマハならではのオシャレさを感じ取ることができるため、走りだけではなく見た目にもこだわりたいという方にもおすすめできる一台です。
ロングセラーモデルのため型式によって外観・性能・価格が変わるため、自分に合った一台を選ぶと良いでしょう。
YZFR25
YZF-R25 ABS 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2090 mm | 全幅 | 730 mm |
全高 | 1140 mm | シート高 | 780 mm |
ホイールベース | 1380 mm | 車両重量 | 169 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 26kW(35PS) / 12000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 10000RPM |
スズキ GSX250R
GSX250Rは水冷並列2気筒エンジンを搭載したスポーツバイクです。
最高出力は2023年モデルで23馬力と他の250ccスポーツバイクと比較すると落ち着いた値となっていますが、中低速域での扱いやすさを重視したエンジンセッティングの影響で街乗りでの快適性が高いという特徴があります。
スポーツ性能とツーリング性能のバランスが丁度良いため、初めてスポーツバイクに乗る方にもおすすめができる一台です。
新車のメーカー希望小売価格や中古車の車両本体価格が他メーカーの250ccスポーツバイクと比較して落ち着いている傾向にあるため、コスパを求める方にもおすすめです。
GSX250R
GSX250R 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2085 mm | 全幅 | 740 mm |
全高 | 1110 mm | シート高 | 790 mm |
ホイールベース | 1430 mm | 車両重量 | 181 kg |
燃料タンク容量 | 15 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 8000RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 6500RPM |
カワサキ Ninja250
Ninja250は水冷並列2気筒エンジンを採用した250ccスポーツバイクで、最高出力は2024年モデルで35馬力を発揮します。
前身のNinja250Rは2008年に登場して250ccスポーツバイクの火付け役となったと言っても過言ではありません。
Ninja250Rから数えると250ccのNinjaシリーズは10年以上の歴史のあるロングセラーモデルです。
スポーツ性が高いことはもちろん、アシストスリッパークラッチ・LEDヘッドライト・ギアポジションインジゲータなどの便利な装備も採用しています。
シート高が795mmと他の250ccスポーツバイクと比較して若干高いため、足つき性が気になる方は一度実写に跨って確かめるのが安心といえるでしょう。
Ninja250
Ninja 250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 1990 mm | 全幅 | 710 mm |
全高 | 1125 mm | シート高 | 795 mm |
ホイールベース | 1370 mm | 車両重量 | 166 kg |
燃料タンク容量 | 14 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 26kW(35PS) / 12500RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 10500RPM |
カワサキ ZX-25R
ZX-25Rは2024年現在で唯一現行モデルとして販売されている250cc4気筒バイクです。
搭載している水冷並列4気筒エンジンは最大出力45馬力となっており、250ccクラス最高峰の出力を発揮。
エンジンは高回転型となっており、高回転域まで回すと4気筒ならではのレーシーな排気音を奏でます。
トラクションコントロールやパワーモード選択等の機能も備えているため、サーキット走行から街乗りまで幅広いシーンで活躍するでしょう。
ZX-25R SEではアップ&ダウン対応のKQS(カワサキクイックシフター)・フレームスライダー・USB電源ソケットなどのオプションパーツが標準搭載されています。
新車のメーカー希望小売価格や中古車の車両本体価格が250ccバイクの中でもトップクラスに高い傾向にありますが、250ccで4気筒エンジンを採用しているのは現状だとZX-25Rのみで唯一無二となっており、性能に関しても250ccクラス最高峰。
今後の環境規制の強化によって250ccの4気筒バイクは生産が難しくなってしまう可能性もあるため、選ぶなら今がチャンスかもしれません。
ZX25R
Ninja ZX-25R 2021年モデル スペック | |||
全長 | 1980 mm | 全幅 | 750 mm |
全高 | 1110 mm | シート高 | 785 mm |
ホイールベース | 1380 mm | 車両重量 | 183 kg |
燃料タンク容量 | 15 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列4気筒 | ||
最高出力 | 33kW(45PS) / 15500RPM | ||
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m) / 13000RPM |
スズキ ジクサーSF250
ジクサーSF250は油冷単気筒エンジンを採用したスポーツバイクで最高出力は26馬力を発揮。
最大の特徴はエンジンの冷却方式がエンジンオイルを活用する油冷であること。
水冷エンジンと比較してエンジン冷却に必要なパーツ数を大きく減らすことができるため、車体の軽量化に繋がっています。
車両重量は158kgと250ccクラスのスポーツバイクの中では最軽量の部類で、GSX250Rと比較すると20kgも軽量。
車体の軽さとコンパクトさに加え、ハンドルの切れ角が大きく取り回しがしやすい特性から初心者や女性からの支持も多く集めているバイクです。
また、GSX250Rと同様に新車のメーカー希望小売価格や中古車の車両本体価格が他メーカーの250ccスポーツバイクと比較して落ち着いている傾向にあるため、ジクサーSF250もコスパを求める方におすすめです。
GIXXERSF250
GIXXER SF250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2010 mm | 全幅 | 740 mm |
全高 | 1035 mm | シート高 | 800 mm |
ホイールベース | 1345 mm | 車両重量 | 158 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト油冷単気筒 | ||
最高出力 | 19kW(26PS) / 9300RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 7300RPM |
ホンダ CBR250R
CBR250Rは水冷単気筒エンジンを採用したスポーツバイク。
最大出力は29馬力を発揮し、低速トルクのある性格なためストップ&ゴーの多い街乗りなどに向いている特性となっています。
2016年モデル以降は後期モデルとなり、ヘッドライトが2灯に変更され外観の印象が大きく変わることになりました。
また、後期モデルはシートの幅が前期モデルよりも絞られた事により足つき性が良くなっていることもポイントです。
既に生産が終了されているモデルとなりますが、ファイナルは2017年モデルと年式が比較的新しいことから現在でも現実的に中古車の購入が可能です。
中古車の車両本体価格も250ccスポーツバイクの中では落ち着いている部類に属し、単気筒エンジンで燃費が良いことからもコスパに優れたバイクといえます。
CBR250R
CBR250R ABS 2017年モデル スペック | |||
全長 | 2035 mm | 全幅 | 720 mm |
全高 | 1120 mm | シート高 | 780 mm |
ホイールベース | 1380 mm | 車両重量 | 164 kg |
燃料タンク容量 | 13 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 21kW(29PS) / 9000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 7500RPM |
250ccオフロードバイクの人気車種
オフロードバイクとは山道・林道・岩場・砂地などありとあらゆる路面を走破することを想定して開発されたバイク。
その走破性の高さや小回りがきく特徴からレスキューバイクや陸上自衛隊の偵察用のバイクとして採用されることも。
オンロードバイクでは味わう事が難しいオフロード走行の楽しさを感じることができるため、セカンドバイクとしても人気が高いカテゴリです。
ホンダ CRF250L
オンロードでのスポーツ走行性能の高さを持ちつつオフロードにも対応しているため万能な使い方の出来るバイクです。
2023年モデル以降では後輪のABSをキャンセルできる機構を搭載するなどより本格的にオフロード走行を楽しめる仕様も追加されています。
前後のサスペンションストロークを伸ばし、シートを厚くしてオフロード走行性能を向上させたCRF250L sもラインナップされています。
CRF250L
CRF250L 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2210 mm | 全幅 | 900 mm |
全高 | 1165 mm | シート高 | 830 mm |
ホイールベース | 1440 mm | 車両重量 | 141 kg |
燃料タンク容量 | 7.8 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 9000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 6500RPM |
ホンダ CRF250RALLY
世界一過酷と言われるバイクレースに、砂漠や山岳地帯などのありとあらゆる路面を走破するダカールラリーが挙げられます。
そんなダカールラリーに参戦しているCRF450ラリーを彷彿とさせるデザインが特徴的なのがCRF250ラリーです。
CRF450ラリーの設計やデザインなどを受け継ぎ、CRF250Lよりもツーリング性能の高さが際立ちアドベンチャー要素も含んだモデルとなっています。
燃料タンクは12.8Lと大容量で、大型スクリーンやナックルガードを標準搭載しているため長距離走行時の快適性も向上しています。
CRF250L同様に前後のサスペンションストロークを伸ばし、シートを厚くしてオフロード走行性能を向上させたCRF250RALLY sもラインナップされています。
CRF250RALLY
CRF250RALLY 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2200 mm | 全幅 | 920 mm |
全高 | 1355 mm | シート高 | 830 mm |
ホイールベース | 1435 mm | 車両重量 | 153 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 9000RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 6500RPM |
ヤマハ セロー250
『二輪二足』というコンセプトの元に登場したマウンテントレールの始祖がセロー250です、
ほどよいパワーに加え、サスペンションストロークも長く比較的扱いやすいため、オフロードの入門バイクとしても人気の高いバイクです。
軽量で扱いやすいことから林道やオフロードを走らないという方にもおすすめできるバイクです。
また、スクリーン・ナックルガード・リアキャリア・アンダーガードなどを搭載し、長距離走行性能を高めたツーリングセローもラインナップされていました。
SEROW250
SEROW 250 2020年モデル スペック | |||
全長 | 2100 mm | 全幅 | 805 mm |
全高 | 1160 mm | シート高 | 830 mm |
ホイールベース | 1360 mm | 車両重量 | 133 kg |
燃料タンク容量 | 9.3 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 14kW(20PS) / 7500RPM | ||
最大トルク | 20N・m(2.1kgf・m) / 6000RPM |
ヤマハ WR250R
オフロード界のYZF-R1というコンセプトで開発され、250ccオフロードバイクの中でもトップクラスの性能を発揮するバイクです。
250ccオフロードバイクの中でもトップクラスの走行性能を発揮します。
オフロード性能が非常に高いバイクのため林道でも問題なく走行が可能です。
WR250R
WR250R 2016年モデル スペック | |||
全長 | 2190 mm | 全幅 | 810 mm |
全高 | 1235 mm | シート高 | 895 mm |
ホイールベース | 1425 mm | 車両重量 | 132 kg |
燃料タンク容量 | 7.6 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 23kW(31PS) / 10000RPM | ||
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m) / 8000RPM |
250ccモタードの人気車種
モタードとはオフロードバイクにオンロードバイクのタイヤを装着し、ホイールを小径化することでオンロードでの走行性を高めたカテゴリです。
スーパーモタードというレースが名前の由来となっており、コースによって違いは出ますが、舗装路80%、未舗装路20%を組み合わせたコースで速さを競うというもの。
本格的なオフロードを走ることは難しいものの、軽い未舗装路であれば走行は可能。
見た目がアグレッシブなモデルも多く、街乗りもしやすいことから注目を集めています。
ホンダ CRF250M
ホンダのオフロードバイクCRF250LをベースにしたモタードがCRF250Mです。
車体が軽量で扱いやすくエンジンは低回転から力強いなどトータルバランスに優れているため、初心者にもおすすめの一台です。
CRF250M
CRF250M 2017年モデル スペック | |||
全長 | 2125 mm | 全幅 | 815 mm |
全高 | 1150 mm | シート高 | 855 mm |
ホイールベース | 1445 mm | 車両重量 | 146 kg |
燃料タンク容量 | 7.8 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 8500RPM | ||
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m) / 6750RPM |
ヤマハ WR250X
オフロードバイクのYZF-R1というコンセプトで開発されたWR250RのモタードバージョンがWR250Xです。
性能を徹底的に追求して生まれたモデルだけにその走りは刺激的。
水冷4バルブDOHCエンジンは高回転まで回り、国産250ccのモタードとしてはトップクラスの動力性能を誇ります。
WR250X
WR250X 2016年モデル スペック | |||
全長 | 2125 mm | 全幅 | 810 mm |
全高 | 1190 mm | シート高 | 870 mm |
ホイールベース | 1435 mm | 車両重量 | 134 kg |
燃料タンク容量 | 7.6 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 23kW(31PS) / 10000RPM | ||
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m) / 8000RPM |
カワサキ DトラッカーX
250㏄クラスのモタードの中で最も有名で、日本にモタードを定着させたパイオニア的存在といっても過言では無いのがDトラッカーです。
スポーツ性の高さや街乗りでの快適性などあらゆる面で高いパフォーマンスを発揮します。
倒立フロントフォークや調整可能のリヤサスペンションなどの本格的に走るための装備を備えている事もポイントです。
DTRACKERX
D-TRACKER X 2016年モデル スペック | |||
全長 | 2130 mm | 全幅 | 795 mm |
全高 | 1125 mm | シート高 | 860 mm |
ホイールベース | 1420 mm | 車両重量 | 138 kg |
燃料タンク容量 | 7.7 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 9000RPM | ||
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m) / 7000RPM |
カワサキ KLX230SM
KLX230Sをベースに17インチホイールと倒立フォークや大径フロントブレーキディスクを採用したのがKLX230SMです。
ストリートでの走行もしやすいセッティングとなっているため、幅広いシーンで活躍する一台です。
KLX230SM
KLX230SM 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2050 mm | 全幅 | 835 mm |
全高 | 1120 mm | シート高 | 845 mm |
ホイールベース | 1375 mm | 車両重量 | 136 kg |
燃料タンク容量 | 7.4 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト空冷単気筒 | ||
最高出力 | 14kW(19PS) / 7600RPM | ||
最大トルク | 19N・m(1.9kgf・m) / 6100RPM |
250ccアドベンチャーバイクの人気車種
アドベンチャーバイクはアドベンチャー(冒険)という名の通り長距離走行の快適性を高め、荒れた路面での走行も視野に入れたツーリングモデルのバイクです。
アドベンチャーバイクは大型クラスを中心にラインナップされる傾向にありますが、250ccクラスでは大型クラスと比較して軽量で扱いやすいモデルが多いため、アドベンチャーの入門の1台としての人気が高いジャンルです。
スズキ Vストローム250
Vストローム250は鳥のクチバシのような尖ったデザインが特徴。
一見すると250ccに見えないような大きさを感じますが、実際に載っていますと意外にもフレンドリーな乗り味なのでバイク初心者の方でも安心して乗れるオンロード向きな性格。
未舗装路を走行することは難しいですが、砂利道などは比較的安定して走行することができます。
VSTORM250
V-Strom 250 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2150 mm | 全幅 | 880 mm |
全高 | 1295 mm | シート高 | 800 mm |
ホイールベース | 1425 mm | 車両重量 | 191 kg |
燃料タンク容量 | 17 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 18kW(24PS) / 8000RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 6500RPM |
カワサキ ヴェルシスX250ツアラー
カワサキのスポーツバイクNinja250系統の高回転型エンジンを搭載したスポーツ走行もできる250ccアドベンチャーバイク。
ナックルガード・パニアケース・エンジンガード・フォグランプといったオプションパーツを純正で装備している事に加え、メンテナンスがしやすくなるセンタースタンドを採用している事もポイント。
VERSYSX250TOURER
Versys-X 250 TOURER 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2170 mm | 全幅 | 940 mm |
全高 | 1390 mm | シート高 | 815 mm |
ホイールベース | 1450 mm | 車両重量 | 183 kg |
燃料タンク容量 | 17 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷並列2気筒 | ||
最高出力 | 24kW(33PS) / 11500RPM | ||
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m) / 10000RPM |
KTM 250アドベンチャー
250ccクラスの中で最も本格的なアドベンチャーバイクと言っても過言では無いのが250アドベンチャーです。
KTMのアドベンチャーモデルでは最も排気量が小さいモデルとなっておりますが、オフロード走行時にリアブレーキのABSを解除する機構も搭載しており、未舗装路の走行も楽しむことが可能です。
250ADVENTURE
250ccビッグスクーターの人気車種
250ccのビッグスクーターは通勤・通学に便利なバイクです。
125ccや50ccのスクーターを選ぶ方も多いですが、250ccクラスはパワーがある分ゆとりをもって走ることができ、高速道路を走行することも可能なのでルート選びの選択肢がぐっと広がります。
また、シート下スペース容量も50ccや125ccのスクーターと比較して多い傾向があるため、積載性に優れているのもポイントです。
ホンダ フォルツァ
フォルツァは2000年に初登場した250ccのビッグスクーターですが、2018年のフルモデルチェンジを境に大きく変わりました。
新世代環境対応型スクーター用エンジンのeSP+エンジンを搭載することで、環境性能の向上や低燃費で力強い走りを実現しています。
走行性能に関しては250ccビッグスクーターの中でもトップクラスでスポーティーな味付けとなっています。
また、スマートキーや無段階で高さ調整ができる電動スクリーンを採用するなど利便性にも優れています。
FORZA
FORZA 2022年モデル スペック | |||
全長 | 2145 mm | 全幅 | 750 mm |
全高 | 1360 mm | シート高 | 780 mm |
ホイールベース | 1510 mm | 車両重量 | 186 kg |
燃料タンク容量 | 11 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 17kW(23PS) / 7750RPM | ||
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m) / 6250RPM |
ヤマハ XMAX
ヤマハのスポーツスクーターの250㏄モデルのXMAX。
シャープでスタイリッシュなデザイン
環境性能と燃費や動力性能を追求したブルーコアエンジンを搭載。
バックボーンフレームを搭載しているためフレーム剛性が高く、走行時の安定性や操舵安定性が高いのもポイントです。
XMAX
XMAX 250ABS 2023年モデル スペック | |||
全長 | 2180 mm | 全幅 | 795 mm |
全高 | 1410 mm | シート高 | 795 mm |
ホイールベース | 1540 mm | 車両重量 | 181 kg |
燃料タンク容量 | 13 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 17kW(23PS) / 7000RPM | ||
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m) / 5500RPM |
スズキ バーグマン200
バーグマンは250ccよりも排気量が少なく150ccクラスと250ccクラスの丁度真ん中のポジションですが、双方のいいとこどりをしたビッグスクーターと言えます。
250ccクラスのスクーターよりも車体が軽量でコンパクトで扱いやすく小回りも効きやすいという特徴があります。
それでいて高速道路が走行可能で、道路の流れに合わせて余裕ある走りが可能。
足元のスペースも広くゆったり乗ることができます。
BURGMAN200
BURGMAN 200 ABS 2021年モデル スペック | |||
全長 | 2055 mm | 全幅 | 740 mm |
全高 | 1355 mm | シート高 | 735 mm |
ホイールベース | 1465 mm | 車両重量 | 165 kg |
燃料タンク容量 | 10 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 13kW(18PS) / 8000RPM | ||
最大トルク | 16N・m(1.6kgf・m) / 6000RPM |
ヤマハ マジェスティ
ビッグスクーターブームの立役者と言っても過言では無いのがマジェスティです。
人気車種ということもあり中古バイク市場での流通台数も豊富なため選びやすい車種と言えるでしょう。
また、ロングセラーモデルである分同じマジェスティでも型式によって性能や中古車の車両本体価格は大きく変わります。
現在マジェスティを選ぶのであれば型式4D9のモデルが現実的でしょう。
MAJESTY250
MAJESTY 2014年モデル スペック | |||
全長 | 2175 mm | 全幅 | 770 mm |
全高 | 1185 mm | シート高 | 700 mm |
ホイールベース | 1550 mm | 車両重量 | 188 kg |
燃料タンク容量 | 12 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 14kW(19PS) / 6500RPM | ||
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m) / 5000RPM |
スズキ スカイウェイブ250
スカイウェイブもマジェスティと並んで高い人気を誇っていたロングセラーモデルの250ccビッグスクーターです。
変速モードの搭載されたタイプM、エアロマスクなどカスタムが搭載されたタイプSSなどメーカーオリジナルの段階で様々なバリエーションがラインナップされているのもポイント。
マジェスティと同じくロングセラーバイクで型式により大きく性能や中古車の車両本体価格が変わるため、現実的に選ぶのであればCJ44Aモデル以降の型式がおすすめと言えます。
SKYWAVE250S
SKYWAVE 250 Type S BASIC 2014年モデル スペック | |||
全長 | 2270 mm | 全幅 | 760 mm |
全高 | 1225 mm | シート高 | 710 mm |
ホイールベース | 1585 mm | 車両重量 | 214 kg |
燃料タンク容量 | 13 L | 燃料供給方式 | インジェクション |
エンジン | 4スト水冷単気筒 | ||
最高出力 | 19kW(26PS) / 7500RPM | ||
最大トルク | 25N・m(2.5kgf・m) / 6000RPM |
250ccバイクには魅力的なバイクが沢山!
250ccバイクは初心者からベテランライダーまで幅広い層から人気の排気量帯です。
車検がないことで維持費が抑えられ、車両の価格も400ccや大型クラスと比較して安い傾向にあり、コスパにすぐれているのもポイント。
今回紹介したバイク以外にも各メーカーから魅力あるバイクがたくさんラインナップされていますので、気になっている方はバイク王公式HPで在庫情報をチェックしてみてください!