秋吉台道路(カルストロード) ~山口県道242号秋吉台公園線~
公開日:2016.01.06 / 最終更新日:2024.04.24
勝手に指標
- 秘境感
★★☆☆☆ - 天空感
★★★★☆ - 潮風感
・・・・・ - 爽快感
★★★★★ - 根性感
★☆☆☆☆ - 開放感
★★★★★
異世界感抜群。見渡す限り岩羊の群!
国内屈指!感激必至の大絶景ロード
緩やかな丘が点在する大草原の中、まるでヒツジの群れのように点在する石灰岩の露出。日本一の規模を誇る、異世界感抜群のカルスト台地がここ秋吉台だ。
この大草原を縦断する国内屈指の絶景ロードが、山口県道242号秋吉台公園線、通称「カルストロード」と呼ばれる観光ロードである。
総延約13km。かつては有料道路だったのだが現在は無料開放されており、その特異な風景と共に、山中とは思えない解放感溢れる爽快ロードとして有名なルートである。
熱狂的ファンも多い上、山口県を代表する観光資源として大々的にPRされており、休日や連休ともなれば各地より観光客が殺到する為、ある意味では「定番」の観光地と言っても良いだろう。しかし、定番には定番なりの理由がある。渋滞があろうが、観光客が多かろうが、この日本一の大絶景は一生に一度は拝んでおいて絶対に損はない。また、たまに観光バスの往来はあるものの、平日は意外と交通量は少なく、機会のある方であれば爽快さもプラスされた大変満足度の高いルートでもある。
また、この大平原ではとっておきの観賞方法がある。それは、カルストロード途中にある駐車場にバイクを置き、約1時間程度の時間を費やして徒歩で散策する事だ。ツアーの観光客が大変少ない為、一大観光地にも関わらず、秘境感すら堪能する事もできるのだ。
本ブログ上の写真は許可を取った上で撮影しており、実際はバイクでの侵入は不可。しかし、カルストロードから見える稜線の先まで歩けば、それまでの絶景すらチープに思える程の大展望が潜んでいる。徒歩観賞ルートは看板も整備されており、迷う心配も皆無。散策路も比較的平坦な為、ライディングシューズでも全く問題ない。カルストロードを訪れた際は、絶対に時間を惜しまず散策する事をお勧めしたい。
国内最大級のカルスト地形であると言う事は、その地下には大鍾乳洞もある。「秋芳洞」と呼ばれるこの鍾乳洞、こちらも規模は国内屈指だ。
現在判明しているだけでも総延は約8.5km。国内第4位の規模を誇っている。冥王の神殿の如く、様々な奇岩や特異な地形が連なっており、こちらも見応えは抜群だ。
走って良し。観て良し。定番ながら大変満足度の高い道路&観光地域。タイトコーナーも少なく、マスツーリングにも大変お勧めな絶景ロードだろう。
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観光バスや人混みとは一切無縁の大展望。目前の稜線を先をカルストロードが走っている。こちらが裏秋吉台。マイナーながら独り占めの絶景が潜んでいるのだ。
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幅は軽トラ1台分。地元民用の細い踏み跡があるのみの秘密の裏道ルート。侵入には許可が必要な為、通常バイクで走れる場所でないのが残念だが、徒歩では十分来れる。
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あの丘の先がカルストロード。裏からの景色は解放感抜群だ。この風景は、駐車場より徒歩で往復約60分程度の時間があれば堪能可能だ。
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アドベンチャースタイルのツアラーはオフ車に似たポジションの為、荷物満載でもバランスが取りやすい。ダートが楽しいバイクだ。
秋芳洞は国内屈指の洞窟であると共に国内屈指の観光地でもある。しかし、ルートによっては中々エキサイティングなルートもあり冒険的要素も強い為、かなり楽しめるぞ。
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まるで魔王のシャンデリアのような石灰岩のツララ。このような特異な光景が洞窟内に多数点在している。国定天然記念物にも指定されており見応え抜群だ。
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こちらは秋芳洞で最も大定番の光景。教科書等で見た方も多いかもしれないが、やはりナマで見るとスケールの大きさに圧倒される。
~別府弁天池湧水~
カルストロード周辺のマイナーながら素晴らしいポイントを1件。本当に蒼い水が大量に湧き出す泉がある。これは写真加工をしている訳ではなく見たままの色。毎秒168Lもの湧水を噴出させるドリーネ池なのだ。名水100選にも選定されており、実際に飲用する事も可能。池畔にある蕎麦屋も隠れた名店としてファンが多い。
マップ
- 34.246372, 131.309512
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34.246372, 131.309512
秋吉台道路(カルストロード)
- in-out
- ビューポイント
- スポット(レストラン、道の駅、温泉、etc.)
ロードデータ
交通量
国内屈指の観光地でもあり、大型観光バスやマイカー等、交通量は大変多く、休日には渋滞もしばしば発生する。但し、景色は抜群!絶対に一度は走っておきたい。
路面
全体的に道幅は広く、多少荒れた部分はあるものの、路盤状態は大変良い。ただし、路側帯が大変狭い為、路駐は非常に危険。駐車場の広い途中の休憩所を活用しよう。