バイクの免許の種類について徹底解説!
公開日:2025.01.25 / 最終更新日:2025.01.25
50ccの原付スクーターでも1300ccのメガスポーツモデルでも、公道を運転する際には必ず運転免許証が必要です。
免許を取得してからバイクを購入するのか、欲しいバイクがあってそのバイクの排気量に応じた免許を取得するかは人それぞれですが、道路を走行する際に守るべき法令やモラル、実際にバイクを運転して安全に走行できる技能を身につけることが重要です。
本記事では原付バイクから大型二輪までの免許の種類や特徴、それぞれの免許で乗ることができるバイクの種類を解説します。
バイク免許の種類
道路交通法第84条第1項では、原動機付自転車(いわゆる原付)から自動二輪車、乗用車やトラックに至るまで、すべての自動車を公道で運転するには国家公安委員会が定める運転免許を取得しなければなりません。
自動車は660ccの軽自動車でも4000ccのスポーツカーでも同じ免許証で運転できますが、バイクの免許は排気量によって区分されています。
それらは排気量が小さい方から「原付免許」「小型二輪免許」「普通自動二輪免許」「大型自動二輪免許」に区分され、それぞれの区分の中でさらに細分化されている免許もあります。
原付免許
運転できるバイク | 50cc以下のバイク 定格出力0.6kW以下のバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 16歳 |
一般道法定速度 | 30km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行不可 |
2人乗り | 不可 |
原付免許は排気量50cc以下(電動モーターの場合は定格出力0.6kW以下)の原動機で走行する原動機付自転車を運転するために必要な免許で、16歳以上であれば誰でも取得できます。
原付免許以外の免許を取得する際は「学科試験」と「技能試験」の2科目があるのに対して、原付免許は学科試験しかなく、各都道府県の運転免許試験場(運転免許センター)で直接受験します。
マークシート式の学科試験に合格した場合、運転免許試験場によってはその後に実際に原動機付自転車を運転する講習を行うこともあります。
その際は長袖、長ズボンの着用が条件となる場合もあるので、事前に受験する試験場のホームページなどで試験の実施要項を確認しておくことが重要です。
ただし、普通自動車免許を取得していれば、原付免許はここに含まれるため改めて取得する必要はありません。
原付バイクにはクラッチ無しのスクーターとクラッチ付きのギヤミッション車がありますが、原付免許はどちらも運転できます。いずれの場合も乗車定員は1名で、二人乗りはできません。
特に定めのない一般道の法定速度は30km/hとなり、3車線以上の通行帯がある道路(多通行帯道路)で右折する際は左車線を直進して交差点を渡りその先で一旦停止し、曲がる先の信号が青になったら進行する二段階右折を行わなくてはなりません。
ただ、3車線以上の道路でも小回り右折の標識がある場合は2段階右折する必要はありません。
また近年増加しているペダルをこがずに走行できるフル電動自転車(モペット)も、原動機付自転車に含まれるため、運転するには原付免許が必要です。
小型二輪免許
運転できるバイク | 125cc以下のバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 16歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行不可 |
2人乗り | 可能 |
道路運送車両法上における第二種原動機自転車である、51~125ccのバイクを運転するために必要なのが小型二輪免許です。
この免許の正式名称は「普通自動二輪車免許(小型二輪限定)」ですが、後に解説する400cc以下のバイクを運転できる「普通自動二輪車免許」と混同しやすいため、ここでは小型二輪免許として話を進めます。
小型免許は16歳から取得でき、50cc車にある時速30km/hの速度制限や二段階右折がなく、免許取得から1年が経過すれば二人乗りも可能です(バイクの乗車定員が2名の場合)。
免許取得方法は原付と同様に運転免許試験場で直接試験を受ける方法もありますが、指定自動車教習所を利用する方法もあります。
前者は教習代が不要という利点はありますが、小型二輪免許は学科試験に加えて技能試験もあるため、125ccのバイクを操作したことがない状態で受験して合格に必要な技能レベルに達することができるのかといえば疑問です。
指定自動車教習所を利用する場合、すでに普通自動車免許を取得していれば想像以上に短期間で免許が取得できます。
所持免許 | 学科教習 | 技能教習 |
---|---|---|
なし | 26時間 | 12時間 |
普通自動車免許 | 1時間 | 10時間 |
教習所の混雑具合により左右されますが、技能教習は1日最大4時間受講できるので、普通自動車免許があれば最短3日で卒業検定となります。
指定自動車教習所の卒業検定に合格すれば運転免許試験場での技能試験が免除となり、普通自動車免許があれば学科試験も免除となります。
平日の日中しか稼働していない運転免許試験場で何度か試験に落ちるリスクを考慮すれば、よほど時間に余裕のあるチャレンジャー以外は教習所で取得するのが現実的です。
小型二輪免許(AT限定)
運転できるバイク | 125cc以下のATバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 16歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行不可 |
2人乗り | 可能 |
50~125cc以下のバイクの中でも、クラッチ操作が必要のないオートマチック車だけに乗ることができる免許が小型二輪免許(AT限定)です。
普通自動車免許で大半を占めるAT免許がバイクの免許に適用されるようになったのは2005年で、指定自動車教習所で教習を受ける場合はマニュアルクラッチ車を対象とした小型二輪免許に比べて技能教習時間が若干短くなります。
小型二輪免許(AT限定)の教習時間は以下の通りです。
所持免許 | 学科教習 | 技能教習 |
---|---|---|
なし | 26時間 | 9時間 |
普通自動車免許 | 1時間 | 8時間 |
上記の通り、すでに普通自動車免許を取得しているのであれば技能教習は8時間なので、最短2日で取得可能となります。
オートマチックというとスクーターを想定しがちですが、ホンダ車であればCT125ハンターカブやスーパーカブ110、ダックス125などの遠心クラッチモデルもマニュアルクラッチがないため、このAT限定免許で乗ることができます。
普通自動二輪免許
運転できるバイク | 400cc以下のバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 16歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行可能 |
2人乗り | 可能 |
高速道路の走行が可能となる、400ccまでのバイクに乗ることができるのが普通二輪免許です。
免許取得可能年齢が16歳、一般道の法定速度上限が60km/h、免許取得から1年を過ぎれば二人乗り走行が可能な点は小型二輪免許と同じですが、125cc以上のバイクであれば高速道路を走行できる点が最大の特長です。
道路交通法では普通自動車免許はひとつの区分ですが、道路運送車両法で車両に通目すると125cc~250cc以下は「軽二輪」、250cc超が「小型二輪」となります。
軽二輪はナンバープレートが白枠(緑枠ではない)で車検がなく、小型二輪はナンバープレートに緑枠が付き2年に一度(新車登録車の1回目は3年)の車検があります。
普通自動二輪免許も原付、小型二輪免許と同じく運転免許試験場での直接試験と指定自動車教習所を利用する方法があります。
しかし直接試験の場合、たとえ125ccのバイクに乗った経験があったとしても、それより格段に大きくて重い400ccの検定車をスムーズに操作することは簡単ではなく、指定自動車教習所で技能教習を受けて運転免許試験場では技能試験免除を選択するのが合理的であり適切だと言って良いでしょう。
普通自動二輪車免許(AT限定)
運転できるバイク | 400cc以下のATバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 16歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行可能 |
2人乗り | 可能 |
400cc以下のバイクのうち、オートマチック車のみに乗ることができる免許が普通自動二輪免許(AT限定)です。
免許取得のための条件等は普通自動二輪免許と同様で、高速道路の走行が可能となるのが小型二輪免許(AT限定)との相違点です。
車種に注目すると主に150cc~300ccクラスのスクーターがこの免許に該当し、ホンダのPCX160やヤマハのトリシティ300などに乗ることができます。
指定教習所を利用する場合、普通自動二輪免許より技能教習がわずかに短縮されますが、AT限定なのでマニュアルクラッチ車には乗れない点に注意が必要です。
これは免許区分をまたいでも適用され、125ccの小型二輪車を運転する際もクラッチ車には乗れません。
具体的には遠心クラッチのダックス125は乗れますが、マニュアルクラッチのモンキー125は運転できません。
大型自動二輪免許
運転できるバイク | 全てのバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 18歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行可能 |
2人乗り | 可能 |
大型自動二輪免許は排気量の制限を受けることなく、どんなバイクも運転できるバイク免許界で最上位の運転免許です。
上位の運転免許とはそれ以下の免許範囲を包括するもので、大型自動二輪免許を取得すれば普通二輪車(MT・AT)、小型二輪車(MT・AT)、原付を運転することができます。
一般道の法定速度が60km/h、高速道路走行可能、二人乗り走行可能といった条件は当然ですが、免許取得可能年齢が18歳となるのが他の免許との相違点です。
かつて400cc以上のバイクに乗るには、運転免許試験場で試験を受ける以外の手段がなく、中型自動二輪免許の「限定解除」と呼ばれた試験は合格率が非常に低い狭き門でした。
その制度が改正されて大型自動二輪免許が新設されたのが1995年で、時を同じくして大型自動二輪免許が教習所でも取得できるようになり、それまでよりも多くのライダーがビッグバイクに乗れるようになり、リターンライダーと呼ばれるかつての中型免許ライダー層の返り咲きにも一役買いました。
ちなみに401cc以上の大型自動二輪車も道路運送車両法上では251cc~400ccと同じ小型二輪に属し、ナンバープレートの緑枠や車検がある点も同様です。
大型自動二輪免許(AT限定)
運転できるバイク | 全てのATバイク |
---|---|
取得可能年齢 | 18歳 |
一般道法定速度 | 60km/h |
高速道路・自動車専用道路 | 走行可能 |
2人乗り | 可能 |
400cc以上のATバイクを運転するために必要な免許が大型自動二輪免許(AT限定)です。
半クラッチやシフトアップやシフトダウンといったクラッチ操作なないため、指定自動車教習所では大型自動二輪免許よりも技能教習の設定時間が短くなっています。
ホンダのX-ADVやヤマハのTMAX560のようなスクータータイプはもちろんですが、ホンダのレブル1100やCRF1100LアフリカツインのDCTモデルやヤマハのFJR1300ASのYCC-S、MT-09のY-AMTなど、CVTではなくギヤの組み合わせで変速を行っていても、手動のクラッチ操作が不要な機種はこの免許で運転できます。
バイク免許の選び方
原付から大型自動二輪まで、バイクの免許には7つもの種類があります。その中からどの免許を選べば楽しいバイクライフを過ごすことができるのでしょうか?
大型自動二輪免許があれば世界中のバイクに乗ることができますが、経験が浅いうちは小排気量車でトレーニングした方が良いとか、ビッグバイクで見栄を張るより自動車保険のファミリーバイク特約が使える125ccが乗れる小型二輪免許が賢いなど、さまざまな観点があります。
ここでは免許選びの参考となるヒントを紹介します。
自分の体格にあったバイクに乗る事ができる免許を選ぶ
コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視する昨今のトレンドからすると、バイクの免許もなるべく無駄なく取得したいのは確かです。
ただ、バイクのライディングはフィジカルなスポーツです。
教習所で技能教習を受けるとはいえ一般公道では勝手が違うことも多く、バイクは自動車の教習のように高速道路を走行する機会のない分、若葉マークのビギナーライダーは速度に対する慣れや判断能力も充分では無いと言えるでしょう。
現在の普通自動車免許が中型免許と呼ばれていた時代に400ccに乗っていたライダーが長年のブランクを経て自動車教習所で大型自動二輪免許を取得すれば、昔取った杵柄とばかりに最新のツアラーやメガスポーツに食指が動くのも無理はありません。
しかし、バイクは「走らせる」より「止まらせる」方が難しい乗り物です。
いくらABSがあっても、そもそもの判断が的確でなければ性能を引き出すことはできません。
ライダーの体格はさまざまで、『信号待ちで片足つま先バレリーナ状態でもどうしても乗りたいバイクに乗りたいんだ!』という気持ちも分かります。
しかし足着きに緊張するばかりに交差点の一時停止を軽んじれば事故の元にもなりかねません。
免許を取得するにもお金が掛かるので、小型二輪、普通自動二輪、大型自動二輪とステップアップするプロセスにもどかしさを覚えることもあるでしょう。
それならその思いを教習所に伝えてみるのも良いかもしれません。
教習所のスタッフはバイク未経験を教えるプロなので、普通自動二輪を取りたいと思っていても小型二輪を勧められるかもしれません。
憧れのバイクがあって「○○に乗りたいからバイクの免許が欲しい!!」というのであれば、それも伝えて良いと思います。
例えばそれが400ccモデルだとした場合、免許は普通自動二輪を取った上で1年間は125ccに乗って経験を積むのも有効です。
大型自動二輪の場合、教習所によっては普通自動二輪免許取得者でなければ教習が受けられないこともあります。
これも普通二輪以下で経験を積むという点では息があると思います。
なにはともあれ、バイクライフを長く続けるためには免許選びもバイク選びも無理をしない、背伸びをしないことが肝要です。
自分の乗りたいバイクが乗れる免許を選ぶ
排気量 | 50cc | 51cc~125cc | 126cc~400cc | 401cc~ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トランスミッション | AT | MT | AT | MT | AT | MT | AT | MT |
普通自動車免許 | ○ | ○ | ||||||
原付免許 | ○ | ○ | ||||||
小型二輪免許 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
小型二輪免許 (AT限定) |
○ | ○ | ○ | |||||
普通自動二輪免許 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
普通自動二輪免許 (AT限定) |
○ | ○ | ○ | ○ | ||||
大型自動二輪免許 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
大型自動二輪免許 (AT限定) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
免許は無理をしないことが大切ですが、その一方で自分が乗りたいバイクに合った免許を選ぶことも忘れてはいけません。
特に小型二輪以上の免許にはMTとATがあるので注意が必要です。
軽自動車からミニバンまで、新車の自動車の大半はATとなり、MTの方がレアになりつつあります。
EV車にはそもそもトランスミッションがありません。
それに比べるとバイク、中でもスポーツモデルは今なおMT車が大勢を占めています。
ホンダにはAT免許で乗れるDCT車がありますが少数派です。
上の表からも明らかですが、どんなバイクでも乗れる大型自動二輪免許でも、AT限定免許では125ccのモンキー125にも乗れません。
そんな理不尽な……と感じるかもしれませんが、AT限定免許はAT車に乗るためのものなので仕方ないのです。
AT限定免許を取得した後でMT車を運転したくなったような場合には限定解除をすることもできますが、よほどの理由がない限りMT免許を取得した方がバイク選びの選択肢が広がるのは確かです。
前段では『無理をしない、背伸びをしない』と書きましたが、クラッチレバー操作やシフトペダル操作に自信がなくても、何か特別な理由がない限りは免許取得はATよりMTで行った方が良いと筆者は思います。
また、初めてのバイク選びで迷っているのであれば、高速道路も走行できて車検がない=維持費を抑えられる250ccクラスがおすすめなので、その場合は普通自動二輪免許を選択すると良いでしょう。
一発試験はおすすめできない
運転免許試験場での「学科試験」だけで合否が決まる原付免許を除き、小型二輪免許(AT限定を含む)、普通自動二輪車免許(AT限定を含む)、大型自動二輪免許(AT限定を含む)には「学科試験」に加えて実際にバイクを正しく安全に操作できることを判断する「技能試験」があります。
小型二輪免許以上の免許を取得する場合、教習所に通う方法だけでなく運転免許試験場で直接受験する、俗に一発試験と呼ばれる方法もあります。
指定自動車教習所で行う技能教習では、乗車時の安全確認から発進・停止という基本操作、低速でのバランスが必要な直進狭路(一本橋走行)、安全に素早く停止する急制動、凸凹路を走行する波状路、パイロンスラローム、坂道発進などさまざまな課題を行います(免許の種類によって行う課題は異なります)。
たとえば普通自動二輪免許は、現在所持している免許がない場合19時間の技能教習を行います。
普通自動二輪免許所持者がステップアップで大型自動二輪免許を取得する際も12時間の技能教習を行います。
それらは教習所のコース内で行うものですが、公道で走行する際に必要な基本的なテクニックが含まれており、プロの教官の目によって習熟度を厳しくジャッジされます。
そして指定自動車教習所の卒業検定を合格すれば、運転免許試験場での技能試験が免除されます。
これに対して一発試験は運転免許試験場のコースで先に挙げた課題走行を行いますが、試験場で事前に練習することはできず自分の乗り方が正しいかどうか、課題ごとでカギとなる重要なポイントも教わることはできません。
それは模擬試験なしで学校の入学試験に臨むようなもので、よほどのセンスと才能がない限り合格に必要な得点を取ることは容易ではありません。
試験に受かることももちろん重要ですが、指定自動車教習所ではバイクを安全に取り扱うための技術を学べるのが大きな利点となります。
小型二輪免許は教習所で取得し、125ccのバイクで経験を積んでから普通自動二輪免許の一般試験に挑む、あるいは普通自動二輪車免許を教習所で取得して大型自動二輪免許は一発試験にチャレンジするという方法もありますが、運転免許試験場が稼働しているのは平日の日中だけで、何度か試験に落ちればあっという間に時間が経過してしまいます。
そう考えると指定自動車教習所で技能教習をしっかり受けて、運転免許試験場での技能試験免除を選択した方が、一発試験でチャレンジするより賢明と言えるでしょう。
免許を取得しながらバイクも探し始めるのがおすすめ
教習所で免許を取得する際、インターネットを活用して学科教習を行う教習所もありますが、技能教習については乗車時間を予約して教習所に出向く必要があります。
しかし免許ごとに教習時間は決まっており、卒業時期は大まかに想定することができます。
そうなると、次に気になるのが実際のバイク選びです。
電化製品や自転車と違って、バイクは販売店で「これが欲しい!!」となってもすぐに乗って帰ることはできないケースが多いです。
新車中古車を問わず、店頭に並んでいる販売車両は納車整備や登録までにある程度の時間が必要です。
免許取り立てのビギナーは中古車から始めると良いと言われることも多いようですが、中古車のコンディションは一台ずつ異なるため、整備に必要な時間は新車より長くなる傾向もあります。
『免許は取れたけどバイクがない……。』
そんなもどかしい思いをしないためには、教習所に通いながらバイク選びを始めるがもおすすめです。
バイク王は50ccの原付バイクから排気量が1000ccを超えるようなビッグバイクまで幅広いジャンルの在庫を豊富に取り揃えてます。
また、バイク王公式HPでは全国の店舗在庫車両をメーカー、タイプ、排気量、車種名などさまざまな設定条件から選ぶことができます。
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初バイクは準備するものが多く何かと費用がかかりがちなもの。
免許取得応援キャンペーンを利用すれば割引がある分車両にかかる費用を抑えてお得に乗り出すことができます。
これから免許を取得しようとしている方は、是非バイク王の在庫情報もチェックしてみることをおすすめします。
免許の種類を知って充実したバイクライフを楽しもう
原付免許から大型自動二輪免許まで、バイクの免許には7種類の区分があります。
また小型二輪免許、普通二輪免許、大型自動二輪免許にはオートマチック車のみに乗ることができるAT限定免許もあります。
それぞれの免許の特徴は先に解説した通りで、AT限定ではない大型自動二輪免許を取得すれば排気量やMT・ATの区別なく世界中のすべてのバイクを運転できます。
とはいえすべてのライダーが大型自動二輪免許を目指す必要はありません。
高速道路を利用して全国各地にツーリングに行ってみたいのであれば126cc以上のバイクが必要なので普通二輪免許を取得する、あるメーカーの1000ccのバイクにどうしても乗ってみたいのであれば大型自動二輪免許を取得するというように、目的があることで免許取得に対するモチベーションがアップし、教習所での学科教習や技能教習にも集中できるはずです。
免許取得はバイクライフをスタートするための手段であって、重要なのは「どんなバイクに乗りたいか」「どんなバイクライフを送りたいか」という目的です。
バイクと共にある生活に夢を膨らませて、免許取得に一歩踏み出しましょう。